ヘッダイメージ
美味お国自慢

日本海の潮騒と三瓶高原のそよ風が奏でる味の饗宴

北に日本海を望み、南を中国山地に抱かれた島根県は、
大自然の恵みにあふれた食材の宝庫だ。
地場の特産品がプロの料理人の手にかかると、
どのように変身を遂げるのか?
「しまねの食材」の魅力を知り尽くした
料理人の技と味に迫る。

活あじの三色寄せ

活あじの三色寄せ
 初夏に旬を迎える獲れたてのあじをたたきにして、長芋、小口葱を三段に重ねた、目にも涼やかな一品。脂の乗ったあじはニンニク・生姜の隠し味が利いてやわらかく、叩いて細かくした長芋のサクサクとした歯応えとのコントラストが絶妙。全体をくずし、すりおろし玉葱とポン酢をベースにした和風ドレッシングでいただくと、爽やかな口当たりとともにあじの旨味が楽しめる。フレンチ風の盛り付けも、福井さんのオリジナルのアイデア。

すずき壁信上の美味あん

すずき壁信上の美味あん
 宍道湖七珍の一つ、すずきは全国でも名高い島根の特産。伝統的な奉書焼きや湯引きが県内では一般的な食べ方だが、ここでは白身魚のすり身をすずきで包み、蒸しあげてとろみの付いたあんをかけていただく。身が締まってコクのあるすずきとふんわりとした信上が一体となって、口の中でほろりとくずれ、とろけていく。福井さんの修業先、長崎県の郷土料理「壁豆腐」からヒントを得て着想。福乃家の代表的なメニューに定着して15年以上になる。
涼風会席膳盛り付け 涼風会席膳
福乃家料理長福井茂さん

料理長のひとこと

  大田市は和江漁港で水揚げされた海の幸や三瓶山のふもとで栽培される農産物などが豊富で、食材に恵まれたところです。
 当店では創業以来、地場産の新鮮で安心できる“旬の味”をテーマにお客さまをもてなすことをモットーに掲げています。しかし、刺身・煮物といった定番の調理法だけにこだわらず、素材の味をフルに活かした創作料理にもどんどんチャレンジしています。たとえば「あじのたたき」なども洋風に仕上げて目先の変わったひと皿でお出しすると、お客さまに新たな味覚を提供できるのでは?と願っています。今後も、地元で親しまれた食材の新しい魅力を、料理を通じて幅広く発信していきたいと思っています。 松江藩7代藩主・松平不昧公の好物だったとされるスズキ

取材協力店

料亭 福乃家(有限会社 料亭 福乃家)
※「しまね故郷料理店」
〒694-0064 大田市大田町大田ハ240
TEL0854-82-0121
http://www.fukunoya.net
営業時間/11:00〜22:00
定休日/不定休
予算/パーティー(1人3,000円〜)
   会席料理(1人5,000円〜)
前日までに要予約
 国立公園三瓶山を望む創業90年以上の老舗料亭。最大80名収容の宴会場を有し、結婚披露宴をはじめとする各種宴会場として、幅広く利用されている。地元の四季の味覚をふんだんに取り入れた会席料理膳には定評があり、創業以来変わらぬ味の鰻の蒲焼きは、市民の間で“夏の風物詩”として語り継がれている。  現在の料理長(代表取締役専務)の福井茂さんは、長崎県の料亭での修業を経て18年のキャリアを持つ。福乃家の伝統の味を守りながら、和・洋・中華を取り入れた多彩な創作料理で腕をふるう。また、ウェディングケーキや宴席で饗される自家製デザートも、福井さん自らが手がける人気の逸品だ。中でも、地元産のりんごをたっぷり使ったオリジナルのアップルパイは、インターネット販売で全国のファンに届けられている。

※「しまね故郷料理店」

こだわり「しまねの食材」のお店マーク
 島根県では、地元産の農林水産物を地元で消費することを通じて、地域の活性化を図り、地域の食材や食文化を広くPRする活動を進めています。
 「しまね故郷料理店」とは、地産地消をテーマに「しまねの味」を提供する料理店を知事が認証するもので、『こだわり「しまねの食材」のお店』と『こだわり「郷土料理」のお店』の2種類があります。
ホームページ 「しまね観光ナビ」グルメ・特産情報 http://www.kankou.pref.shimane.jp/
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