FLASH フラッシュ
旧日銀松江匠工房「カラコロ工房」オープン
<松江市まつえし>
イメージ図  城下町・松江を流れる堀川ほりかわ。その堀川沿いに平成12(2000)年4月、新観光スポット・旧日銀松江匠工房「カラコロエ房」がお目見えします。

 「匠たくみ」をテーマに製造・販売一体型の工芸館としてオープンするこの工房は、昭和13年に建築され、その洋館風の外観の美しさと歴史的建造物として、多くの市民から愛されてきた旧日銀松江支店ビルを修復、再活用するものです。

 館内には工房棟と本館棟があり、工房棟には、陶芸・布手織・木工・彫金・ガラス細工・めのうといった工芸品ショップと、手作りパンやジェラート(イタリア風のシャーベット)などの食のテナントがあります。本館棟1階は、和菓子・お茶・フレンチレストラン・出雲そばの店が構えられ、訪れた人々の食を満たします。同じく本館棟の2階には、手作り小物・草木染め・銅工芸などの作家たちのショップが軒を連ねます。

 このほか、3階には技を伝える体験工房(体験教室)、地階にギャラリースペースが設けられ、手作り愛好家が気軽に利用できるようになっています。

 多くの人々に手作りの良さを再発見してもらえる「カラコロエ房」は、松江らしさあふれる、にぎわいの拠点をめざしています。

●所在地/松江市殿町43
●問い合わせ/松江市商工課
TEL0852−55−5208


出雲地方に二つの文化施設オープン
<出雲市いずもし・大社町たいしゃまち>
 出雲市・大社町に、昨年秋から冬にかけて続々と文化施設が誕生しました。

 まず大社町には、平成11年10月、文化ホールの「うらら館」と、町立図書館の「でんでんむし」という二つの機能を併せ持つ「大社文化プレイス」がオープンしました。

大社文化プレイス写真
写真ビッグハート出雲
 うらら館では、幅広いジャンルの文化イベントが展開されているほか、町民主催の催しも多く行われています。また、貴重な郷土資料の収集・公開をしている図書館、でんでんむしも、町民をはじめ広く利用され、大社町の豊かな歴史を伝えています。

 「大社文化プレイス」は21世紀の大社町の町づくりを担う施設として、地域文化の継承、新しい文化の創造、世界への情報発信を心がけていきます。

 同じく昨年12月、出雲市に「ビッグハート出雲」が開館しました。舞台内に可動観客席をもつ「白のホール」は、一般的な劇場形式のほかに観客席が舞台を取り囲む形にもなり、多用途ホールとして活躍しています。

 また市民文化を育てる拠点として「黒のスタジオ」「茶のスタジオ」の二つのスタジオがあり、それぞれ音響特性によって使い分けができるように工夫されています。このほかアートギャラリーや文化サロンなども含め、「ビッグハート出雲」は、出雲広域圏の文化・交流の場としての役割を果たしていきます。

大社文化プレイス
●所在地/簸川郡大社町杵築南1338-9
●問い合わせ
「うらら館」 TEL0853−53−6500
「町立図書館でんでんむし」 TEL0853−53−6510
ビッグハート出雲
●所在地/出雲市今市町994-2
●問い合わせ/ビッグハート出雲 TEL0853−20−2888


斐川リフレッシュパーク「出雲いりすの丘」オープン <斐川町ひかわちょう>
 日本三美人の湯として知られる、斐川町・湯の川温泉の東側丘陵地に、平成12(2000)年4月8日、ヨーロッパ風の街並みが広がる公園、斐川リフレッシュパーク「出雲いりすの丘」が開園します。

イメージ図  「憩いとふれあいの場の創造」をテーマにしたこの公園には、乗馬や、小動物にじかに触れることができる動物ふれあい広場、湯の川温泉源泉の露天風呂などを配した温泉施設が整備されます。さらに、新鮮な地元の農産物が並ぶ青空市場や、野外ステージ、ゴーカートなどの遊具もあり、子どもから大人まで幅広く楽しめる空間が誕生します。

 また、体験型農業公園として、ジャージー牛の乳搾りや地鶏の産みたて卵の朝取り、パン・バター・ソーセージ作りなどの農業体験が気軽にできるようになっているほか、発泡酒や農畜産物の加工工房では工程の見学ができ、それらの製品をレストランで味わうこともできます。

 「出雲いりすの丘」では、地域内外から訪れる人々の心と体をいやす「健康・リクリエーション拠点」となるような公園づくりを心がけていきます。

●所在地/簸川郡斐川町大字学頭地先
●問い合わせ/出雲いりすの丘 TEL0853−72−5550
※「いりす」とは、『虹の女神』の名前であり、ドイツ語で『花=アイリス』の意味


隠岐いぐり凧まつり開催
<西郷町さいごうちょう>
写真  今年も、隠岐いぐり凧保存会の主催により「隠岐いぐり凧まつり」が催され、8回目を迎えます。このイベントは、毎年300人以上もの島内外の参加者達が、30もの大凧を空に舞わせ、盛大な賑わいを見せます。

 もともと魔よけとして揚げられ、神社や寺の天井につるされたものが、いつしか新築、船の新造、男子誕生などの祝い凧として贈られるようになり、家々に飾られるようになった「いぐり凧」。戦後は、その姿を見られなくなりましたが、昭和48年に隠岐いぐり凧保存会が結成され、島内はもちろん、全国的な凧の愛好者らに再び伝えられ、春を告げる隠岐の風物詩となっています。

 天保てんぽう年間(1830年ころ)から隠岐に伝わるとされる「いぐり凧」は、「えぐる」が変化して、その名が付いたといわれています。勇壮な武者絵が描かれた凧に、えぐられたような個所が10カ所あり、そのえぐれた部分が「ブルッ、ブルーン」と鳴るのが特徴です。小さいものでも畳2、3枚分、大きなもので畳7、8枚分、中には12枚分以上もの大きさがあるというこの大凧。春一番が吹くころから5月の節句ごろまで、人々の夢と希望をのせて隠岐の雄大な空に昇ります。

●開催日・場所/
平成12年4月9日(日)(当日無風の場合、4月16日(日)に順延)西郷町運動公園グラウンド
●問い合わせ 西郷町観光協会(島まつり実行委員会)
 TEL08512−2−0787