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知事定例記者会見(1月11日)

質問事項

1.新政権・経済対策について

 

○山陰中央新報

 知事、済みません、安倍政権の滑り出しについて、まだ2週間しかたってないわけなんですが、予算編成もこれからということで、まだ評価する段階ではないかもしれませんが、為替も1ドル88円台までつけて、株価も1万円を超えるという状況で、滑り出しの安倍政権、安倍総理の政権運営を、まずどのように評価されるかということと、2点目が、一方で領土問題については非常に抑制的な対応が、はた目から聞くと目につきますが、これは韓国との関係とか、そういうことも考えられますが、その点、どういうふうに見ておられるかという2点、ちょっと所感と評価をお聞かせください。

 

○溝口知事

 2点挙げられましたけれども、安倍新政権、そしてその中心におられる安倍総理、多分前々からいろいろ日本経済のこと、あるいは外交の問題、野党としていろんな論戦を通じたり、考えてこられて、そうしたものをベースに事を運ぼうとされていると。ある意味でいろんな準備もされて、慎重かつ果断に事を進められておるという印象を持ちます。

 政権が成立してからたしか、まだ1カ月も経ってないですよね。実際には新年明けてからでしょう。新年明けて10日ぐらい、あるいは稼働日ということで見ると1週間ちょっとぐらいですよね。そういう意味では、いろんな準備をされながら進んでいるというふうな印象を受けております。

 

○毎日新聞

 済みません、ちょっと話変わりますけれども、先ほど冒頭にも知事、触れられましたけれども、きょう閣議決定があった緊急経済対策についてなんですけれども、官邸のホームページにも全文、もう上がっているようなんですけれども、もう知事は目を通されましたか。

 

○溝口知事

 概要だけですね、まだ詳細まで、かなりページ数のあるやつが出ていますね。概要はわかります。

 

○毎日新聞

 概要をごらんになって、地方のですね、地方自治体を預かる知事のお立場として、どう評価されますか。

 

○溝口知事

 それも詳細を見ないとわからん面もありますけれども、補正の規模は13兆ぐらいですけれども、経済対策は10兆超でしたね。その中で、10兆3,000億程度ですか。それで3つの分野があるわけですね。一つは復興・防災、これが3.8兆円程度、そして成長による富の創出、これが3.1兆円、暮らしの安心、地域活性化が3.1兆円といったようなことであります。それから社会インフラ等の整備がその中で5.2兆円ぐらいあったり、いろんなことがありますが、経済対策として各省がいろいろ検討もし、それから地方団体にも意見を聞いたり、あるいはどういう需要があるかというようなことも、短期間でしたから、必ずしも十分であったかどうかはわかりませんけども、そういう必要な事業量なんかも調査をしたり、そしてもちろん民間などからもお聞きになってこられて一定の対策をとられようとしているということです。

 やはり今、日本経済が抱えている問題というのは、大きな構図でいうと、やはり新興国がどんどん先進国に近くなってきまして、日本の経済活動が海外に移されるといったことがずっと続いているわけです。それがデフレ的な要因になったり、また円高は欧米経済との相対的な関係などから進んだ面があったりして、短期間ではそうした中・長期的な状況というのを簡単に変えるということは難しいと思いますけれども、しかし、経済がある程度拡大をしていきませんと、そういう変化に応じた日本経済の対応というのができないわけです。そういう面では、これまでも何度も過去の内閣においてやってきておられますけれども、今回も、過去と比べても大事な分野に対して相当の資金を注入するといった動きになっておるというふうに見ます。それからもう一つは、やはり震災復興をやらなければいけないという特別な事情もあります。そういうものに対応した経済対策ではないかというふうに思います。

 それから、もう一つは、来年度予算の編成がおくれますから、そういう意味で、来年度との滑らかなつなぎといいますか、そういうために15カ月予算的な面もあるということで、合理的な必要性を考えた対応であろうというふうに思います。

 

○毎日新聞

 さらに2点。島根県から見て、今回のこの経済対策をどう評価するかというところと、あと、概要しかまだごらんになってないということですけれども、よりもうちょっと踏み込んでほしいなというような部分なんかというのはありましたか。

 

○溝口知事

 我々もそういうインフラの整備とかで安全・安心のための整備ということも大事ですから、そういうことをお願いしたり、あるいは原発などに関連しましても、いろんな対応がおくれておりますから、政府でやるべきことについて年末来要望しておりますけれども、そういったものにも一定の手当てがなされておるということを、詳細までは承知しませんが、聞いております。

 それは「多々益々弁ず」というやつで、それは資金に制約がなければ、それはいろんなことができるでしょうが、やっぱり相対をどう考えるかということが政府としてあるでしょうね。

 

○毎日新聞

 あと、済みません、中身の中に、6ページ目にちょうどあるんですけれども、もしお持ち......。

 

○溝口知事

 6ページ目。

 

○毎日新聞

 緊急経済対策の。

 復興・防災対策の中で、事前防災・減災対策ということで、「全国ミッシングリンクの整備」という言葉が入ってます。島根県の場合、高速道路網がまだ未整備の区間がかなり多いというところと、あとさらに先ほども話題に上った、原発が事故が起こったときの避難というところを考えても、この全国ミッシングリンクの整備というところは、避難対策という、まさにこの事前防災という意味でも、島根県にとっては大きいんではないかなというふうに思うんですけれども、知事はどうお考えですか。

 

○溝口知事

 このミッシングリンクは、多分高速道のミッシングリンクじゃないかと思いますけども、それは山陰道とか、整備が遅れてて、お願いしているようなものも対象になるんだと思いますけども、現実にどういう配分がなされるかというところまでは、まだ作業が進んでないんじゃないですか。

 

○毎日新聞

 そこについて島根県として、山陰道の整備に絡んで防災道路という側面から見て、より強く政府に対して建設をプッシュしていくというようなお気持ちはないでしょうか。

 

○溝口知事

 防災道路も、それはこれからも必要なことはやらなきゃいけないことですけど、あらゆる道路が防災道路ですね。

 

○毎日新聞

 これに絡んでということは、今のところは考えてないと。

 

○溝口知事

 いや、やっぱり全体として、どういう対策をとるというボリュームがあって、その中でいろんな分野があって、そうすると、そこでおのずと相互の必要度をはかったりしますと一定のあれが出てくるわけでありまして、その中で、島根と同じような地域もあるでしょうから、そういう配分は予算の成立後、執行をする過程で決まってくるわけですけれども、我々としては、いわゆる山陰道等につきまして早期の施行を要請しているということです。

 

○毎日新聞

 防災の観点とか、そういうようなところから山陰道を押していくというようなところまではないということ。

 

○溝口知事

 いや、防災もね、今の道路でそれは不十分なところもありますよ。だけど、それで致命的なことが起こるということじゃないと思いますね。改善をしていくということでしょう、さらに。

 


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