• 背景色 
  • 文字サイズ 

知事定例記者会見(9月18日) 

質問事項

3.原子力規制委員会発足1年を迎えて

 

○NHK

 知事、あしたで原子力規制委員会が発足してから1年になるんですけれども、この1年間に福島事故の教訓を踏まえた規制基準だったり、そういった新たな規制基準だったり原子力災害対策指針とかが策定されて、規制に関して信頼を取り戻すべく国のほうも努力してきたと思うんですけど、この1年間、知事は規制委員会についてどのように見られてきましたか。発足してから1年になりますが。

 

○溝口知事

 非常に広い問題だから難しい問題ですけれども、一つは、規制委員会が扱っている問題が非常に専門的ですわね。だから一般の方々、我々も含めてね、規制委員会のいろんな考えだとか基準だとか、いろんな施策というものが実際にどういう影響を持つのかということをはかるのは難しいことですよね。それは専門家でも意見がいろいろ違うと思いますね。

 何というか、専門家の中でも違うと思いますね。そういう意味で、規制委員会はいろんな基準をつくるに際しまして、いろんな専門家の意見を聞くとかいうことをやられたり、あるいはいろんな議論を公開してやるとか、さらにそういう議事録とか映像なんかを見れるようにするとか、あるいはドラフトができると、それをパブリックコメントにかけて、そういうものを取り入れる。そういうプロセスを透明化することによってできる限り多くの人の意見が反映され、そしてそれがわかるようなやり方をしてこられたと思いますね。ただ、国民の多くの方、私なんかも含めてですけれども、そういう専門家のいろんな決められたことをやはりわかりやすく説明してもらうと、それが大事なことじゃないかと思いますね。

 それから、過去に起こったこと、それも完全にわかっておるわけじゃないでしょうし、それから、これから起こる地震でありますとか、そういうものも一定の推定でありますから必ず誤差を伴うわけでありまして、そういうものを総合的に評価するというのは至難のわざですし、そういう評価についてみんなの意見が一致するということは普通ありませんよね、いろんな意見があると。だから、そういうプロセスを透明にしながらいろんな意見を聞きながらやっていき、それでまた新しい知見が出ますと、それに合わせて変えていくというプロセスをやっぱり丁寧にやっていくということが大事なんじゃないかと思いますね。規制委員会もそういうふうな説明をされておりますけれどもね、そういう面でいろんな努力をされてこられているということです。だから、原発の問題が、特に日本なんかですと地震とか風水害とか、いろんな問題がありますし、評価が非常に難しい中で一定の基準に到達するように最善の努力をされたというふうに思っています。

 

○NHK

 発足後、まだ原発が1基も再稼働していないという状況で、一部の立地地域からは何のための規制なのかといった、そういう不信とか不満も渦巻いている状況だと思うんですけども、今後、溝口知事がまた次の1年、規制委員会に期待したいこと、求めたいことというのはどういったことですか。

 

○溝口知事

 あなたの前半の話はよくわかりませんが、やはり今申し上げたような、いろんなことを評価するのが難しいわけですよね。だから、それからわからないことも多分いろいろあるわけでしょうし、新しい知見も出てくるわけでしょうから、できるだけ多くのそういう意見をよく聞くとか、あるいは新しい知見を取り入れるとか、あるいはそれは日本だけのことじゃなくて、IAEAなどともよく意見交換をするとか、あるいはほかの国の状況なんかもよく研究されて、引き続き継続的にそうした見直しと申しますか、レビューと申しますか、そういうものを続けていって、原発の安全基準、安全対策、そういうものをしっかりやってもらいたいというふうに思います。

 

○山陰中央新報

 実は先日、安対協がありまして、住民の方、委員の方からテロへの対応、テロとかのですね、対応の限界があるんじゃないかという声......。

 

○溝口知事

 ん、何の対応。

 

○山陰中央新報

 テロですね。テロとかの対応に限界があるという声だとか、あと、まだ福島の事故の原因が判明してないというような声もあったんですけれども、そういう住民の安全に対する声ということに関して、知事としてはどういうふうに受けとめられたのかというのをお伺いしたいんですが。

 

○溝口知事

 だから、そういう問題をやはり規制委員会のほうもできるだけ可能な限り考慮に入れた基準、あるいは対策、そういうものをつくると申しますか、そういう新しい知見が出てくれば、それに合わせて変えていくといいますか、そういう一地点にとどまらないで、そういうものをやっぱり取り入れていく、そういう努力を重ねてもらいたいというふうに思いますね。

 

○山陰中央新報

 リスクはゼロじゃないという説明もあったと思うんですが。

 

○溝口知事

 それはゼロにはならないでしょう。

 

○山陰中央新報

 やっぱり今の現段階では、まだまだ......。

 

○溝口知事

 それはゼロなんていうのはあり得ないですよ。あらゆるものがそうですよ。だけど、それをどういうふうに評価するかという問題ですよ。

 


お問い合わせ先

広報室

島根県広報部広報室
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp