しまねこぼれ話9
地域を見守り続ける
西日本最大木造建築物

「出雲いずもドーム」
(出雲市)

 穏やかな田園風景が広がる出雲平野に、どっしりと腰を下ろした出雲ドーム。西日本最大の木造建築であるこのドームは、屋根の直径が143メートル、高さ48.9メートルで、その勇壮な全容からは木の温もりが漂います。

 平成4年に完成した出雲ドームは、第一次造成に要したトラックの数が延べ2万台という、大きなスケールの工事でした。建築当時から、地方都市初の大規模ドーム、また木造りのドームとして全国的な注目を集め、完成後1年間に訪れた見学者は約32万人にも上ります。

 そして現在、野球やサッカー、ラグビーをはじめ、大相撲の地方巡業などのスポーツ、音楽イベントや展示会などの会場として幅広く活用され、人と人とが触れ合うことのできる交流のステージとなっています。

 竣工時に、グラウンド中央に市内の小中学生が書いた50年後へのメッセージが眠る出雲ドーム。イベント会場としてだけではなく、この地域を見守り続けるシンボルとして、今日もその役割を果たし続けています。

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