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知事定例記者会見(12月26日)

質問事項

2.島根原発関連について

 

○毎日新聞

 民主党政権が決めた2030年代までに原発ゼロを目指すためにあらゆる政策的資源を投入するというようなものが、安倍政権、自民党政権になって変わるんではないかという話もありますけれども、例えば22日に山口県の方に安倍晋三総裁が行かれたときに、全体の新設についてどう考えるか、新しい政府・与党で決めたいというふうな形で、新増設の原発についても含みを持たせたような、これまでよりも一歩、民主党よりも一歩踏み込んだような発言もしてらっしゃるようですけれども、そういう、どちらかというと、これまでの民主党の脱原発の方に多少重きを置いた政策からちょっと変わるのかなという印象もありますけれども、知事はその辺はどういうふうにとらえてらっしゃいますか。

 

○溝口知事

 そこら辺はわかりませんね、まだ。政権内でのそういう論議がまだ進んでいませんから。そこはよく見る必要があるんじゃないですか。

 それから、民主党政権の方も、9月でしたか、発表したときに、先はわからないけれども、これで踏み出していこうと。それで、そういう中でいろんな事態がだんだん明らかになっていくでしょうし、30年代に実現を目指していこうということを言われたので、言葉としていろんなことはありますけれども、どういうふうに進めるかということについては、まだはっきりは、あの段階でもしていなかったように思いますね。選挙戦の過程で若干言い回しが少し変わったような印象も受けましたけれども、それと実際のあれというのはまた別だと思いますね。だから具体的にどうするかということはやはり、でないと判断が難しいと思います。

 

○中国新聞

 知事、済みません、原発問題に関してちょっと知事のスタンスを確認させていただきたいんですが、衆院選で細田博之さんが1区で当選されて、知事はたびたび応援にも、マイクも握っておられましたけれども、細田博之さんは安全審査をして早く動かすと、早く動かすというのが持論だということでずっと一貫して言っておられたんですけども、その支援をされとった知事のスタンスをちょっと確認させていただきたいんですが、知事もそのような安全審査をして早く動かすというお考えなのかどうか。

 

○溝口知事

 そういう考えは持っていませんけれども、私が言っていることは、政府はちゃんと安全基準をつくって、ちゃんと安全性をチェックして、それから国としてのエネルギー政策全般の中で原発というのをどういうふうに位置づけるかということをやりまして、その上で電力需給でありますとかを考えて、再稼働をどうするかということについて政府が方針を明確に出されて、我々に説明をすることが大事だと。それによって我々が判断するというか、我々というよりも、県民とか議会とか、あるいはいろんな方々の意見も聞き、我々も安全顧問の意見などを聞いて判断をしますというのが私の考えです。だから、今の段階でそう簡単にこうしますということじゃなくて、今はそういう手続をとってやるということが必要であって、まだそれは行われていないので、答えているのは、今申し上げているのが私の答えだということです。

 

○中国新聞

 だから、その時期について、早くとかいうよりも、規制委員会の安全基準というのを満たした上で県民や議会の意見を聞いていくということで、その早くというところにはこだわってないということですか。

 

○溝口知事

 早くする必要があるかどうかというようなことは、それは政府の方でそういう話がないといかんでしょう。

 

○中国新聞

 知事としては思われてないと。

 

○溝口知事

 いや、そういう材料を持っていませんからね。私が早くとか、今の段階で言う材料はありませんから、申し上げないと。

 

○中国新聞

 その早く動かすだけの必要性を認識されてないということですね、だから今の話は。

 

○溝口知事

 認識されてないというか、早くかどうかという点につきましては、そういうプロセスをちゃんとやって、我々としてはいろんな方に意見を聞いて判断をしますということを申し上げているわけです。

 

○毎日新聞

 選挙と原発について一つお伺いします。

 知事は、いろんな自民党候補の応援に行ってらっしゃったんでごらんになっている部分、御自身の目で見られた部分もあると思いますが、1区で当選された細田博之さんの街頭演説であるとか出陣式であるとか、そういうものに行くと、中国電力島根原発の幹部が来ていらっしゃるということが、多くかどうかはあれですけど、私が見ている限りは何カ所かでそういうようなこともあったと思います。知事がいらっしゃる、知事の極めて近くのところにいらっしゃるケースも私、見ましたので、知事が見なかったということはないと思うんですけれども、そういうふうに原発を推進している立場の候補のところで原発を動かしている事業者である電力会社の幹部が顔をそろえているという状況は、知事はどういうふうにお考えになりますか。それは適切なものだと思われますか。

 

○溝口知事

 私がコメントをすることではありませんね。

 

○毎日新聞

 いや、知事は原発の稼働についてどういうふうにされるか、非常に大きな権力を持ってらっしゃると思います。そういう権力者のお立場として、そういうような状況というのをどういうふうにごらんになっているのか、適切なものだと思いますか。

 

○溝口知事

 いや、私は権力とか、そういうあれじゃなくて、私はいろんな人の意見が違いますからね、そこをよく聞いて、その上で専門家の意見も聞いて判断をしますということでありまして、今のようなことについては、それはやっぱり候補者自身が御判断することだというふうに思います。それが私のコメントです。

 

○毎日新聞

 答えられないということですか。

 

○溝口知事

 いやいや、そういうふうに答えたんですよ。

 

○毎日新聞

 ふだん、いつもは一般論で丸め込むような発言をいつもされますけれども、今回のことについては一般論でもお話はできないということですか。

 

○溝口知事

 いや、それは質問に応じて適切だという答えを私はしておるんですね。

 

○毎日新聞

 いや、ふだんは一般論しかしゃべらないじゃないですか、知事は。

 

○溝口知事

 いや、そこはお任せしますけど、私は質問に対して、私の立場としてどういうことをしゃべるのが適切かということを、その都度判断をしてしゃべっているんです。

 

○毎日新聞

 で、今回のことについてはしゃべれないということですね。

 

○溝口知事

 いや、それはその候補自身がお考えになることでしょうというふうにお答えをしたと。

 

○毎日新聞

 一般的にはどうなんですか。

 

○溝口知事

 いや、それは一般的に答えているわけですよ。一般的であろうとなかろうと、それが私の答えだと、こういうことなんです。

 

○毎日新聞

 使い分けられますね。

 

○溝口知事

 それは、そういうことについてコメントいたしませんけども、それは私として、何が答えるべきことかということをやっぱり常に考えなきゃいけませんからね。

 

○毎日新聞

 往々の場合、言葉遊びだと思いますけれどもね。

 

○山陰中央新報

 知事、先ほどもちょっと質問がありましたけど、もう一度お聞きしたいんですが、先週、ちょっと安倍総裁が山口で記者会見したときに、短く言えば野田政権時代は原発の新増設は行わない、具体的なプロセスは見えなかったと知事はおっしゃいましたけれども、このことについて新設についてどう考えるか、これから検討したいということ、ちょっと......。

 

○溝口知事

 だれがですか。

 

○山陰中央新報

 安倍総裁が山口に帰られたときにちょっと話されたということがありまして、ちょっと民主党政権、これからきょう誕生する自民党政権はちょっとスタンスが違うなというところがちょっとあるもんでして、このこと、そして安倍総裁が新設についてはどう考えるか、野田政権時代には原発の新増設は行わないということ、新と増を両方行わないという原則から、新設については今後ちょっと検討したいというふうに、ちょっと変化があったということなんですけども、このことについてどう思うかということと、それから自民党と公明党のいわゆる連立協議の中の合意文書で、自民党が原発依存度をちょっと下げていく、表現がちょっと変わったなという印象もある。それが2つ目と、それから先ほどもちょっとお話が出ましたけど、事故調の結果についてもう一度ちょっと再度検証していくということを一つ、安倍総裁は言ってますけれども、これはなぜこう、福島第一原発の事故についてもう一回再検証するという、どういう意図が込められているというふうに知事としては受けとめてらっしゃるのかという、ちょっとこの3点について。

 

○溝口知事

 原発の問題は、それはいろんなところで総理とかは聞かれて、そこで一定のことを発言されるということもありますけれども、基本は総理一人で決めることじゃなくて、規制委員会の考えとか、あるいは内閣の中にもエネルギー政策を担当している経産省もあり、あるいは国民、あるいは経済界、いろんな人の意見を聞いて、やはり政府としてきちっとするものがないとだめですよ。そういう立ち話で一言二言言われたものにコメントを求められても、それについてはできませんね。どういう状況で、どういうコンテクストでしゃべられているかということもわかりませんし。だから、大事なことは、やはりそういうことじゃなくて、政府が政府としてこういう方向でいくということを示すということが大事なことですね。ただ、ああいう場面、私もどういう場面かはわかりませんけども、一言二言のやりとりの言葉だけのコメントというのは難しいですね、その場にいないと。どういう文脈で、その前にいろんな議論があったかもしれませんし。だから、そういうことについては、私は様子がわかりませんからね、かえってそれは誤解を私がするようなことにもなりますし、そういうことについては誤解がないように慎重にしゃべるということです。

 

○山陰中央新報

 わかりました。

 


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