シマネ新風情報

対岸貿易の拠点
浜田港暫定3万トンバース供用開始(浜田はまだ市)

浜田港は県西部に位置し、下関港(山口県)と境港(鳥取県・島根県共同管理)の中間地点にある島根県内唯一の国際貿易港です。
帆船時代から北陸や九州、瀬戸内海沿岸、さらには朝鮮との交易を盛んに行った歴史と実績を持つ同港は、今秋、いよいよ暫定3万トンバースの供用を開始します。
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浜田港に入港した海外コンテナ船
最終予定の5万トンバースが完成すると、水深14メートル、延長280メートルの岸壁は、日本海側では最大級となります。現在、泊地はくちのしゅんせつは水深12メートル。従って当面接岸できるのは3万トン級の船舶までとなるわけですが、従来の施設より大型の外航船舶が接岸できるとともに、多目的クレーンの設置により、コンテナ貨物をはじめとして多様な貨物の取り扱いが可能となります。
また、耐震構造を持つ5千トンバースも同時に供用開始され、埋め立てが完了した15ヘクタールのふ頭用地は、野積場や倉庫用地などに利用されます。
浜田港は、ロシアや韓国、中国などの対岸諸国に至近なうえ、浜田自動車道の利用により広島をはじめとする山陽、関西、九州圏に直結。ここに、港湾施設を整備することで、対岸貿易の拠点としての機能強化が図られることになり、地元では地域経済活性化の礎として大きな期待を寄せています。昨年秋には、地元経済界が中心となり、台湾からコンテナ船を試験入港させるなど、現在、官民一体となったさまざまなポートセールスに力を注いでいます。
加えて今年は開港100周年の記念の年。浜田市では10月に「環日本海ドリーム、浜田から世界へ」をテーマにした記念事業が開催されるなど、浜田港の活性化に向けた盛り上がりを見せています。
重要港湾浜田港は、新たな産業振興の基地として着実に歩みはじめました。

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浜田港

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浜田マリン大橋
浜田マリン大橋完成(浜田市)
平成11年8月、浜田漁港に国内の漁港施設としては最も長い斜張橋しゃちょうきょう(305メートル)の浜田マリン大橋が完成しました。
この橋は「活力と潤いのある水産都市の形成」を目標に策定された「浜田地区新マリノベーション拠点交流促進総合整備計画」のひとつとして建設が進められていたものです。分散広域化する漁港施設の一体化と漁業活動の円滑化、そして豊かで住みよい漁村環境を形成するための「ふれあい臨港道路」の一部として利用されます。
高い主塔(海面上約92メートル)と斜めに張ったケーブルを特徴とする同橋が結ぶのは、浜田漁港のある原井地区と瀬戸ケ島地区です。現在、瀬戸ケ島地区の埋立てに着手しており、完成すれば、沿岸漁業の前進基地として、魚を種苗から育てて放流し、これを漁獲する、つくり育てる漁業が展開されます。
浜田マリン大橋は、海・漁業とのふれあいと水産業の発展をめざした水産都市浜田の新しいシンボルです。

中四国地方最大級の水族館
「アクアス」オープン間近(石見海浜公園)
島根県西部、浜田市と江津市にまたがる石見海浜公園内に平成12年4月、中国・四国地方最大規模の水族館「アクアス」がオープンします。
飼育動物は、約500種1万点。その中で注目されているのがマスコットキャラクターにもなっているシロイルカで、西日本では初の展示となります。また、日本海に生息する多様な生物を一挙に展示。全国の水族館でも飼育例がほとんどないといわれるトビウオ(島根県の県魚)や、島根県近海に生息し島根の神話にゆかりのサメもお目見えします。「サメ大水槽」をゆうゆうと泳ぐ数十匹のどう猛なサメが、「海底トンネル」の上や横から迫ってくる。そんな迫力を楽しめるのもアクアスならではの演出です。
また、映像を使って魚などを紹介したり、知りたい情報がすぐに引き出せる検索システムなど全国的にも珍しい設備を導入。オリジナルソフトによる海洋探険の擬似体験も行えるなど学習機能とアミューズメント性も充実しています。
アクアスは、従来の水族館のイメージを一新する海洋型のミュージアムとして誕生します。
イメージ図
アクアスの
マスコットキャラクター
イメージ図
平成12年4月オープン予定のアクアス

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