島根の鼓動
大東七夕祭
住民活動によって行われる大東七夕祭は子どもたちが多数練り歩いて特に華やか
大東の蛍
「ほたるの里」としても知られる大東町
大東町マップ
中心市街地の形成
大木原地区
大規模な土地区画整理が着々と進む大木原地区
 島根県の北東部、出雲地方のほぼ中心に位置する大東町では、町村合併を控え、町内の大木原地区に大規模な土地区画整理事業を計画。今年から造成工事を開始し、平成21年度の完成を目指している。その面積は13.7ヘクタール、全体事業費は30億円を超える。事業完成時には住宅用地のほか、商業用地・公園なども整備され、町村合併後の中心市街地として期待が高まっている。
 現在、大東町の中心市街地には県道が東西に走っているが、土地区画整理に合わせて、この県道のバイパス道路の開通も予定されている。また今年から、大木原を含む市街地の公共下水道事業の工事も始まった。平成18年後半から随時、供用を開始する予定で着々と快適な都市づくりを進めている。
よいとこネットの整備
スタジオ写真
4つのサービスを提供している「よいとこネット」のスタジオ
 大東町では昨年、情報通信基盤「よいとこネット」の整備を完了した。これによって、IP電話・告知放送・CATV・インターネットサービスと4つの情報通信利用を開始した。
 4つもの機能を網羅した市町村は全国でも稀で、「よいとこネット」は先進的事例といえる。今後は、町外ともIP電話で無料通話を可能にする計画で、さらに時代に適合した情報通信整備を進めていく予定だ。
 また、「ITの杜」と題した無料IT相談所の開設や出前パソコン教室の実施なども行っている。
定住支援センターの開設
 大東町では、定住対策にも積極的に取り組んでいる。定住支援策の一つとして今年7月、「大東町定住支援センター」を開設。その運営を町内の住民サークル「大東まちづくり研究会」に委託し、官民一体となってUIターン者を支援している。
 同センターでは、いなか暮らし体験などを企画実施して、大東町の良さをPRする一方、今後は町内の空家状況を調査した「空家マップ」を作成して、居住面からのサポートも強化していく。
 内田孝志町長は「大東町では以前から町民の活動が盛んで、いわば協働の鼓動が脈々と響いています。この響きはさらに大きなうねりとなって、これから様々な形で動き出すことでしょう」と、将来に大きく夢を馳せる。
 大東町の施策や事業は町民の自発的な活動に支えられながら、大きな実を結ぼうとしている。

column 【まちづくり役場】
まちづくり役場  大東町では中学校の旧校舎を再利用し、昨年4月から住民グループの活動拠点「まちづくり役場」として開放している。入居しているのは、木工愛好家グループ「親木遊杢倶楽部」をはじめ、「丸子山陶芸教室」「大東町の女性の集い」など6団体。各団体が集結されたことで横のつながりや親睦が深まり、まちづくりのパートナーとして各団体とも活動領域を広げている。

大東町/布施村

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