2017(H29)年 年報
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 2017(平成29)年の全県の報告数(1,202件)は、過去10年間で3番目に多かった。
 RSウイルスの迅速検査が乳児等に対する外来での検査にも保険適用になった2011(平成23)年10月以降は報告数が多い状況が続いており、今後も動向に注意する必要がある。
 2016/17年シーズンは2016年8月と12月に2峰性のピークを示す流行となり、2月以降は散発的な発生を見る状況となっていた。
 2017/18年シーズンは8月上旬の第31週に松江圏域から患者報告数が増加しはじめ、8月下旬第34週から11月中旬第45週まで全県で定点当り1を超える流行となった。特に松江圏域および出雲圏域では9月上旬第36週にそれぞれ定点当り10.1と11.0となり、RSウイルス感染症としては高いレベルの流行となった。
 第46週以降も全県で定点当り0.8前後の流行が続いていたが、2018年1月以降は全県で定点当り0.2前後の報告が続き、ほぼ収束した状態となった。
RSウイルス感染症報告グラフ
過去5年間比較
過去10年間推移
過去10年間推移
過去報告推移
島根県報告推移
地域別報告推移
年齢別報告推移
全国地域別報告推移

シーズン別の報告数合計:RSウイルス感染症
平均報告数2007年2008年2009年2010年2011年2012年2013年2014年2015年 2016年2017年
7822154152735246341,1559339871,2511,040 1,180