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令和2年度薬物乱用防止啓発用ポスターの募集について

県内の中学生及び高校生から薬物乱用防止に関するポスターを募集します。

1.趣旨

 我が国の平成30年中の薬物事犯による検挙者数は13,862人で、このうち覚醒剤事犯が9,868人と7割以上を占めています。

 覚醒剤押収量は、大型の密輸事件の摘発が相次ぎ平成28年から3年連続で1トンを超えるなど、深刻な状況がうかがわれます。

 大麻事犯の検挙者数は、平成21年をピークに減少傾向にありましたが、平成26年から増加に転じ、平成30年は、過去最多の3,578人が検挙されました。近年の大麻事犯の特徴としては、全検挙人員のうち初犯者や20歳代以下の若年層の占める割合が高いことが挙げられます。大麻についてはインターネット等で、「有害性がない」などの誤った情報が氾濫しており、青少年の大麻乱用の拡大につながっていると推測されます。

 また、危険ドラッグ事犯については、検挙者数は396人となり減少傾向にあるもののインターネットを通じた密売ルート等の十分な警戒が必要です。

 近年、スマートフォンの普及等により、手軽にインターネットを利用できる環境となったことで、匿名性の高いインターネットを利用して薬物密売が行われるなどの密売方法の巧妙化や潜在化がより一層進行しています。

 本県においては、平成30年の薬物事犯による検挙者数は、覚醒剤は前年より10人増加し25人、大麻は前年より1人減少し5人となり、危険ドラッグによる検挙者数はありませんでした。

 本県の薬物事犯による検挙者数は全国の状況に比べれば少数ですが、現在はインターネット等の普及により地域を選ばず薬物が流通するため、本県でもいつ急激に増加しないとも限りません。

 薬物乱用を防止するためには、密輸や密売といった供給側に対する取締りを行う一方で、薬物乱用に対する正しい知識の普及啓発を行うことが重要です。

 ついては、県内の中学生及び高校生から薬物乱用防止に関するポスターを募集し、薬物乱用の恐ろしさについて意識の醸成を図っていきます。

 なお、入賞作品は本年度作成するポスターの図案として活用します。

 

2.募集要領

令和2年度薬物乱用防止啓発用ポスター募集要領(PDF:182KB)

※募集期間は令和2年9月18日(金)で締め切りました。

 

 

3.審査結果

審査員(松江市立第四中学校・金築亨先生/松江商業高校・宇津井康興先生)による審査の結果、次の皆さんの作品が入賞作品に選ばれました。

 

入賞者作品一覧(PDF:2191KB)

講評(PDF:120KB)

 

 

 

入賞作品を島根県立図書館・益田市立図書館・出雲科学館で展示します。

展示日程等は次の一覧のとおりです。

 

〇展示会場一覧(PDF:42KB)


お問い合わせ先

薬事衛生課

島根県健康福祉部薬事衛生課
〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
(感染症対策係以外の事務室は、島根県職員会館1階(松江市内中原町52)にあります)
TEL:  0852-22-5260(水道係)
   0852-22-6530(感染症対策係)
   0852-22-5259(薬事係)
   0852-22-6529(営業指導係)
   0852-22-6292(食品衛生係)
FAX: 0852-22-6041
yakuji@pref.shimane.lg.jp