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10月25日質問事項02

2.米軍艦載機の火炎弾(フレア)の発射訓練

○中国新聞:済みません、広島県の北広島町であった米軍機のフレアの射出問題についてお尋ねします。

 10月11日に広島県の北広島町で米軍機がフレアという、敵のミサイルを攪乱するための一種の火炎弾を射出しながら飛行しているというのを町内の住民が発見して、これが問題になっているわけですけれども、島根県にとっても隣県の話、隣県であり、かつごくごく近い地域の話でありますので、この件について、まず知事は、所感はどういうふうに受けとめられてますでしょうか。

○溝口知事:この米軍機によります火炎弾ですね、フレアが使用されたということは、15日に新聞で報道されて、我々も認識をいたしたわけですけれども、フレア訓練は向かってくるミサイルを回避するためにおとりの熱源を出すということであるわけですね。今の北朝鮮の状況等を見ますと、そうしたことも必要になる可能性があるということでやられたんだろうとも見られますが、そこら辺、よくわかりません。

 また、これは民間の方が写真を撮られて、これが報道につながったということでありますが、島根県も広島県と連絡をとり合っておりますけれども、やはり上空で燃え尽きるかどうかという問題もありますし、突如そういう光なんかが出ますと、住民、見た人は非常に脅威を覚えるわけでありまして、こういう問題をやはり日米の間で適切に取り扱うようにするということが必要だろうと思いますね。

 防衛省は17日に発表しているわけでありますけれども、岩国基地所属のFA-18が11日にフレア訓練を実施したという報告が米側からあったということでありまして、地域住民に不安を与えるとして、在日、米軍副司令官と岩国基地司令に、陸地上空での訓練自粛を文書で申し入れたということを防衛省は17日になって発表しているわけであります。

 他方、その中で、陸地上空でのフレア訓練は、日米地位協定違反に当たらないと認識もしておるということも言っておられるわけであります。

 いずれにしましても、県としましては住民の方々に不安を与えるような、こうした訓練は適当ではないと思います。いずれにしても、必要な場合もあるいはあるかもしれませんね。そこはわかりませんが、よく日本側と連絡をしながらやるべきことではないかと、適切にやるべきことではないかと思っております。

 国自身も、米軍に対しまして陸地上空での訓練自粛を文書で申し入れをされておられるということであります。引き続きしっかりした対応を政府にお願いをしたいということでございます。

○中国新聞:確認なんですけれども、先ほど知事からも言われたように、日本の政府としても米軍に対していろんな対応を求めているという状況ではありますけども、知事も言われたように、どういう意図を持っての訓練であったのか、あるいはどういうふうに米軍側が解釈をしてやっているのかといったことは、まだなかなかわからない状況。日本政府としても説明を求めているわけですけれども、まだその回答というか、そういったものがない状況ですので、住民に、そういう意味でも不安を与えると思うんですけども、日本政府側の対応としては、そういった住民にとって何か、何となく漠然とした不安を感じるような状況に対して、しっかり訓練を行った米軍側に説明をしてもらうという、情報公開をしてもらうと、そういうところにあると理解していいわけでしょうか。

○溝口知事:そうですね。

○中国新聞:これも国と国との問題ですので、なかなか県としてできることというのは限られているとは思うんですけれども、今回、たまたま訓練の場所が広島県側であっただけで、山を越えれば島根県になるわけですし、以前からも低空飛行訓練の問題あって、県としても独自に騒音の測定器なんかを設置するというような対応を、これは低空飛行の場合ですけれども、しておるわけですけれども、こうした、何か県としてできることというのを今後検討していかれるような考えというのは、今のとこおありでしょうか。

○溝口知事:できることといいますと。

○中国新聞:例えば、今回、フレアなんかの場合ですと、住民が見て通報したという、それがきっかけであったわけですよね。ひょっとすると、これはあくまでも可能性の話ですが、過去にもそういうフレアを射出するような訓練が実際は行われていたかもしれないし、たまたま住民が目撃していなかっただけで。そういったところはわからないわけですよね。今後も繰り返されるかもしれない、そこの部分もわからないわけですよね。だから、その部分に対応して、少なくとも今後、そういった訓練がなるべく住民に不安を与えるような形で行われないために、例えば住民と連携するとか、県として何か、そういうのを発見できるような仕組みをつくっていくとか、それは一例ですけども、いろんな対応があると思うんですが、その辺は何か検討なりなんなりでも、今の段階でできるものなんでしょうか。

○溝口知事:国で考えないといけませんね。陸地上のフレアの利用はやめてもらいたいということは、海上なんかも想定しているということでしょうし、それから住民等にそういうものが突如出てくるようなことがないようにしてもらいたいということと、地位協定には違反しないということもあるわけでして、まして、それから北朝鮮の動きが非常に心配をされている状況ですから、そういう中で適切な対応を政府としてとられることを我々としては要望するということですね。

○中国新聞:要望に関しては、何か文書か何かでは。

○溝口知事:今の段階でそういうことは考えておりません。

○中国新聞:わかりました。


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