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9月28日質問事項1

1.島根県林業公社

○山陰中央新報:よろしいですか。山陰中央新報の高橋です。

 島根県林業公社の問題についてお伺いしたいんですけれども、平成35年までの経営計画では、負債の圧縮を145億円という額を目指していらっしゃったと思うんですが、今のところ15億円程度にとどまるような見通しになっておりますけれども、公社の負債が500億円を超えて、かなり厳しい経営状態なんですが、今後、公社の運営について、知事はどのようにお考えでしょうか。

○溝口知事:第4次の計画は、平成26年から平成35年まででありますが、有利な国庫補助事業を活用した伐採ですね、主伐を実施して、平成95年度末までに見込まれる収支不足を305億円から160億円まで圧縮するという計画であるわけであります。林業公社では、次期経営計画の策定に当たり、平成26年度から29年度までの事業実績に基づき、改めて負債圧縮額を試算をしたわけであります。

 林業公社は、主伐事業を行う林業事業体が新しい伐採方法のコスト縮減など、効率的な実施方法が十分浸透しなかったということを感じております。2番目に、伐採事業に対する国の補助が減額になったということが、また一つの原因であります。こういう状況がありますが、外部の検討委員会というのがありますから、第4次の経営計画、平成26年から平成35年までの長期収支の立て方が適切であったかどうか、そういうことも議論をしていただこうと。その上でどういう対応が必要か、よく検討をしていきたいというふうに思います。

 林業公社の今後につきましては、前回の検討から10年を経過するので、次期経営計画、平成31年から平成40年の検討に合わせて、改めて外部の検討委員会の方々に議論をしていただくというふうに考えております。外部検討委員会での議論も踏まえまして、将来の県の森林、林業にとってどういうあり方がよいのか、きちっと整理をしていきたいということでございます。

 やはり林業はなかなか難しい分野ですね。しかし、森林を大事にするということは、水害でありますとかいろんな、木を活用するだけでなく、大きな役割を演じてますから、県としてもできるだけの林業の活性化を、県民の皆さんのためにも、森林保有者だけでなく、県民の方々にも役に立つわけでありまして、努力をしていく考えであります。

○山陰中央新報:済みません、山陰中央新報の多賀です。

 関連して、今回の4次計画なんですけれども、これは2014年、4年前に策定をされて、その当初の見込みとは100億円以上圧縮額のずれがあったということなんですけども、数字的に見て、その試算の甘さというところもあるのかなと思うんですが、そのあたり、御認識はいかがでしょうか。

○溝口知事:それは結果的には不足しているということでありますが、それは林業というのは非常に広い分野に広がってますし、それから林業に対するいろんな需給の状況も難しいわけでありまして、それから全国的にも森林がたくさん日本にはあるわけでして、やはり長い目をもって林業というものが、林業保有者だけでなく、それぞれの地域における安全・安心のためにも林業というのは大事な分野だというふうに私は考えております。

○山陰中央新報:次、5次計画の準備に入る段階だということなんですけれども、やはり事前リサーチとか、国の制度を実際活用されていかれる組合の方とかの浸透とか、そういった綿密な計画がより求められると思うんですが、そのあたりはいかがでしょうか。

○溝口知事:それをこの林業公社でありますとか有識者の方の意見なども聞きながら、さらにブラッシュアップすることをこれから考えていきたいということです。

○山陰中央新報:島根だけではなくて、他県でも非常に債務が膨らみ続けていたりするわけですけれども、国策上の関係もあるかと思うんですが、これだけ経営が難しくなる構造的な課題についてはどのように認識されてらっしゃいますか。

○溝口知事:どういうことですか。

○山陰中央新報:これだけ負債が広がる、経営が改善しない理由については、どのようにお考えですか。

○溝口知事:それは、伐採した林業を、利用する家屋のつくりかえとか、そういうものにも影響されますから、それは予想どおりにはならないことはあると私も思います。そういう面でのことにも配慮しながら、森林が地域全体に対しても大きな役割を演じておるわけですから、そういう要素も考えて、総合的に林業の振興を考えていくと。そのためにはいろんな委員会などによりましても意見を、外部検討委員会がありますから、そういうとこからよく、一緒になって検討したいというふうに思います。

○山陰中央新報:山陰中央新報の高橋です。その件で、他県では公社を解散させたりして県営にするというような仕組みをとられたところもあるんですけれども、知事は、その解散も含めたような検討をこれからされていかれるお考えはありますか。

○溝口知事:ほかの県でそれぞれ違うやり方がありますが、そこも林業界の人たち、あるいは外部委員会の方々、いろんな方の意見もよく聞いてやっていくべき課題ではないかというふうに考えております。


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