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6月16日質問事項1

1.三江線

○山陰中央新報:知事、済みません、JR三江線のことでお伺いしたいんですけども、廃線の決定後の県の対応について、沿線市町のほうから、例えばJR西日本の費用負担だとか鉄道資産の譲渡をめぐって、県がその役割を果たしてないんじゃないかというような不満の声が上がってるんですけど、知事としてどういうふうに受けとめてらっしゃいますか。

○溝口知事:不満という感じはしないですけれども。まだJRとの交渉はまとまっていないんですね。その一つに、代替バスの仕組みを、運行の数だとか時間だとか、あるいは停留所をどうするかといったところ以外に、そちらはそちらで議論は進んでいるんですけれども、JRのほうでは、三江線そのものがなくなっても、その維持をどうしていくかということに物すごいコストがかかるわけですね。それで、地元のほうにそれを活用するようなことはできないのかと、そういうことをすれば、また考え方も少し変わるということが議論の中に出てきておりますが、よくよく考えてみると、関係の市町のほうもそうした落石があるような路線ですから、そういうものを活用するというのはなかなか難しいことだということがだんだんわかってきまして、今の段階でそうした鉄道の部分を、無償であっても、引き受けるということは少なくなっているといいますか、一部はあるとは思いますが、全般を、無償であっても管理するコストが物すごくかかるわけですね。そういうことがあって、まだ進展が十分ではないんですね。それで、私どもは、そういう残存資産をどうするかというのは別の問題だから、三江線にかわる代替バスの仕組みを早く決めるといいますか、合意するようにやりましょうという申し入れを今しているところです。

 ただ、JRのほかの場所では、無償譲渡をしているところがありますね。広島の可部線だとか北海道だとかね。ただ、そことは大分条件が違うのではないかと。三江線が非常に平場のところを走っていたりすると、それは道路としても使えるとか、いろんなことをして使えますが、川のそばの厳しいところでは、落石があるところですから、そういうところと一緒というわけにはいかないので、そこの整理をJRとやらなければいけないということで、県のほうからはそういう申し入れをしておりまして、早くやっていくつもりです。

 だから、そういう面で、何か三江線の代替バスをどうするかということに問題があるわけではないです。

○山陰中央新報:先ほどおっしゃった申し入れというのは、どういう、JRの西日本に申し入れている内容というのは、もうちょっと詳しく。

○溝口知事:私は言っていますよ、口頭で。

○山陰中央新報:どういう内容を。

○溝口知事:早く代替バスの路線をどうするかということについて話を決めましょうということを言っています。その過程で、駅舎は代替バスがとまるとこですからね。そういうところは無償でいただくのか、あるいはどうするのかというのはありますが、そういうことはやりますが、それ以外で、難しい場所ですね、そういうものを活用するというのは別な話ですからね。それは切り離してやりましょうということで話を進めるということを部長からも私からも、この前、米子の支社長が転勤されるときに来られましたけれども、そういうことをきちっと伝えてあります。

○山陰中央新報:鉄道資産をめぐっては、知事おっしゃるように、なかなか全てを無償で受け入れるのは難しいというのが沿線市町の意見のようなんですけど、一方で、一部の資産でも無償で、今、有償だというふうにJRは言っているんですけども、それを無償にしてもらえないかというような意見があるんですが、それは、今回、廃線決定後、県が果たす役割の一つに、そのJR西日本との交渉役というのがあると思います。そういうのは、もう沿線市町ともそういうことで一致していますので、そういうことをJRに交渉役の県として求めていくというようなお考えは。

○溝口知事:交渉の窓口はしますが、最終的な判断は市町村がしなければいけません。

○山陰中央新報:ええ、ええ。

○溝口知事:それは、そういうことでJRには言っておりますからね、それで進んでいくでしょう。ただ、これまでの例から見ると、鉄道資産を無償で引き継ぐケースもあるようですね。けれど、島根県の場合は今、沿線市町の意向を聞くと、それはないというのが現状ですね。

○山陰中央新報:全て一括で無償で受けるというのはなかなか難しいという意見なんですけども、一部でも……。

○溝口知事:一部は、それは別の話として交渉すればいいので、当座はなしということでやっていこうと。

○山陰中央新報:そういう話なんですけど、さっき言ったように、もう何回も言いますけど、無償、一部でも、今、一部だったら有償だというふうにJRは言っているんですよ。それに関して、一部の分でも無償にしてくれないかという意見が沿線市町にあるので、それを交渉役、交渉窓口の県としてJRに求めていくお考えはありませんかって聞いてる。

○溝口知事:それはしますよ。しますけれども、今その話をしますと話が混乱しますからね。

○山陰中央新報:あともう一つ、その鉄道資産を……。混乱するというのはどういうことですか。

○溝口知事:どこを無償で、あとはJRとかっていう話は難しい問題ですから、それはJRの中でもいろんな議論があり得るでしょうからね。そういうことを言っているわけです。それで、いずれにしても、大事なことは三江線が走っていたわけでしょう。それを利用していた人たちがいるわけですね。だから、そういう人たちが困らないように、バス路線をつくると。それで、その負担はJRにお願いをすると。ただ、JRは、その期間を何年にするとか、そういうところは言っていないんですが、必ずしも、もう永久にするとか、そういうことではないでしょうし、それから、それは沿線市町においても違いますね。だから、話の解決をまずしなければいけないのは、この三江線にかわるバス路線の運行の仕方ですね。それを詰めていくということです。

○山陰中央新報:それが決まらないと、さっき知事がおっしゃった費用負担だとか、鉄道資産をどうするかっていうのが決まってこないということですか。

○溝口知事:他方で、JRのほうも残る資産を引き継いでいくと、やっぱりそのために物すごいコストがかかりますね。そのコストをJRの中でどうするかという問題は残るでしょう。

○山陰中央新報:鉄道資産については、JR西日本が言っているのは、9月下旬に沿線市町と交渉締結をしたいと言っているんですが、もう今、6月に入ってて、なかなか時間がなくて、その回答自体を延期というようなことも、沿線市町から求める声が相次いでいるんですけども、県としてそれをJRにお伝えするとかというお考えはあるんでしょうか。

○溝口知事:それは早くやるように、一緒にね、やっていきましょうということですね。

○山陰中央新報:早くやるというのは、何をやるんでしょうか。

○溝口知事:まとめることを。

○山陰中央新報:ということは、9月下旬という期限は変わらずに、その期限に向けて議論していくという。

○溝口知事:バスの購入とか、あるいは停留所ですね。どう決めるとかに、4月1日の前にそういうものを決めなければいけないですし、バスの調達もしなければいけないですから、4月1日の前に一定の期間が必要ですよね。それを目指していこうということで、それに間に合うようにやっていくということです。

○山陰中央新報:今、済みません、知事、バスの話をしてるんじゃなくて、鉄道資産の話を今、僕はしていて、その鉄道資産、どこの、例えば線路を譲り受けるとかっていうような締結の期限をJRは9月下旬に設定してるんですよ。それが今もう6月だから、もう期間がないから、なかなかそれは住民も交えて議論しなきゃいけないことだから、その回答期限を延期させてもらえないかっていうことを沿線市町は言っているんです。それを交渉役、交渉窓口の県としてJRにお伝えするお考えはありますかというふうに聞いてる。

○溝口知事:お伝えする云々は別として、4月1日からバスが運行するように協議会の運営をやっていくということですよ。だから、具体的にそれが9月だかどうかというのは、それはこれから決めればいい話ですね。

○山陰中央新報:知事は、その沿線市町と溝というか、そういう温度差はないという御認識ですか。

○溝口知事:沿線市町は、ほとんど鉄道資産を引き受ける考えはないようですね。一部あるかもしれませんね。おおむねは、それは引き受けないと。ただ、JRのほうは、それを管理するのは大変だというので、三江線のような長い路線の例というのは余りないですし、それから山の中を走るという鉄道も余りないから、そこら辺は新しい課題では、JRにとって課題ではあろうかということは想像しますけれどもね。

○山陰中央新報:知事、済みません、もう一度お聞きしますけど、沿線市町が今、県に不信感というか、不満を漏らしているのは、なかなかJR西日本との費用負担とか支援期間が決まらないということと、あと、鉄道資産の譲渡をめぐって、県がその交渉役というところを果たしてないんじゃないかという今、不満が出てるんですよ。

○溝口知事:そこは聞いていませんね。

○山陰中央新報:聞いていない。

○溝口知事:鉄道資産は多くの市町が引き受けるということを言う人はほとんどないと言っていますよ。

○山陰中央新報:その一つの役割として、情報提供を適時行ったりとか、必要に応じて協議の場を設ける、県と市町とのというのがあるんですけど、あと、もう一つ大事な交渉役を県がやるというような取り決めもしてまして、それに対して県が役割を果たしてないんじゃないかというふうに言ってるんですけど。

○溝口知事:そういうふうに私は見ていませんけれどもね。

○山陰中央新報:ただ、事実としてそういう、取材の中で言っているので……。

○溝口知事:それは、地域振興部長がきちっとやっていますよ。それで、私にも報告はしています。

○山陰中央新報:知事が首長の皆さんとお話をする機会というのは。

○溝口知事:必要があればします。

○山陰中央新報:する。ああ。

○溝口知事:必要があればする。けれども、市町から具体的に私に直接そういう話はないです。

○中国新聞:首長さんから直接そういうことを知事に言われることはないということですか。

○溝口知事:ないですね。

○中国新聞:ない。

○溝口知事:それは、定例のいろんな会合があって、地域振興部長が常に出ていますからね。

○中国新聞:交通対策課長をはじめ地域振興部の皆さんが今回のことで沿線をいろいろ訪問されたりとか、広島に出張して会議に出たりとか、いろんなことをされてるんですけども、そこで収集された情報の中にも、その市町のほうから県としてもっと主体的にこうしてほしい、ああしてほしいという情報が上がってきていないということですか。

○溝口知事:そういうふうには思いませんけどね。

○中国新聞:聞いてないということですか。

○溝口知事:どういうことを。

○中国新聞:部長さんとか課長さんがいろんなとこへ行かれますよね、沿線の。あるいは広島で会議に出たりしますよね。そのときに、沿線の首長さんなり住民さんなり、あるいは自治体の職員さんなりから、三江線の今回の問題に関して、県としてああしてほしい、こうしてほしい、もっと主体的に役割を果たしてほしいとか、そういう意見というのがどれぐらい知事のところに上がっているんですかという。

○溝口知事:それは、どのぐらいというのも知りませんけれども、私は交渉が進むように指示をしていますし、その方向でやっていくということです。

 ただ、今、三江線の資産を引き受けるという考えはないということですから、その問題が大きな、こちらにとってですよ、大きな課題になっているわけではありません。

○中国新聞:大きな課題というのは。

○溝口知事:それをしないとバス路線の運行の計画ができないという話ではないです。

 ただ、多分、私が想像するに、可部線ですと40キロぐらいですよ。北海道でしたのも40キロぐらいですね。それで三江線は全部で108キロぐらいですね。それが、しかも山の中を通っていますからね、そういうものの管理をどうするかというのは、JRにとっても新しいことではないかと思いますね。だから、それをほかの2例と同じように、地元に引き受けてもらうという考えであると、そこはなかなか簡単にいかないでしょうという気はしているんですよ。

○中国新聞:まさにそういうことを……。

○溝口知事:私のほうは、いずれにしても、問題はJRが去年の9月にやりましょうと言ったのは、三江線の代替交通の手当てはしますということで、じゃあそういうことでやりましょうということに合意したわけですからね、そこをベースにしてやらないといけないだろうと。

○山陰中央新報:県の立場として、JRと沿線市町の間に入っての中立な立場であるのか、ではなくて、沿線市町に寄り添って、そこで沿線市町の意向も聞きながら県の考えもまとめていって、県の考えも含めてまとめて、それをJRと交渉する立場なのか。

○溝口知事:両方ですね。

○山陰中央新報:両方というのは。

○溝口知事:そういう形でまとめますし、沿線市町を代表してJRの考え方を聞くとか、そういうことはしますよ。

○山陰中央新報:だから、中立とかっていう立場でなくて、きちんと沿線市町に寄り添うっていう立場だということでよろしいんですか。

○溝口知事:もちろんそうですよ。

○山陰中央新報:それで、さっき言った費用負担とか、その代替バスの交通をどう確保するかというのは大事だと思うんですけど、その一方で、鉄道資産をどうするかとか、そういう費用負担をどうするかというのも、これもすごく重要な問題であって、そこで果たす県の役割というのはどういう役割なんですか。

○溝口知事:その問題は短期的には決着するのは多分難しいから、先に三江線の代替バス路線の仕組みをどうするかというのを決めましょうという話を改めて私から伝えたということです。

○山陰中央新報:先ほど中国新聞さんもおっしゃってましたけど、だから今、交通対策課長とか地域振興部長がいろんな会合に出ている中で、その沿線市町からの要望というのが、鉄道資産だったりとか費用負担をめぐったりとか、そういう要望があるということを、知事には上がってきてますか。

○溝口知事:上がっていますよ。

○山陰中央新報:例えばそれ、どういう要望が上がってきてるんでしょうか。

○溝口知事:鉄道資産はあまり引き受けるつもりはないという情報は上がってきていますよ。他方で、一部にこういう鉄橋は使えるかもしれないんでやりたいというのはありますが、それは個別の市町が判断しなければいけませんからね。それは今の場で交渉していくというのは難しいでしょう。

○山陰中央新報:今後、必要であれば、例えば首長さんの方から、きちっとお話がしたいというようなことがあれば、それは、だったら……。

○溝口知事:もちろん我々もお手伝いしますよ。

○中国新聞:知事、当たり前ですけど、JRさんが言っているのは一括無償か一部有償かですよね。それは地元では難しいと言っとられて、だから、現状、知事としてもそこは、地元としてはそういう条件、JRの条件じゃ受け入れられないということですよね。

○溝口知事:その長い路線を管理するというのは物すごいコストかかりますよ。それは無理でしょう。ただ、すぐ利活用できるところだけ譲ってもらえるならしたほうがいいでしょうね。

○中国新聞:ただ、それはJRさんの今のところ、立場じゃないですよね。

○溝口知事:JRは、そういうことは、今までの例が少ないですから、2例ぐらいですからね。だから、それはJRの中でいろんな考えはあり得ると思いますよ。ただ、それは私が見るところ、整理がまだできてないと思います。だから、私が言っていますのは、もともと三江線の代替バスをつくることを前提に了解をしたわけですから、そこのところをまずやりましょうということを話しておるということです。

○中国新聞:あと、それに関連して思うのが、例えば川本町の石見川本駅とかがバスの停留所前提の一つですけど……。

○溝口知事:それは何といいますか、資産の引き受けという話ではなくて、バス路線に関連して使うという話ですから、それはその中で考えればいいわけですよ。

○中国新聞:じゃあ、バス停がとりあえず川本駅の前を通るというのは、それはバスをどう運行するかという話で、じゃあ肝心の川本の駅舎がどうなるかという話は、また後日というか。

○溝口知事:いや、駅舎もそれは、そういう停留所の一つになりますからね、それを活用するということは当然あり得るわけですよ。

○中国新聞:それは、要は引き受けないと、有償であれ無償であれ。

○溝口知事:そこら辺は、まだ不明確でしょうね。まだそういうところまで話が進んでいませんから。それは、JRのほうが、例えば期間をどこまでするかということとも関係があるでしょうね。

○中国新聞:だから、そこはある程度決まらなくても、代替バスをどう通すかという話をまず優先してそういうふうに……。

○溝口知事:どういう路線でね、例えば駅舎を活用したりね。それはJRからすれば、駅舎を活用するということになれば、それは一定の便宜供与ということになりますが、三江線を、赤字路線をやめてバスにするという了解を沿線6市町がしたわけですから、そういうことを考えると、駅舎のようなものについてどうするかというのは、考え方があり得るでしょうね。

○山陰中央新報:知事、確認をさせていただきたいんですけど、地域振興部長や課長たちから、例えば鉄道資産をめぐっては、今、全部一括だと無償で、一部だと有償というふうにJR西日本は言っているんですけども、一部の場合でも無償にしてくれだとか、あと、どういう資産を活用するかというのは余りにも時間がないので、回答期限を延期してくれとか、あと、さっき言った費用負担の場合でいうと、なかなか、幾らほんじゃあランニングのところを見てくれるかとかっていうのが、あと支援期間も決まってないというのがあるので、そういう話が沿線市町から上がってきていますよという報告は受けてらっしゃるんですか。

○溝口知事:はい。それは相談をしますが、今の段階では、JRとの交渉で大事なのは沿線、路線をどう決めるかと、それをどういう仕掛けにするかということですから、それを先にやりましょうということです。

○山陰中央新報:鉄道資産について……。

○溝口知事:ただ、申し上げていますように、JRは、旧路線が残りますと、それは膨大なコストがかかりますから、それを社内でどう判断するかという問題はあり得るでしょうね。

○中国新聞:そのJRさんの回答期限の9月下旬と言っているのは、現実的に今のタイムテーブルでできると思っていますか。

○溝口知事:まだまだ時間がありますから、全力を挙げてやっていくということですね。

○中国新聞:全力を挙げればまとまる可能性があると。

○溝口知事:可能性かどうかは別として、全力を挙げてやっていくということですね。

○山陰中央新報:いや、知事、僕が質問したのは、さっき言ったような要望というのは、知事のところには上がってきてますかってお聞きしたんですけど。

○溝口知事:個別の要望は知りませんよ。

○山陰中央新報:要望があるっていう報告が知事のとこに上がってきていますか。

○溝口知事:来ていますよ。

○山陰中央新報:来てます。

○溝口知事:それは、ごく一部。

○山陰中央新報:ごく一部というのは。

○溝口知事:市町の中では。

○山陰中央新報:要望のごく一部しか上がってないということ。

○溝口知事:ええ。

○山陰中央新報:あ、一部の自治体から上がってきてるってことか。

○溝口知事:今は、むしろほとんどは引き受けをしないということだと思いますよ。

○山陰中央新報:いや、その引き受けはしないっていうのはよくわかったんですけど、ではなくて、さっきも何回も言うんですけど、鉄道資産をめぐっては、議論をする時間が必要なので回答期限を延期させてくださいという話と、一括の場合は無償で提供するというふうにJR西日本は言っているんですけども、あと、一部の場合は有償でということを言っているんですよ。その一部の場合でも無償にしてくれないかという声がある。それは知事のところに上がって、そういう要望……。

○溝口知事:聞いていますが、どこがどうしてるというところまで知りませんが、私は、そういう問題は、資産の償却をどうするかという話は別の話としてやらないといけないだろうということを言っています。

 

○山陰中央新報:知事、済みません、冒頭の三江線のことで、ちょっと確認をしたいんですけど、その三江線をめぐっての鉄道資産の譲渡とか費用負担、バス運行の費用負担に関して、その沿線市町なりにお考えがあって、実際、もっと県に主体的に沿線市町の立場に立ってJRと交渉してほしいという声があって、実際、それは5月末の地元協議会でもそういう意見が出てるんですけども、そういう意見があるというのは、知事のところには伝わっているということでよろしいんですよね。

で、確認なんですけど、県の立場としては、中立ではなくて沿線市町に寄り添って対応していくというのが県の役割だということでよろしいんでしょうか。

○溝口知事:もちろんそうですね。

○山陰中央新報:今後、沿線市町の要望、いろいろあると思うんですけど、そういうことを聞いてJRと交渉していくというお考えということでよろしいんですか。

○溝口知事:JRと交渉もしますし、沿線市町と一緒になってやります。

○山陰中央新報:必要であれば、知事も首長の方の意見を聞くようなところにも、必要であれば出ていかれるということでよろしいんですか。

○溝口知事:それはいつでもおいでになりますから、県として。それで、これで必要があれば行きますよ。

○山陰中央新報:はい。

○溝口知事:ただ、三江線の問題は、だから、JRのほうは過去の例からいうと、引き継いでもらっているという気持ちがあるから、けれども、そこは状況によって違うんじゃないかということがありますから、そういう問題をどう対処するかというところについては、私は、その問題はすぐには解決つかないから、代替バスの話を早くしたほうがいいと言っていますが、JRにとっては、全体がどうであるかということがないと、社内の対応が難しいというのが多分あるんだろうと思いますね。だからそこをどう調整するかという問題は今後も残るだろうと思うんです。しかし、私からは、きのう、米子の支社長が大阪へ帰るというときに、ちょうどいい機会だからバス路線のほうを先にやって、それから引き継ぎの話は必要があればやりましょうと。現状では融通してくださいよというところはないですよということを伝えてあるということです。

○中国新聞:知事、端的に言って、鉄道資産のことで、地元やJRと立場が相当開きがあって、短期的にはなかなか決着しないだろうと言っとられることと、9月下旬というJRが設定した期限があって、さっき言ったら、そこまでに頑張りますみたいなことだったですけど、それって矛盾しないんですかね。

○溝口知事:それはもうやってみるほかはないと。

○中国新聞:やってみるけども、難しいだろうということですか。

○溝口知事:いえ、わかりませんね。

○中国新聞:でも、難しいとおっしゃったじゃないですか。短期的に決着はできないと。

○溝口知事:短期的にというのは、その9月ではなくて、1年や2年でできるかなというような感じですけれど、私としては。

○中国新聞:でも、JRは9月下旬と言っとるわけじゃないですか。それは……。

○溝口知事:そこはどこまでの、どこの範囲を言っているかということにもよるでしょう。

○中国新聞:どこの範囲を言っとられる。

○溝口知事:そこはまだはっきりしませんね。だから、JRとしては、そういう気持ちがあるでしょうからね、そっちにたくさん費用がかかるんであれば、バス路線のほうはなかなかやりにくいというところもあるでしょう。だから、そこは交渉をやりながら、向こうの考えもよく聞いてやっていくということですね。今こうするああするというんで、それで決まるわけではないと。

○山陰中央新報:JRの話も聞くんだけども、県の基本的な立場としては、その沿線市町に寄り添って、それが実現するようにやっていくというのが立場だということでいいですか。

○溝口知事:それは当たり前ですね。

 


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