民 謡 に み る 島 根 の 風 景

「浜田節」

浜田エー
浜田港から向こうを
見れば
大豆畑が百万町

浜田エー
浜田粟島 日の入るは
沖にゃ大漁の漁火船

浜田エー
浜田育ちは気だてがちがう
烈女お初が出たところ

浜田エー
大漁戻りの大船小舟
浜田市場にゃ魚の山

写真

浜田節 15世紀ごろには朝鮮や中国まで、港としてその名を知られていたという浜田市。江戸時代には北前船の寄港地として、また米や、和紙、干し鰯などの特産品を大阪に輸送する積出港として栄えた。「浜田節」は、もともと船乗りの酒盛り歌「ハイヤ節」が本歌。それを浜田の心意気を歌い上げた「築港節」としてアレンジし、後に「浜田節」と改め現在に至っている。浜田港の発展とともに郷土に根付き親しまれた民謡である。



31号目次へ