島根を探る

活きる・島根の女性たち
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◆心の自立を目指す、島根の女性たち
「日本女性は時に女だからと、やりたいことを諦めることがある。私の経験が励ましになることを期待します」
女性の可能性を大きく切り開いた、日本女性初の宇宙飛行士、向井千秋さんの言葉である。
リブやフェミニズムを経た「女性の社会進出」は、女性自身の意識の変革と男女共生社会への移行の表れである。女性の経済力が福祉社会を支えるのに欠かせないともいわれ始めている。
島根県でも、女性たちが職場や地域において、そのパワーや個人の能力を発揮し活躍をしている。しかしその一方で、家族や地域の因習や、固定観念から抜け出せず、心の自立ができずにいる女性たちもいる。
島根県では今、女性がいきいきと活躍できる体制づくりを推進している。女性の自主的・主体的な活動を支援する「女性ファンド」や、女性を海外に派遣する「女性の翼」など。また平成6年度には、女性の意見や提案を行政に反映させる「女性100人委員会」を設置したほか、新たな男女のパートナーシップの確立を目指し、行政と民間が一体となって総合的に取り組む指針として「しまね女性プラン21」を策定することにしている。さらに、楽しく学びながら交流を深める「女性総合センター」の新設も考えている。
島根の女性一人ひとりが今、自分自身による"心の改革"を目指している。
そしてその先に、女性が主役として活躍し、潤いのある地域が姿を現そうとしている。
画家 島根を拠点に世界で活躍
天津 恵あまつけいさん(津和野町)


人工授精師 いつか自分の牛を飼うことが夢
板谷芳美いたたによしみさん(隠岐・西ノ島町)


茶道三斎流家元二女 父の教えを抱きながら歩き始める
森山恭子もりやまきょうこさん(出雲市)


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