しまね新風情報

写真 写真
島根県立大学(浜田市)
 平成12年4月に、これまでの国際短期大学を4年制の県立大学へと一新させた島根県立大学。ここでは、総合政策学部と北東アジア地域研究センターが互いに手をとりあうという画期的な取り組みを礎とした教育が行なわれています。
 学部の特徴の一つとしてあげられるものに、在学中の一貫した語学教育があります。ディベート能力の習得を最終目標としている英語学習の他に、地域理解の手段として、北東アジア諸国の語学も学習します。
 二つ目の特徴として、目指す進路に合わせたコースを設定しているほか、より多くの専門分野を学べる半期集中方式授業などを設け、そのいずれもが少人数教育を徹底させています。
 「させられているのではなく、自らの意志で勉強をしているという実感が持てる」と感想を述べる一期生の言葉からも、島根県立大学の教育理念が学生へ確実に浸透していることが分かります。
写真  一方、北東アジア地域研究センターでは、北東アジア地域に焦点をあてた研究をべースにするとともに、島根県の歴史や人物、地域性など幅広い分野をネットワーク化し、島根の新たな価値を創造することもセンターの研究テーマの大きな柱と考えています。
 このたび、学部内教授陣がスタッフに就任し研究課題も決定。研究成果は学生の教育にも生かされます。
 教育と研究の両輪を備えた大学本来の理想形態を構築しつつある島根県立大学は、世界的な視野を持ちながら時代の要請に柔軟に対応できる「知的体力」を備えた人材の育成を目的に、島根に、そして世界に向け、今、新たな風を起こし始めました。
写真

写真


中山間地域研究センター
基本設計完成
(赤来町)

 このたび、島根と広島の県境に位置する赤来町を建設地として検討が進められていた中山間地域研究センター本館棟の基本設計がまとまりました。
 本館棟は延床面積約5千平方メートルで、管理棟・研修棟・研究棟の3棟で構成されています。そして、それぞれの連携が図れるよう一体的に配置されるとともに、周囲の山並みなど豊かな自然環境をそこなうことのないよう、建物全体がやわらかな曲面で表現されています。
 また、木材の持つ温もりやうるおいを感じることが出来るよう、柱・梁・床・天井などに県産材を活用することも特徴としてあげられます。
 当センターの主要業務は、大きく分けて三つです。
 一つは研究業務で、定住化や集落維持など地域活性化に関する調査研究のほか、中山間地域の特性を活かした農林業振興、環境や資源の維持保全に関する調査研究などを行います。
 二つめは地域づくり支援業務。シンポジウムや交流会の開催といった地域づくり活動の支援や、地域リーダー育成研修・農林業新技術研修などを行います。
 そして三つめは、情報受発信業務です。ここでは、中山間地域を結ぶ総合的な情報の受発信やデータベースの構築を行います。
 中山間地域研究センターは、地域振興対策の調査研究、加えて農業・畜産・林業が一体となった研究開発と実証など、本県中山間地域の活性化に向けた取り組みを行なっていきます。なお、オープン予定は平成14年度です。
イメージ図

イメージ図



しまね新風情報
[ Index ]