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 平成22年度ふるまい向上プロジェクト事業(フォーラム斐川)

 「子どもたちの食育・生活習慣づくり推進のキー会場図ワードはズバリ”連携”」

子どもたちの望ましい食生活や生活習慣を確立することは、すべての学びを支える基盤です。

また、そうした取組を推進するカギは”連携”(家庭や学校・地域の連携・専門機関との連携、学校同士の連携など)にあるといえます。

 乳幼児期からの望ましい食習慣・生活習慣の確立に向けて、どのように連携を深めていけばよいかを考える機会として、6月20日(日)、斐川町中央公民館において、平成22年度ふるまい向上プロジェクト事業「子どもの食育・生活習慣づくり」推進フォーラムを開催しました。

400名以上の参加者が集まりました。

 

 

 

基調講演「早寝、早起き、朝ごはんが脳を育む」

東北大学教授川島隆太氏

「食・生活習慣と脳の発達は大きく関係している。」kawashima

みなさんも感覚としては気づいていたと思いますが、具体的にデータで川島先生は示してくださいました。

詳しくは室長コラムをご覧ください。

 

3つの実践事例発表

1体を動かして遊ぶことをとおして(保育園の取組)

  発表者:安来市立島田幼稚園安達志保教諭

 

 標記のタイトルで研究を進めてきた成果の発表でした。しなやかな心と体を育むためには、

次のようなことが必要だということがわかりました。adachi

    1. 人との関わりの中で心が生まれます。保育者と幼児との信頼関係を気づくことが大切であり、友達との関わりや支えで、より遊びが広がったり深まったりすることがわかりました。
    2. 体を動かして楽しく遊ぶための環境の工夫が必要です。地域の方の協力で竹馬などの遊具をつくったり、園外活動を積極的に取り入れたりすることで、積極的に戸外で遊ぶきっかけ作りや異年齢の関わりの強化ができました。
    3. 進んで食べるためには、自分たちで栽培したり、収穫したりしたものを食べる経験が、好き嫌いを減らし、作った人への感謝の気持ちにつながることがわかりました。

 この3つの成果を会場の皆さんにパワーポイントや資料を使って説明されました。

 

2事例発表子どもたちのより良い成長を願った多伎町の取組

 発表者出雲市立多伎中学校:高野由美養護教諭

 出雲市立田儀小学校:影山万里養護教諭

 出雲市立岐久小学校:春日咲緒理養護教諭

「多伎教育を語る会」「多伎地域学校運営ブロック協議会」が連携し、育てたい能力・態度・習慣・意識を

 taki「めざす子ども像=たくましく気持ち明るく伝え合い故郷を愛するキラリ多伎っ子」

 と設定してすすめた健康教育の取組でした。

 下記の1,2をあわせた活動を「たきっ子ウィーク」といいます。

    1. 「630運動」:朝6時30までに起床しよう。という運動です。その理由は、授業時間にすっきり目覚めさせるためと朝しっかり朝食を取り、排便する時間を確保するというねらいからです。
    2. 「ノーテレビデー」:毎月19日を多伎町一斉ノーテレビデーとしてメディア接触の見直しを図りました。難易度別に5段階のコースを決め、家族で相談してコースを決めて取り組みます。結果として、家族と一緒に遊んだり、会話の時間が増えたりして家族のふれあいの大切さの再認識ができました。
    3. 「キラリ子育てプログラム」:0歳から15歳までの子育てプログラムです。0歳から15歳までを6つの発達段階に区切り、それぞれの時期で親や家族が心がけたいことなどを具体的な言葉で示しました。

 地域全体で取り組むことの良さが伝わってくる発表でした。

 なお、11月には、出雲市の健康教育発表会で研究の成果を発表する予定です。

 

3事例発表「米米(まいまい)たんぼの取組」

 発表者上直江北部営農組合:勝部宏文氏

 斐川町農林振興課:泉利香氏

 斐川町の地産地消の取組の一環として、米米(まいまい)田んぼの取組があります。maimai

 これは、平成17年度より斐川町内の幼稚園、小学校、中学校で使用されている全ての

 給食米を学校給食専用田「米米(まいまい田んぼ)」(9.7ha)で栽培する取組です。

 この活動は、上直江北部営農組合とJA斐川町の協力を受けて行っており今年で

 6年目の活動です。

 この活動のねらいは、斐川町農産物の積極的な利用体制を構築し、

 子どもたちに旬の安全安心なお米を提供するためです。

 参加した子どもたちからは、「これからは、一粒も残さずにごはんを食べる。」とか

 「農業の大切さがわかった。」という感想がたくさん寄せられているそうです。

 また、保護者や地域の方にもこの活動を知ってもらい、学校給食への理解も深まっているそうです。

 「安全でおいしいものをつくろう」という地域ぐるみのとてもよい取組です。

 

参加者の感想
  1.  (講演を聴いて)親として一生懸命してきたつもりでしたが、つもりで終わっていました。本当に子どものことを考えると今からできそうなことがたくさんあり、とてもためになる講演でした。
  2. (島田幼稚園の事例発表を聞いて)地域の地産地消を活かして教育に取り入れる大切さがわかりました。
  3. (島田幼稚園の事例発表を聞いて)地に足のついた取組で子どもや親にとてもよい影響を与えていると思います。
  4. 多伎町の先生方の取組が印象に残りました。親の子育ての不安を学校や行政など町ぐるみで支援するキラリ子育てプログラムは、大変心強く素晴らしい取組のように思います。
  5. 多伎町のような取組が全地域でできないといけないと思います。
  6. (斐川町の事例発表を聞いて)会場の皆さんに語りかけるようにお話をされ、とても聞きやすかったです。安全で安心な給食米づくりをこれからも続けてほしいです。
  7. 食育が脳まで関係することがよくわかりました。根拠のあるお話でとてもわかりやすかったです。
  8. 事例発表は、各地域の特性を活かした取組でおもしろかった。

 などたくさんの感想をいただきました。ありがとうございました。

 

 食に関する展示・キャンペーン

 

  • 当日は、いろいろな展示や販売もありました。まめなくんも大活躍でした。詳しくは、こちらをご覧ください。PDFファイル(can1738KB)

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