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3月12日質問事項3

3.3期12年を振り返って

○山陰中央新報:知事、よろしいですか。山陰中央新報の片山です。

 知事、今期限りでの引退を表明されてて、きょうが定例会見は最後の日になるということになるんですが、改めて3期12年を振り返っていただき、御自身の成果が何だったかというところでお伺いできないでしょうか。

○溝口知事:一まとめにするのは難しいですね。やはり県民の方々のいろんな御意見があるわけですね。そういうものを総合的に勘案して、それから対応するためにはいろんな予算措置などが必要でありますから、その一定の限界もあるわけでございまして、島根県内の各地の意見をできるだけスムーズにいくようにやっていくのが県の役割でありまして、そういう面では、まだ十分でないところが道路とかいろんな面でありますけども、引き続き私の後任者を含め、やっていく必要があろうというふうに思います。

○山陰中央新報:そういった成果とか残された課題だとかっていうところは、これからやっぱりいろんな意見を聞いてみないと、自分自身じゃ判断できないというような。

○溝口知事:いや、考え方ははっきりしてるでしょう。企業が道路を活用するとか、そのために、活用するのには島根県の中でも県外から事業者が島根に来まして工場を設けるとか、そういうことによってその地域が早く発展をするということがあるわけでありますが、全県的にそういう要望はあるわけでございますから、それを一挙にはできませんから、重要度の高いとか、いろんなことを考えながらやっていく必要が引き続きあるだろうというふうに思います。

○山陰中央新報:これまで御自身がやってきたこと、例えば工場が来るとか、企業誘致だと思うんですが、そういったところには一定の進展はあったと。

○溝口知事:というふうに思いますね。

○山陰中央新報:ああ、なるほど。それはやっぱり議会の中で言われた観光振興とかっていうところも一つ進展があった……。

○溝口知事:まあ観光もありますね。特に観光につきましては、松江、出雲を中心に、米子道を通ってきたり、あるいは中国道を通ってこっちに来られるとか、島根の古くからの文化の歴史がありますから、そういう点は大いに活用されてきているんじゃないかなというふうに思います。そうした動きが西のほうにもさらに進むように努力をしていく必要があろうというふうに思います。

○山陰中央新報:わかりました。

 その中で御自身の、一言では言えないかもしれないんですが、思い入れのある政策は何だったかなあというところは。

○溝口知事:思い入れがあるというか、例えばやっぱり出雲大社などは、古い時代から連綿として、ある意味で続いているわけでありまして、そういうものが日本の多くの方々にも関心を持たれて、それで出雲に行かれる方、松江を通って行かれる方、あるいは飛行機で来られる方、いろんな方がふえてきているんではないかなと、こう思います。

○山陰中央新報:わかりました。

 知事自身、これ引き続き取り組んでいかないといけないなという課題というところは、具体的に言うとどういったものが残ってますでしょうか。

○溝口知事:一つはやはり、企業誘致は一生懸命やってますけれども、そういうものをさらに拡大をしていく、ふやしていく、西のほうにもそれが多くなるとか、そういう努力をしなきゃいけませんね。そのためにはやはり道路網が整備されているということも必要でありますから、そういう観点からも道路の整備なども行っていくということですね。

 それから、西のほうになりますと、航空路は益田にありますが、まだ搭乗客数が、必ずしも十分ではありませんから、西のほうへ来られるといったようなキャンペーンもやっていかなきゃいかんだろうというふうに思います。

○山陰中央新報:やっぱり今聞いてると、石見地域といいますか、西の対策というところがやっぱり一つ課題として残るということ。

○溝口知事:ありますね。やはりいろんな面で発展がおくれておりますしね。それで、地元で働く職場がそう多くあるわけじゃありませんから、中国地方、広島でありますとか、あるいは大阪、東京に若い人も出ていきますから、そうするとますます発展が緩くなるわけでありまして、そういう意味でも県下全体で企業誘致等が進んだり、観光客が来られたりすることについて、県として一定の配慮をしていく必要があろうというふうに思います。

○山陰中央新報:そうしたことの課題の解決に向けて、後任となる新知事はどうしていったらいいかというのはいかがでしょうか。

○溝口知事:大体のことはよく御存じだろうと思いますよ。選挙が終わった後、またお会いするときもありますから、そういうときには、私が経験したことなども当然話題になるだろうというふうに思ってます。

○山陰中央新報:わかりました。 

 退任まで残り少なくなりましたが、退任までというところは、どういうふうに過ごしてというか、知事として活動なりいろんなことをしていかれるんでしょうか。

○溝口知事:それは、各部局にはそれぞれの課題がありますから、それをきちっとやっていかなきゃいけないだろうというふうに思ってます。

○山陰中央新報:それは課題解決に向けて、任期最後までしっかり全力で取り組まれるということですか。

○溝口知事:そうですね、それは、任期は私の責任ですね。

○山陰中央新報:わかりました。

 

○NHK:知事、済みません、NHKの白石と申します。

 知事の3期12年の中で、例えばお隣鳥取の平井知事を意識したこととか、結構島根と鳥取の県知事のキャラが違うということで比較されることとか、もしくは島根県民からも、鳥取県知事のような個性が欲しいっていう声もあったりするんですけど、3期12年の中で、平井知事に対して何か意識したことってありましたか。

○溝口知事:平井さんは私より大分後輩でして、お互いに似たような県でありますから、格別の問題はなかったと思いますね。先方も鳥取、島根の連携、協力ということが大事だという姿勢でやってこられてるというふうに思いますね。飛行場なども、米子空港とか出雲空港ありますけども、米子空港を利用する人も多いですし、それから私自身は若いころ、鳥取の税務署長をやってましたからね、鳥取のことは若干は知っておりますし、それから県議会のほうでも鳥取との連携などはよくやっていただいておりますから、格別のことはなくて、双方が日本海側の西のほうの県として協力していくと。いずれにしても、中国知事会は山口、島根、鳥取、広島、岡山という5県ですから、いろんな場面で知事が一緒になる機会がありますから、そういう機会でいろんな話をしてますから、何か違う人、遠い人っていう感じじゃないですね。

○NHK:わかりました。

 

○山陰中央新報:よろしいですか。山陰中央新報の多賀です。

 知事、3期12年務められて、知事職というのは特別職で、休みもなく、非常にハードな役割だと思うんですけれども、途中、病も患われたこともある中で、この12年間続けてこられたのは、この原動力はどういったものがあったんでしょうか。

○溝口知事:原動力というようなものは余り感じませんね。

○山陰中央新報:何を、例えば郷土のために役割を果たしたいとかですね。

○溝口知事:いや、やっぱり役割が果たせるようにやっていくということじゃないですか。

○山陰中央新報:その思いを原動力に12年間。

○溝口知事:原動力かどうかは別として、与えられた任務を全うしていくというのが私の務めですからね。そういうことはやっていかなきゃいけないでしょう。

 


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