2011(H23)年 年報
(10) ヘルパンギーナ
>
データ表示
ヘルパンギーナは例年7月をピークとする単一の流行となるが、2011年は7月上旬(第27週)と、9月上旬(第36週)をピークとする2つの流行がみられた。
7月の流行の主な原因ウイルスはコクサッキーA6型ウイルスであり、このウイルスは2011年に大流行した手足口病の原因となったウイルスで、 患者の症状の違いによりヘルパンギーナとして診断され報告されている。
ヘルパンギーナとしては季節外れとなった9月の流行は、コクサッキーA10型ウイルスによるものであった。
ヘルパンギーナ報告グラフ
シーズン別の報告数合計:ヘルパンギーナ
平均報告数
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
751
845
1,030
599
817
688
524