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「島根県地域防災計画修正素案に関する意見募集」に寄せられたご意見

令和2年1月15日(水)から令和2年2月14日(金)までの間、県民の皆様からご意見を募集したところ、2件のご意見をいただきました。

お寄せいただいたご意見に対する県の考え方は以下のとおりです。

ご意見をお寄せいただいた皆様のご協力に厚くお礼申し上げます。

 

ご意見・回答
No. ご意見 回答

福祉避難所の設置は努力義務ではダメだと思います。現在のシステムだと、在宅で人工呼吸器などをつけた人も一旦指定避難所に避難してから福祉避難所への避難となっています。また新しく計画されたものも、「その避難所にそのような部屋を設けるように努める」となっていますが、それでは到底市町村は動きません。もし人工呼吸器などの医療的ケアが必要な方が避難する際に全くもって現実的では無いです。呼吸器のバッテリーがどれくらいもつかご存知でしょうか?吸引器のバッテリーがどれくらいもつかご存知でしょうか?人工呼吸器をつけた方が避難するってどんなに大変かもご存知でしょうか?実際在宅で生活されている方にもっと話を聞いて、計画を立ててほしいものです。国は入院生活を短くして在宅での療養をと言っている以上、医療的ケアが必要な方が在宅で生活してくケースは今後も増えていくと思います。もっと現実を見て欲しいです。欲を言えば、医療的ケアが必要な方が優先して避難できる場所の指定や確保をしていただきたいです。

国の防災基本計画では、福祉避難所の指定については市町村の努力義務とされています。
市町村では、災害時において、福祉避難所が開設されない場合や、福祉避難所が開設されても、設備の状況により十分な対応ができない場合は、医療機関等へ相談し、受け入れを依頼するなどの対応をとることとなります。
【防災危機管理課】

「火事と喧嘩は江戸の華」と云う諺がありますが、総体的に文化的な薫風は感じさせない計画ではないか。小学生に鯰画を描かせる等、防災文化の啓蒙も必要なのです。

県では、県民の防災意識の向上を図るため、関係機関等と連携し防災知識の普及啓発、防災教育の推進に努めているところです。
今年度は、各地で各種防災講演会やセミナー等を開催したほか、住民の方々に災害を自らの問題として感じて頂くため、身近な危険個所や過去に発生した災害等、地域の課題や特性を題材とした出前講座を開催しています。
県では、災害時に県民一人ひとりが自らの命を守るための適切な行動がとれるよう、今後もわかりやすく工夫しながら普及啓発に取り組んで参ります。
【防災危機管理課】

 


お問い合わせ先

防災危機管理課

島根県防災部防災危機管理課
〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
電話 0852-22-5111(県庁代表)
   0852-22-6353
FAX 0852-22-5930
e-mail: bosai-kikikanri@pref.shimane.lg.jp