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知事定例記者会見(12月5日)

「ブルーリボンの着用」

 

○溝口知事 それでは、会見を始めます。

 

 私からは4点、コメントを申し上げます。

 1点目は、ここにつけておりますけれども、ブルーリボンの着用についてということです。

 このブルーリボン運動は、北朝鮮に拉致された日本人を救出する市民ネットワーク、NGOでありますが、提案で始まりまして、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会などでも取り組まれておるものであります。

 御承知かと思いますけども、この青いリボンというか、これはバッジですけれども、リボンはこういうものですけれども、この青は日本と北朝鮮を隔てる日本海の青と、それから被害者とその家族を結ぶ唯一のものとして青い空をイメージしたものだというふうに言われております。

 島根県もそうした支援の一環として、北朝鮮人権侵害問題啓発週間が12月10日、来週の火曜から16日、翌週の月曜まで、その週間中は県庁の幹部職員が着用するということをやっております。大体次長級以上で、今年度で70名ぐらいでありますけれども、年中やってももちろん差し支えないんですけども、この期間に特に着用するということです。

 

「生誕120年宮芳平ー森鴎外の小説『天寵』の画家ー企画展」

 

 それから、2番目はこちらでありますけれども、宮芳平という方の展覧会が12月21日から来年の2月24日まで、県立石見美術館の企画展として開催をされます。

 森鴎外が日本の近代美術展が始まるころに文部省美術展覧会、文展とたしか言ったと思いますけれども、その審査委員であったわけです。それから石見美術館は森鴎外ゆかりの作品なども集めていますが、その関連で、森鴎外が小説「天寵」というものを書いているわけですけれども、その中にこの宮芳平さんという人が出てくると。宮芳平さんという人は、パンフレットの裏側にもありますけれども、この文展で出品したけども落選をして、理由を聞くために森鴎外を訪ねたと。その縁で交流が始まったということのようです。時に大正3年、1914年でありますけれども、それでこの森鴎外は宮さんという画家が気に入りましてね、その人をモデルにした小説をつくったと、こういうことであります。その文展に出品したのがこの「椿」という作品でありますけれども、宮さんはその後、長野県諏訪市で美術教師などをやられて、いろいろ作品を残しておられるということであります。こちらの所蔵品の解説のところを見ますと、やはり長野県などに、あるいは近隣のところなどにいろんなものが所蔵されていまして、今回、グラントワのほうで借りてきて展覧会を開くと、こういうことであります。期間中、この宮芳平の魅力に迫る内容の記念講演会として、「天才ではない作家の生き方」とか、あるいは銀河万丈さんという声優による読み語りなども行われるということであります。

 

「隠岐之国ー島々の歴史と文化ー企画展」

 

 3点目は、こちらの展示でありますけれども、「隠岐之国 島々の歴史と文化」ということで、古代出雲歴史博物館におきまして12月27日から来年2月23日まで展示をするということであります。

 隠岐は、石見、出雲と並び、この島根の三国の一つであるわけで、昔から「隠岐之国」と、こう称されてきておるわけであります。離島であることもあり、そして歴史上いろいろな関連から、隠岐の風土、文化、歴史の特殊性、特異性があるわけであります。そういうものが考古資料でありますとか古文書、民俗資料、あるいは現在に伝わる舞などに残っておるわけであります。今年9月に隠岐が世界ジオパークに認定をされたわけでもありますが、こうした隠岐の歴史、文化をテーマにした展覧会というのは、余りまとまって開かれたということはないようでありまして、初めてに近い総合的な隠岐展覧会と、こういうことであります。

 展示としては、このパンフレットに出ておりますけれども、駅鈴でありますとか、倉印ということで、これは古代世界でもありますし、玉若酢命神社の重要文化財になっております。後醍醐天皇の綸旨は、出雲大社で重要文化財として保存されております。現代に続く舞等につきましては蓮華会舞がありますが、そのほかにも美田八幡宮に伝わる田楽などもあるわけであります。非常に興味深い展覧会ではないかと思います。

 

「古代歴史文化賞決定記念「日本の始まり」講演会特別対談」

 

 最後は、古代歴史文化賞決定記念講演会と特別対談というのが12月15日、くにびきメッセ多目的ホールで開催をされます。

 この古代歴史文化賞の大賞を受賞されました都出比呂志先生、大阪大学の名誉教授でありますけれども、「古代国家はいつ成立したか」というのが岩波新書で出ておりますが、これが先生の受賞作品であります。都出先生は、今回は「大和政権と出雲」ということで講演をされます。

 それから、今回の賞の中で4県の地域賞が出ておりますけれども、しまね賞は関和彦先生です。関先生は、島根の方にもよくお見えになって、島根の中をよく歩いておられる方であります。その方が「古代に行った男ありけり」という作品で受賞され、出雲を中心とした本になっております。この関先生は、講演と対談をされるということであります。

 私の冒頭の説明は以上であります。


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