しまねこぼれ話8
世界最大の砂時計を有する
「仁摩にまサンドミュージアム」
(仁摩町)

壇ノ浦の戦いに敗れた平家の姫・琴姫が流れ着いたことから、その名がついたといわれる邇摩郡仁摩町の琴ケ浜海岸は、歩くたびにキュッキュッと音がする「鳴き砂」の浜として全国的に知られています。

この鳴き砂を町おこしに生かそうと平成3年にオープンしたのが、仁摩サンドミュージアムです。ガラス張りのピラミッド大小六基からなる館内には、砂に関するさまざまな資料を展示。中でも、環境保全と鳴き砂保護のシンボルとして造られた「砂暦」は、高さ5.2メートル、砂の量1トンを誇る世界最大の1年計砂時計で、訪れる人々の注目を集めています。

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鳴き砂は、茶碗1杯の砂に耳かき1杯のチョークの粉を入れただけで鳴らないほどデリケートな砂。仁摩町では住民が海岸の定期的な清掃を行ったり、鳴き砂サミットやシンポジウムなどを開催して環境保全を全国に呼びかけています。

そして、毎年大晦日には108人の年男と年女が砂暦を回転させる「時の祭典」も行われ、仁摩サンドミュージアムから鳴き砂の町に新しい1年が刻み始められるのです。

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