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11月20日質問事項4

4.振り返り

(原発)

○中国新聞:知事、済みません、中国新聞の岡田ですが、3期12年を振り返って、原発の関係で、任期中には2011年3月11日に東日本大震災で福島第一原発事故が起きるという大きな問題がありましたけど、その福島第一原発の事故っていうのは、知事が島根原発に向き合う上で何か変わるようなきっかけになったんですか、それともそんなに影響はなかったでしょうか。

○溝口知事:それは、そうした原発の事故と申しますか、そんなにはなかったと思いますね。それがその当時初めてなのかどうか、確認はちょっとできませんけども、余りなかった事態が起こって、それに対して島根の原発についてもどうするのかといったことが大きな課題となってきましたね。

○中国新聞:何か知事が原発について判断する上で、それは、例えばそれによって判断の、考えが変わったとかいうことはありますか。

○溝口知事:判断が変わるというのはないですね。もともとそういうことをやってない過程で知事になっていくわけで、だから、いろんな人の意見を聞かなきゃいけないですね。立地自治体である松江市だとか、あるいはその周辺の地域の人々だとか、それからもちろん中電からいろんな説明を受けたり、それからやはりほかの原発なども視察に行ったりしましたね。たしか福島、あのときもそうだったんじゃないかと思います。そういうことで、知識を充実させていくということが初めの段階では必要になりますね。

○中国新聞:事故後、より厳しく原発に向き合おうとかいう思いにはならなかったんでしょうか。事故を受けてですね。

○溝口知事:だから、事故の原因がどういうものかということが大事ですわね。政府全体として、原発は全てめるというところまでいってませんでしたからね、外国の状況、フランスでどういう状況になっているかとか、そういうようなこともいろいろ教えてもらったりして、我々としてはこうだということを言っていかなくてはいけないですね。

 原発の問題は、そういうふうに立地自治体と周辺自治体、いろんな対応が違うわけですね。そこを調整していくというのは非常に、非常にというか、かなり難しいことですね。それは国がある程度対応しませんと、日本のエネルギーを確保するために原発は必要なんで国としてもこうした支援をするとか、そういうことをやっていかなきゃいけませんね。

 

(財政再建)

○中国新聞:知事、済みません、中国新聞の秋吉ですけども、ちょっと任期を振り返ってのことで、知事の多分この12年間一貫したテーマとして財政再建があったと思うんですけれども、そもそもちょっと知事の感触として、知事、財務省のときには、多分もう、それこそ何兆円とかいうお金を動かすような話をされてたと思うんですけど、島根県の今、一般会計予算だと4,500億円ぐらい、非常に財政規模も小さな県ですけれども、この県の財政を運営していくということは、額が非常に小さいということで、簡単だったのか、それともちょっと別の難しさがあったのか、どうでしたかね。

○溝口知事:それは難しい要素もあったと思いますね。

 財政の状況を見ますと、余裕がないということはわかりますから、それを一定のバッファーがあるようにしなきゃ、いろんな県の行政も安定しませんわね。そういう意味で、安定した状況になるように努力する必要があるということです。

○中国新聞:多分、知事が財務省官僚だったときに査定をされてた事業よりも、県の事業の規模というのははるかに多分小さい事業が多いと、それは実際そうですね。

○溝口知事:それはもう全然違いますわね。

○中国新聞:だから、大きな額を把握してる感覚でいうと、比較的小さな事業というのは、イメージというか、つかみやすかったと思うんですけど、実際そういう感じだったですか。

○溝口知事:それはつかみやすいでしょうね。国でいうと、国の予算ですと、各省庁に膨大な人たちが関与しますからね。県の場合ですと、県庁内の財政部門だとか、あるいは行政部門ですね、そういうところの状況を見ればわかりますからね、県の例えば財政の余裕はどの程度あるのかということがわかるわけですね。私が知事になったときには、県財政の状況が悪かったわけですからね、放置すると、特に県なんかの場合ですと、安定的な財政を保ちませんと、県債を発行して調達するというようなことはなかなかできないんですよ。そういう面で、財政の状況などを安定化させて、安定的な行政ができるようにしなきゃいけないということですね。

○中国新聞:一方で、県の予算を見ると、やっぱり人件費が幾らとか、固定的な経費というのが非常に、もうぎちぎちで多分そんなに余力のある部分がなかったところがあると思うんですけど、やっぱりその辺の運営は難しかったですか。

○溝口知事:県職員のほうも、いろんな組織全体を見直すというようなこともありましたからね。それからやっぱり人員そのものも減らさないといけないと。それから歳出ですね、どういう歳出に充てるかということも関係してきますね。

○中国新聞:やはりこの間、知事として考えられる財政再建の手は全て打ってこられたという、そういう自負はお持ちですか。

○溝口知事:ええ、私としてというか、関係の部局と一緒に、そういう方向に向かうようにやってきたということです。


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