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2月6日質問事項1

1.かにかご漁船のロシアへの連行

○山陰中央新報:知事、よろしいでしょうか。山陰中央新報の高橋です。

 カニかご漁船のロシア連行についてお伺いをしたいんですけれども、2月4日に水産庁と外務省のほうに行かれて早期帰国を要望されましたけれども、今、知事のほうに帰国のめど等、情報は入っておりますでしょうか。

○溝口知事:まだですね。

○山陰中央新報:水産庁とか外務省のほうからは、どのような対応をしたいというふうにお話がありましたでしょうか。

○溝口知事:対応したいと。

○山陰中央新報:知事が早期帰国を要望されたわけですから、あちらからはどのような御発言がありましたでしょうか。

○溝口知事:外務省の場合は、大陸のほうに総領事館がありますから、そこでロシア政府の関係者といろいろ調整を図るべく努力をされているというふうに聞いております。

○山陰中央新報:水産庁のほうはいかがでしたでしょうか。

○溝口知事:水産庁は、ロシアとの、総領事館ですから、そこには直接はどうなってるかというのはちょっと聞いてません。あるいは職員がおられるのかどうかですね。いずれにしても、外務省から情報は農水省にも当然入ってくる、両者が一体となってやっているというふうに私は理解しております。

○山陰中央新報:現場はロシアと日本の国境付近で、一方で非常に漁場としてはいい漁場だということで、カニかご漁船、結構行っていらっしゃるようなんですけれども、こういう連行されるような事案が起きないために、今後どのような対応が必要だというふうに知事はお考えでいらっしゃいますでしょうか。

○溝口知事:具体的なところは、ロシアがどういうふうに対応できるか、大きい国ですから、政府レベルっていうよりも、今はナホトカでしたかな、そこの総領事館が現地と調整をしてるということです。海のことでありますから、潮に流されたり、いろんな状況で変わってくることもあるわけでして、やはり日本政府として、こういう問題が双方にとって考えが違う状況を解消するように、隣国同士ですから、そういう努力が必要なんじゃないかというふうに思いますし、そういうことは言ってきております。

○共同通信:済みません、共同通信の小林といいます。

 今の関連なんですけども、知事としては今、どういう情報が県として欲しい、だ捕された船や乗組員について、どういう情報が今足りない、県に外務省や、そのほかの関係機関でもいいんですけれど、寄せられていないっていうふうに感じてますか。

○溝口知事:早くそういう情報を日本側にもちゃんと伝えてほしいということです。

○共同通信:つまりロシア側が余り日本側に情報を伝えていないんじゃないか。

○溝口知事:まあそこら辺はわかりませんね。

○共同通信:わからない。

○溝口知事:ええ。わかりませんが、いつまでも放置することはないでしょう。

○共同通信:安否情報だとか、今、不法操業ということで拘束されて、拘束ではないですね、だ捕されているようなんですけども、船側の事情とか主張なんかは、まだ、まあ一応取材とかでは言ってるようなんですけども、どうもはっきりしてないんですが、その辺も、状況とか詳しい情報が知りたいと。

○溝口知事:やっぱりそれは国レベルで、こういう問題が、双方で考えが違うというようなことにならないように話し合いをし、いろいろな調整の仕方などをやっていくということがないと、同じことが繰り返されますね。やはり海ですから、どこにいるのかというのが必ずしも、夜やったりしますとわからないですしね、隣国ですから、こうした問題を適切に解消するようなことを、私なんかは、これは個人的な考えですけども、外交ルート、政府自身、話し合いをやる必要があると思いますね。

○共同通信:今、食い違いがないようにっていうふうにおっしゃっていただいたと思うんですけども、日ロ双方でしっかり事実関係を確認して対応してもらいたいと。

○溝口知事:だから、例えば、先方からすれば、こういう状況は避けてもらいたいと、あるいは日本側からは、こういう状況は可能だとか、そういう具体的な取り扱いを明確にしていくということが必要なんじゃないかと思いますね。過去、ずうっと見てますと、いろんな問題が起こってる実態があるわけですから。

○共同通信:それは、可能な対応の認識を共通化する、それとも、今の、例えば嫌疑がかけられてしまってる状況なんですけども、あるいはだ捕時の状況であったりとか、そういう事実関係のすり合わせって、どっちの意味合いでしょうか。

○溝口知事:ちょっと長い話と今起こってる話は違うかもしれませんけども、これまで何度も起こっておるわけですけれども、海ですから、なかなかどこで、船も動くでしょうしね、これは素人考えかもしれませんけども。やはり日ロ間で外交的な問題にならないような仕組み、そういうことを整理するということは一つの道としてあるんじゃないかということを申し上げているということです。

○共同通信:余り問題を発展させずに、あくまで乗組員の安全な帰還だとかということですか。

○溝口知事:いやいや、それとは別な話ですよ。乗組員のあれは、それは早く帰国できるようにしてもらわなきゃいかんわけですけども。

○共同通信:わかりました。ありがとうございます。

○日本海新聞:日本海新聞の酒井と申します。

 関連ですが、先ほど双方で考えが違う状況にならないようにしたいとおっしゃったのは、日本とロシアの間で排他的経済水域についての認識が異なっていて、非常に曖昧な状況にあるという状況をはっきりと線引きする必要があるのじゃないか、それを日本政府が外交交渉によってロシアに働きかけていくべきだということも含んでおられる発言なんでしょうか。

○溝口知事:いや、そこら辺は技術的なことだから、私は一般的な考え方として言ってるんであって、そこは政府がどういう対応が可能なのか、先方にもいろんな事情があるでしょう、そういう話をやっていくべきだと。いずれにしても、海があるからちょっと遠いわけですけれども、隣国なわけですからね、隣国の間でいろんな問題が生ずるということは適当でないでしょう。

 

○共同通信:共同通信の小林です。済みません、ちょっと話戻ってしまうんですけど、だ捕漁船の話で、県として何か家族だとか漁船の会社に支援をしたりだとか、メンタル面とか、まあ金銭面はちょっと難しいと思うんですけど、そういう支援をしたりする考えはありますか。

○溝口知事:そちらのほうは、まだ私のほうでは、一人一人の問題というよりも、ロシアと日本側でどういう対応をしていくべきかということが課題なんでして、その方向で外務省とか農水省にお願いに行ってると。早く対応してもらいたいということです。

○共同通信:県としては、それはもう、今回の話は国と国との話だっていうふうに考えているんですか。10年前、ちょっと10年前のを見ると、鳥取県のほうで、家族にメンタルケアなどを提供したいっていうふうに話していた場面もあったんですよ、県としてね。県として家族にメンタルケアなど、必要な支援をできる限りのことをしたいっていうふうに、家族に対して言っていた場面もあったんですけども、島根県では、今のところ、今回の件に関してはそういうことは。

○溝口知事:個人の方にはやってないかもしれませんが、漁業の関係者の方々はいろいろ問い合わせがありますから、個別にやられてると思いますけども。たしか岸さんですな、が漁業等の関係をやっておられますから、そういうルートで情報等は伝わってると思います。

○共同通信:岸さんっていうのは。

○溝口知事:岸さんは……。

水産課JFしまねの会長。

○共同通信:ああ、JFしまねの会長。ああ、岸さんですね。

○溝口知事:岸さんが早くから対応されておりますね。

○共同通信:そのJFとか、県というよりは、そういう団体が。

○溝口知事:いや、それがどういう人かっていうのはこちらのほうではなかなかわかりませんからね。

○共同通信:わかりました。


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