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知事定例記者会見(7月25日)

質問事項

1.参議院選挙に関して

○山陰中央新報

 では、よろしいでしょうか。

 冒頭の参議院選挙の結果についてお考えをお聞きしましたけども、政治の安定を求めたという中で、一方で、島根県も投票率が過去最低を記録しまして、60%台ということで。それで、当選された自民党の候補の得票率を有権者全体で見ますと30%台ということで、投票されてない方の方が上回る結果というふうになっていますけども、その低投票率の現状についてはどういうふうにお考えか、お聞かせください。

 

○溝口知事

 そうですね、全国的に投票率が下がっておりますね。前回が約58%であったのが今回は52.6ですから、やっぱり大分下がっていますね。しかし、その中で島根は、水準でいうと全国トップですね。60.89ということで、全国の52.61を、約8ポイントぐらい高いわけですね。しかし、島根自身は、前回の71.70から今回は60.89ですから、10ポイントぐらい下がっているということでありますが、選挙民の方も島根の候補に対して、やはり与党から出ておられる候補、これに対して野党からはそう、全党から出たわけでもありませんしね、そういうことも影響したり、与野党とも暑い夏の選挙戦で、また、知名度などについても取りざたもありましたけども、それから、どうでしょう、政権与党の勝勢が全国的に毎日毎日報道されるといったことで、激戦といったような選挙でなかったということも影響しているのかなというふうに思います。

 

○NHK

 知事、関連ですけど、一方で投票所の削減というのも、投票所が少なくなったという点も影響しているんではないかなと私感じているんですが、その辺はいかがでしょう。

 

○溝口知事

 そこはちょっと私もわかりませんね。

 

○NHK

 そういった分析というのはまだないわけですけれども、なくなったから行かなかったというふうな。

 

○溝口知事

 そこはどうでしょうね。

 

○NHK

 どの程度影響があったんじゃないかなというふうにお考えになっていますか。

 

○溝口知事

 いや、そこは全然数字的な分析も聞いておりませんけれども。どの程度、やっぱり数量的にどうかというのは、なかなか、分析を見ないとわからない課題じゃないでしょうか。

 ただ、遠くの場合も、大体車でみんな移動されますからね。徒歩で行くという、地方部、山間部とかになりますと、そうすると、距離が大きな影響を及ぼすかどうかはわかりませんね。

 

○NHK

 必ずしもそれが直接的な影響じゃないんじゃないかということですね。

 

○溝口知事

 いや、だからそこは何とも言えません、断定的なことは言えませんので、よく分析しないとわかりませんと、こういうことでありますが、そういうことですね。

 

○毎日新聞

 数量的な分析はこれからだと思うんですけども、全国的に投票所を減らしている傾向あると思うんですが、その傾向については、投票所減らしていこうと、集約化していこうという方向、流れについては、知事はどういうふうに思われますか。

 

○溝口知事

 そこは事前の投票もできますし、いろんなことの兼ね合いではないかというふうに思いますね。

 

○毎日新聞

 事前投票というの、いわゆる期日前投票だと、大抵山間部だと合併前の役場があった旧支所であるとか、大きな役所である本庁であるとか、そういうところでしかできないという現状もあると思いますが、そうすると、事前投票もできるから集約化という話も、ちょっとずれるんではないかなと思いますが。

 

○溝口知事

 そこはやはり各地で事情も違うでしょうから、各地の様子などもよく分析をして、さらなる検討をすべきことじゃないかと思いますね。今どうこうという、何らかの方向性について私が具体的なことを言うほどの情報を、分析を有しておりませんね。これからのことだろうというふうに思います。

 

○山陰中央新報

 関連で、去年の衆議院選挙では、全国的な調査ですけれども、5分以内に行ける距離に投票所がある人は8割が行くと、それから、20分以上かかるところは半分しか行かないという結果も全国的には出ているんですけれども、投票所が遠くなることで投票に行かなくなるという傾向については、知事はそのとおりだとお思いでしょうか。

 

○溝口知事

 それは影響すると思いますね。全く影響ないとは言えない。ただ、人口密集地では、必然的にたくさんできますから、時間はそうかからない。他方、そういうところは大体車で行くということはなかなかありませんから、時間的距離にしたらどうかということはあるかもしれませんね。

 

○山陰中央新報

 投票所の箇所数が減ることも、そういう影響もあるという認識はお持ちですか。距離のことについては、そういう影響もあるということでしたけども、その数自体、そういうかかわりがあることだと思うんですけれども、その投票所の距離と。

 

○溝口知事

 それは、高齢の方もそういう地域では多いですから、あるいは単身世帯ということもあるでしょうから、そういう面で工夫をするようなことがあり得るのかどうか、まだしっかり勉強しているわけでもありませんけども、皆さんの御質問に対しては、それは選挙管理委員会になりますか、あるいは国自身も選挙制度の問題ですから、状況をよく分析をされるということが大事ではないかと思います。

 

○毎日新聞

 済みません、先ほどお答えの中で、距離について影響ないとは言えないんじゃないかという分析される、その前に、一番最初のお答えの中で、中山間部なんかは車なんか使うから距離は余り関係ないんじゃないかというような発言をしていらっしゃったと......。

 

○溝口知事

 それはちょっと、ない面もあるかもしれないということ、近い、距離的な問題だけじゃなくてね。結局日常生活も、どっかに出る場合には車になりますからね。ないとは言えませんが、いずれにしてもそこら辺はよく分析をして検討すべき課題ではないかというふうに思うというのが、まとめた私のコメントです。

 

○毎日新聞

 知事は、この低投票率をどうすれば有権者が選挙に行くようになるというふうに思いますか。

 

○溝口知事

 それはいろんな要因がありますね。やはり選挙で政党間での立場の違い、政策の違い、あるいはどういう政策を選択するか、あるいは候補者の数、それも候補者が非常に競うような選挙であるかとか、いろんな要因に左右されますから、それは一回一回選挙で違うわけですわ。

 それから、傾向的に見ると、投票率は落ちてますわね。それは、いろんな世代における政治への関心にも影響されているでしょうし、それから、国全体の政策なり、国全体の将来ということになりますと、政治だけじゃないですね。社会的な状況の変化、あるいは日本を取り巻く国際情勢、そういうもろもろのものが影響するわけでありまして、これがこうだということを決めるということは難しいですね。それも選挙の仕方などによりますけれども、都市化などが進みますと投票率が落ちるという一般的な傾向はありますね。大都市部においてそういう投票率の低下ということがありますし、日本全体で見てもそういうことが進んでいるということもありますしね。そういう意味で、いろんな影響がありますから、そういうことをよく分析して、どういうことが適切かということをやはり国として政治の場でも検討されるということが大事だろうというふうに思います。

 

○毎日新聞

 いろんな影響があるのは当然そのとおりで、当たり前の話なんで、知事、こういう今の低投票率になっている傾向について、秘策はないかもしれませんけど、知事はどんなことすれば上がるんじゃないかなというようなものはお考えはありませんか。

 

○溝口知事

 僕自身が具体的なものまでは言えませんね。情報が昔よりももっと簡単に行き交う時代になったわけですけども、しかし、情報が多過ぎるといったこともあるかもしれないし、あるいは選挙のチラシなり、あるいはポスターといいますか、そういうものが情報の主たる源泉であった時代は、そういうものが比較的強いインパクトを持っていたかもしれませんし、情報化社会が進むから、情報が多くなるから関心が高まると、あるいは選挙に、投票に行くかというのはまた別な問題だろうと思いますね。

 また、政治の世界においては、日々の情報で今度は政治の世界が影響されるという面がありますからね。政策の選択などについては、瞬時にいろんな国民の考え方がわかると、それによって各政党、政治家が影響される、そういうものを考えるということにもなりますしね。政治のシステムは、広い意味で言えばいろんな情報が行き交うわけですよね。それを政治家を通じて行き交いは集まるし、メディアを通じて行き交い集まるし、新聞もあるでしょうし、あるいは周りの人の意見もあるでしょう。それで、今やそういうマスメディアだけじゃなくて、ネットの世界で情報が伝わっていきますけれど、だけど、情報が伝わって、選挙に行くかどうかというのはまた別のような見方もあると思いますね。だから、それは社会全体の変化とも関連をしてますから。余り答えにならないかもしれませんけど、しっかり体系立てて勉強しているわけでもありませんけども、感想風に言うとそういうことかなということです。

 

○毎日新聞

 さらに追加で2点。

 じゃあ、選挙に行かないっていうことについては、知事はどういうふうに思われますかということと、あと、先ほどもお話少し出ましたけど、今回の参院選のインターネットを使った選挙活動というのは、多少注目を浴びたと思うんですが、知事はインターネットの選挙活動、そういうものを今回の選挙で活用されましたか。

 

○溝口知事

 私は余りネットを使わないんですわ。ふだんの日常のあれも。私の方は、やっぱり新聞とかが多いですかね。あるいは雑誌であるとか。その都度何が起こったというよりも、もう少し、僕らが参考になるのは、その底流に何があるかとか、そういうようなことの方が僕なんかには参考になりますね。

 

○毎日新聞

 一つ前の質問についてはいかがですか。

 

○溝口知事

 一つ前の......。

 

○毎日新聞

 選挙に行かないという行為については、知事はどういうふうに思われますか。

 

○溝口知事

 だから、それは若い人などがどう考えるかとか、政治に何を期待するとか、どういうことを望むかとか、そういうこともあるでしょうし、それから、各世代で違うでしょうけども、そういうもろもろの要因によって政治に対する関心も高くなったり、あるいは投票所に、関心の高さとまた投票率が高くなるというのもまた別の要素がありますから、この問題をぱっと聞かれてぱっと答える分には、まあその程度の感想でしょうか。

 


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