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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報(週報) 第15週 (4/9〜4/15)

第15週_週報 |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

 1.県内感染症情報(概況)
    
  1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
     浜田保健所から腸管出血性大腸菌O157の報告が1例ありました。
今年に入ってから初めての腸管出血性大腸菌感染症の報告です。
  2)定点報告4類感染症
     インフルエンザ: 各地で終息に向かっているものの、例年より遅い時期までの発生となっています。
感染性胃腸炎: 全体の報告数は減少していますが、なお松江・雲南・県央保健所管内では 発生が続いています。
流行性耳下腺炎: 県央保健所管内で引き続いて発生がみられる他、発生地域が拡大しています。
百日せき: 出雲保健所管内から1例報告があります。
急性出血性結膜炎: 出雲保健所管内から報告がみられます。
  3)主なウイルス分離状況
     インフルエンザは、A香港型を中心にAソ連型、B型ウイルスが引き続いて分離されています。
感染性胃腸炎から東部を中心にロタウイルスが検出され、SRSVは3月後半には減少しています。

     主な感染症の3週間の動き
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ N N N N
感染性胃腸炎 N N N A
流行性耳下腺炎 W B A X
水 痘 N O N N
流行性角結膜炎 M × A × G × A ×
咽頭結膜熱 J J A × A ×


 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし

 ※疾患名をクリックすると、
 グラフを表示します。



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 推移グラフ一覧

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