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知事定例記者会見(4月17日) 

質問事項

8.道州制について  

 

○毎日新聞

 済みません、2点お伺いしたいんですけど、先ほど1票の格差のお話の中で、地方のあり方みたいなところの話だと思うんですけども、そういう中で、一つ目は、道州制ですね、ここに来て今国会で自公両党が道州制に関する法案を提出するであるとか、昨日ですか、日本維新の会とみんなの党が道州制基本法案の素案をまとめて今国会にも提出したいというような考えを示してきたりとか、道州制推進の動きがここに来て加速してきているんではないかなというふうに国会の動きを見ると感じるんですけれども、先ほどから地方と都会というんですかね、そういうような関係でのお話をしてらっしゃいます。それ道州制ですね、この進み、今の今国会で進み方というのを知事はどういうふうにごらんになってるか、そこをまず1点。

 

○溝口知事

 道州制は、長年議論されていますね。非常に盛り上がるときもあるし、それが鎮静化するときもあるし、何十年やられておりますね。以前は経済界などが全国一律の制度よりも、一定のブロックでやる方が効率的だという考えが背後にあって主張されているというのもあったように思いますが、それから地方の自主性という観点、いろんな観点がありますが、日本という国は非常に狭いところに密集して、山間地が多いですからね、住んでいるところだし、道州といっても、なかなか山があったりして、人々の間で知り合っているとか、ヨーロッパとかを見たりしますと、あるいはアメリカなんかを見たりすると、もうちょっとそういうところでいろいろ問題があるんじゃないかというような印象を一つ持っていますね。わかりませんけども。

 それから、道州制をやるときには、やはり国全体が大きな課題を背負ってなくて、ある程度身軽にいろんなことができるという時代でないと難しいんじゃないかという感想を持っていますね。だから、今、財政のああいう赤字があるわけですけども、それをどういうふうな道州制のもとで分配をして、処理をしていくかなんていうのは容易なことじゃないですね。やはり日本全体が、大都市が発展をすることによって地方が、人口は減るけども全体としては豊かになるというような、非常に特殊な発展の時期を明治以来150年、あるいは戦後でいえば60数年負ってきておって、事実上、そういう大都市のそういう活発な部分と地方の部分というのがセットになって活動してきたわけですね。そいつを道州制ということで分断をして、例えば税収なんか、東京に本社が集中していますからどんと上がるわけでしょう。それは、でも、東京だけでそういうことが可能なわけじゃないわけですよね。それはほかの地方に当てはめてもそうですしね。要するに非常に州の間でもいろんな格差が出るでしょうし、州の中でも大きな格差がありますしね。だから、そういう実態から考えると、そういう問題を一体どう処理をしていくんだろうかというようなところが、今までの議論を見ていてもあんまりないですね。私は個人的にそういうことを思っています。

 


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