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知事定例記者会見(5月22日)

質問事項

2.国への重点要望について

 

○山陰中央新報

 国への重点要望で隠岐への自衛隊の配置を要望しておられますが、これ北朝鮮を意識してのことということと、北朝鮮の漂流船を意識してのことと、この間囲みで言っておられたんですが、これ竹島とは関係がないんですか、この要望については。

 

○溝口知事

 直接はありませんね。

 

○山陰中央新報

 間接的にはあるんですか。

 

○溝口知事

 いや、間接的にというか、まず直接的にはないということです。

 

○山陰中央新報

 韓国側というのは、竹島に軍隊を置いておらんですが、事実上、武装した海洋警察の隊員がおって、そこに大砲とか置いてるわけですが、そういった......。

 

○溝口知事

 そういう観点は、今回のあれには考えておりませんね、少なくとも私自身は。いわゆる年明けに北朝鮮の漁船が漂着をしたり、しそうになったわけですね。それで、海上のそういう取り締まりは海上保安庁等でやられますけども、仮に上陸をしたり、あるいは人数が多かったりしたりしますと、現地の警察だけではいけない問題もあり得ますし、それから外国人の場合ですと、やはり国の関与が必要な場合もありますから、そういう面で、分屯地と言っても、そういう連絡調整とか、あるいはそうした作業ができる程度の話であって、そういう観点からお願いしたいと、こういうことですね。

 

○山陰中央新報

 当面については、例えば警察官をふやすとかそういった方針というのはあるんでしょうか。

 

○溝口知事

 警察官は警察官でいろんな基準がありますからね。

 

○毎日新聞

 関連してお伺いしたいんですけれども、北朝鮮の漁船が漂着したことによる地元の方の不安感と、あと国の関与と、そこからさらにちょっと飛躍してるような気もするんですが、自衛隊を配備するというところで、そこの理屈をもうちょっと詳しく説明していただけませんか。

 

○溝口知事

 それは、いろんな離島には分屯地が既にありますからね。

 

○毎日新聞

 あと、上陸したり人数が多かったりすると、警察では対応できない可能性があるというのは、具体的にどういうような人が北朝鮮からやってくることを想定しての要請なんでしょうか。一般論ではなくて具体的にどういう人が。

 

○溝口知事

 いや、そこは言えません、わかりませんよね。

 

○毎日新聞

 いや、要請、国に要請されるということは、具体的に何かこういうような人が来るという想定に基づかなければ、国に要請、どういう人間が来るかわからないということで要請するのは、それは逆に国に対してもはっきり説明ができないんではないでしょうか、県から。

 

○溝口知事

 国は保安庁がありますし、それはいろんなあれがありますから、そういうことを踏まえて判断いただけると思いますけれどもね。

 

○毎日新聞

 県としては、どういう人を想定しているんですか。

 

○溝口知事

 それは、まず現実にあったのが漁船で来られたような方ですね。

 

○毎日新聞

 漁船、今回漁船で来たような方々が、4人漂流して、1人は海上保安庁なんかでいうと、低体温症で亡くなってるというように、非常に疲弊している状況で流れ着いてるわけですよね。そういう方々がもし上陸したとして、そこで武装した自衛隊員が取り囲むというような状況を知事は想定してらっしゃるんでしょうか。

 

○溝口知事

 そういうことはわかりませんけども、それはいろんな事態を考えて、それは国が国民の安全保護をどうするかということに関係しますから、国ともよく相談しながらやっていくということですね。

 

○毎日新聞

 漁民が漂着したときに、武装した自衛隊員が急行するというようなことを知事は想定してらっしゃるんでしょうか。

 

○溝口知事

 いや、だから、そこまでは今、具体的に申し上げるのはいろんなケースがあり得るでしょうから。

 

○毎日新聞

 いろんなケースというのは、武装した人が来ることもあり得ると。

 

○溝口知事

 いや、だから、そういうことを私が今、言う必要はないと思います。

 

○毎日新聞

 なぜ言う必要がないんでしょうか。

 

○溝口知事

 それはいろんなケースがあり得るからですよ。

 

○毎日新聞

 どんなケースを想定しているんでしょうか。

 

○溝口知事

 いや、それは外国からですから、いろんなことがあり得ますから、外交の問題ともかかわりますからね、それはいろんな配慮をしなきゃいかんわけでありましてね。

 

○毎日新聞

 外交のために配慮するというのは、今、知事が何もおっしゃらないことは、外交上、配慮してらっしゃるということなんでしょうか。

 

○溝口知事

 外交上といいますか、それは国が状況はよく御存じなわけですから、国が必要かどうかという判断をしてもらいたいということですよ。

 

○毎日新聞

 ただ、でも、県として要請されるからには、何らかの具体的な、一般論ではなく、国境離島に自衛隊を配備するということだけではなく、何か具体的な懸念であるとか、そういうようなものを持ってないと、国に対して要請というのはできないんじゃないですか。

 

○溝口知事

 いや、それは現実に年明けに北朝鮮の漁船が領海に入ってきて、場合によると上陸したかもしれないといった事態が生じたからですよ。

 

○毎日新聞

 でも、現実として漁船だったわけですよね。

 

○溝口知事

 だけど、それはわからないわけですよね。たまたま漁船だったけれども。

 

○毎日新聞

 漁船ではないケースというのは、どういうことを想定されてらっしゃるんですか。

 

○溝口知事

 だから、そこはいろんなケースがあり得るんで、それを国が判断してもらいたいわけですよ。

 

○毎日新聞

 国には、どういうようなケースが想定されるので判断してくださいと言われるんですか。

 

○溝口知事

 それは国が判断してお決めになることですよ。我々はいろんな事態があり得るんで、今回、こういうことがあったから、将来もそれに似たようなことも起こり得ますからね、国に分屯地の配備を検討してくださいと、こういうお願いをしたと。国が国際情勢を考えたり、いろんなことを考えましてね、それでお決めになるということですよ。

 

○毎日新聞

 今回の要請の中には、県内の自衛隊の増強の中で、島根原発というような文言も入っていたと思うんですけども、自衛隊の増強と島根原発のかかわりをもう少し具体的に教えてください。

 

○溝口知事

 今回の要請の細かい部分は、今覚えていませんけども、自衛隊の関連につきましては、それは原発もあるし、いろんな、テロもありますから、そういう警備で必要だという要請は個別にいろいろやってきてると思いますね。正確な文章は、ちょっと今持っていませんから。

 

○毎日新聞

 原発の警備に自衛隊は必要だと思われますか。

 

○溝口知事

 いやいや、それは警察だとかもありますしね。それから災害などもありますしね。出雲駐屯地の話につきましては、いろんな観点から、これまでも要請してきているとこですね。

 

○毎日新聞

 その原発に関する自衛隊の県内への配備の増強という面からいきますと、それは事故が起こった際に対応をしてもらうために、原発の近くにそれなりの特殊な配備をした自衛隊員を配置してほしいという意味なのか、それとも原発がテロに遭う可能性があるから、警備というために自衛隊を周辺に配備してほしいということなのか、どちらなんでしょうか。

 

○溝口知事

 いや、原発の問題につきましては、警察が今警備してますからね、それは国内のいろんな警備と同じことですからやっておりますけれども、自衛隊との関連については、私もちょっと今の時点で詳細は承知していません。

 

○毎日新聞

 いや、40項目の国への重点項目の防衛省に対する要請の中に、島根原発という文言は確かに入っていたと思うんですけれども、それはつまり知事が今度、防衛省に持っていかれて説明されるわけですよね。承知してないではないと思いますけど。

 

○溝口知事

 それは国際的にもいろんなテロといったようなものはあるわけですわね。それはわかりませんよ、警察だけの話かどうかということについては。だから、それは国がそういうものについては必要ないとか、その判断をしてくださればいいわけですよ。

 

○毎日新聞

 いや、その判断する......。

 

○溝口知事

 あるいは国際情勢をどう判断するかといったようなことは、あるいは国際的なテロをどういうふうに防御するか、その可能性はどうかといったようなことは、やはり国の責務ですからね。

 

○毎日新聞

 ただ、今回は、要請に対して国に判断してもらうということは、つまり県側が何らかの具体的な要請をしなければ、国は判断しないんではないでしょうか。

 

○溝口知事

 それは我々も全部の情報を持っているわけじゃありませんから、我々としては問題提起であり要請であると、検討の要請と、こういうことですね。

 

○毎日新聞

 どういう具体的な問題の提起なんでしょうか。

 

○溝口知事

 自衛隊の分屯地、隠岐については分屯地の話でしょう。分屯地を具体的に検討してくださいという要請をしているということですね。

 

○山陰中央新報

 関連して、この分屯地って、先ほど連絡調整作業を、多く自衛隊員を置いてほしいという、この連絡調整作業、いわゆる何か事務方を想像しておられるのか、それとも普通の、兵隊という言い方はあれですけど、何らかの武装した隊員......。

 

○溝口知事

 いや、それは一例でありまして、それはどういう事態があるかわかりませんから、どういう配備が必要かというのについてね、それは私が言う、詳細を言う知識はありませんから、それは国が......。

 

○山陰中央新報

 ただ、沖縄県と同じようにね、やはり武装した、分屯地を置くということは武装した隊員を置くということを想定しているということでいいですか、その要望をしておられるということでいいですか。

 

○溝口知事

 ん。

 

○山陰中央新報

 いや、だから、何か連絡調整作業じゃなくて、実質的に島の守りをするね......。

 

○溝口知事

 それもあるでしょうね。

 

○山陰中央新報

 そうですよね。

 

○溝口知事

 ありますでしょうし、それはやはり、どういう脅威があるかという判断をやっぱり国がしなきゃいけませんね。それがまさに国の仕事ですよ。我々がそこまではできないですよ。

 


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