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知事定例記者会見(9月30日)

質問事項

1.島根県産牛肉の安全性等について

 

○山陰中央新報

 その県産牛の安全性についてPRするチラシ、つくられておりますが、一方で、県が独自にやっておられる米検査の方ですね、これについても全部、本日で不検出だということが確認されたという発表がありました。そちらの方のそういう対外的なPRと申しましょうか、逆にその安全宣言というのは、お考えは。

 

○溝口知事

 全部検査が終了しまして、57地点すべてで、すべて米からは放射能の検出がなかったわけであります。そういう意味におきまして、これにつきましても今日、とりあえず発表しておりますけれども、内外にPRをしていきたいと考えております。

 

○山陰中央新報

 そのPRの手法というのは、どういったものになるんでしょうか。

 

○溝口知事

 それはこれからよく考えていきたいと思います。

 

○山陰中央新報

 県産米の安全宣言というふうに、安全が確認されたというふうに受けとめても......。

 

○溝口知事

 いいですね。

 

○山陰中央新報

 県としての、いわゆる安全宣言だと。

 そして、こちらの牛肉の全頭検査の方も、少し前から取り組んでおられたわけなんですが、改めてこういうチラシをつくられて、県外、いわゆる対外的な情報発信が主眼になろうか思うんですが、そのあたりの背景、何かございましたでしょうか。それこそまだちょっと風評被害が払拭でき切れてないというふうな印象等を持たれての考えなのか、そのあたりは。

 

○溝口知事

 いや、できるだけやっぱりこういう文書なりの形でお示しするということが適当ですから、念を入れてやっていきたいと、こういうことであります。

 

○山陰中央新報

 新たなそういう県外市場等での風評被害等、また実害があったというふうなわけではないんでしょうか。

 

○溝口知事

 ではありません。

 

○山陰中央新報

 このチラシなんですが、島根県として努力していることをPRしておられるということなんですが、これをもって島根の牛肉は安全ですよということとイコールとしてとらえていらっしゃるということでよろしいんでしょうか。

 

○溝口知事

 ええ、結構です。

 

○山陰中央新報

 いいですか。

 

○溝口知事

 検査に基づいた結果ですと。

 

○朝日新聞

 今の質問に関連して、県外の販売店ということをさっきおっしゃいましたけど、県外へのPRの手法について、もう少し詳しく。

 

○溝口知事

 県外に出荷される肉牛、肥育業者の方がおられますから、御自分の販路があるわけであります。大体大口の方が多いわけでありまして、そういうところを中心にやっていくということです。

 

○朝日新聞

 肥育業者を通じて、こういうチラシを県外にも配るということ。

 

○溝口知事

 ええ。

 

○山陰中央新報

 例えば市場で、食肉市場とかで、そういうとこで配られるという考えはないんでしょうか。これ実際値がつくところで。

 

○溝口知事

 肉牛を扱われる仲買人さんとかは、大体全国の情報を把握していると思いますけどもね。さらに次の仲買さん、あるいは販売店、消費者と、こうだんだんそういう知識が十分でないことも考えられますから、全国といっても、大体島根牛が出ておるところ、それぞれの事業者の方がお出しになりますからわかるわけでありますけども、そういうところを中心に、肥育業者の方々を中心にお配りしていただくということです。

 

○毎日新聞

 関連してなんですけれども、牛肉の話に関連してなんですけれども、きょう、JAさんが東京電力の方に第1陣という意味で風評被害の損害賠償を請求されることになってらっしゃるようなんですが、そのことについて、これまでいろんな経緯あったと思いますし、知事の方にJAさんの方から申し入れなんかもあったと思いますけれども、今回の損害賠償の請求について、知事としてどういうふうに受けとめていらっしゃいますでしょうか。

 

○溝口知事

 稲わらによって汚染の影響を受けたということで、風評被害、あるいはいろんな対策の経費等がかかっておるわけでありまして、そういうものが損害賠償の対象になるわけでありまして、それをJAの方々が積算をされて、とりあえず6月でしたかね、今の時点で積算できたものを請求をするということでありまして、その後、かかっているものについても、さらに今後やっていくということになります。県としても、可能な協力をしてきておりますけども、今後、必要に応じまして請求の支払い等について、そういう過程でいろいろ問題が出てくれば、当然また県としても一緒になって対応していきたいと考えています。

 

○山陰中央テレビ

 先ほどJAの損害賠償の答弁をきょう、もう今してる最中なのかもしれませんけども、県として、その損害賠償の請求といいますか、それは対応といいますか、いつごろというか。

 

○溝口知事

 そこら辺がまだはっきりしていませんね。県自身もこの問題に大きく関与して、県が立てかえるようなものがありますわね、検査費のようなもの。それが何らかの形で検討の俎上に上るだろうと思うんですけどもね、それをどうするかというような問題はあろうかと思いますが、災害、放射能の被害をお受けになってる県等でどう対応されるかということをよく我々も皆さんから、あるいは先方の対応などもよく研究しながら対応していくということじゃないかと思います。

 

○山陰中央テレビ

 ということは、まだ見通しというか、立てれないという。

 

○溝口知事

 各地でそれはいろんなことが起こっているわけですね。関東の近辺では現実に行政の方もいろんな対応をしなきゃいかんことがもっと多いわけでありまして、そういうものがどう取り扱われるのかということについては、報道等で見る限り、まだほかの方を優先しますから、そっちの方に作業が進んでいますから、ここまで作業が及んでないということではあろうかと思いますけども、請求権は、これはなくなりませんからね、我々が。だから、きちっと状況を見ながら必要な対応をしていきたいというふうに思います。

 

○中国新聞

 JAの、JA雲南の稲わらのセシウムが、稲わらにセシウムが入ってた問題で、各施設にふんを使った堆肥がたまってまして、ずっと出荷されてない状況になってて、それが7月末以降、ずっとまだ続いてるんですけども、これは福島原発で起きたことがこっちに派生してきたことなんですけども、JA雲南としては、国は400ベクレル以下だと出荷してもいいというふうに言っているんですが、JAは安全確保の観点から出荷してないと。今でもたまってるということなんですが、これに関して、行政として処分について支援をするとか、まずこの事態をどういうふうに見てらっしゃるのかということと、その処分についての検討というのをJAなんかと一緒になって検討されるお考えがないかというのは。

 

○溝口知事

 我々もJAと一緒になって、まずどういうふうな処分をしていいのか、政府の方に求めております。当面はそういう有効な方法は、まだ示されておりませんから、そうしたふん等を流出しないように、保管をきちっとやっておると。しかし、量がふえておりますから、このままではいけないんで、きちっとした対応を、これもやはり我々が勝手にやるわけにいきませんし、専門的な対処方法に基づいてやらなきゃいかんわけでありまして、まだその方法について有効な返答をもらってないと。そこで我々の方は政府にも求めておると、こういう状況が続いておって、甚だ遺憾な状況だというふうに思います。

 

○中国新聞

 焼却をして埋め立てるというのは、何か国は示されたというふうなことも聞いたんですけど。

 

○溝口知事

 そこはちょっとありませんけども、それは、そういうことであれば、そういう安全な方法でやるということもありますね。

 

○中国新聞

 県として支援をするというか、県のお金を使うということですね。

 

○溝口知事

 そういう問題はやはりコストですからね、当然放射能被害の一部でありますから、最終的にはそれは東電の方で負担すべきものだろうと思います。

 

○中国新聞

 それは立てかえるという。

 

○溝口知事

 だけど、そういうものが決まる前の段階で処理方法が決まれば、それは県が事実上立てかえるというようなことも、それは可能性としてはあり得ると思いますね。

 

○中国新聞

 わかりました。

 

○中国新聞

 同じことなんですけども、要するに基準値以下のものを、言ってみたら国は出荷してもいいということを言ってる中で、それを自主的に県が支援するJA雲南として、管内としては出荷しないということを決めたということですよね。

 

○溝口知事

 ええ、それは農家の方が、お使いになる農家の方が、やはり自粛をしとく方がいいというお考えがあるということを聞いておりますが、そういうことも踏まえての対応ではないかと思います。

 

○中国新聞

 そうなんですけど、国が基準値を超えたものについて、県がこの処分をどうしたらいいのかということを政府にお伺いを立てるのはもちろん筋なんですけれども、基準値以下で、こっちが自主的に無用な被害を広げないために、無用な風評被害を広げないためにやってる自主的なことについて、自分で自分の首を絞めるという、もちろん適切な判断なんですけれども、そういう側面もあるわけで、そういったときに、やっぱり今、現状としてたまってどうしようもなくなっている県民農家の声を聞いて、県が独自に、移動もできるわけですし、保管したりとか、そういう行政としての急場を、早急な対応という、柔軟な対応というのが求められるんじゃないでしょうか。

 

○溝口知事

 ええ、それはもう行政の方は現場に行って、保管の状況とか、常に相談しておりますよ。ただ、どこかに移すとなると、やっぱり移し先の方でなかなかそれは受け入れるということは難しいでしょう。当然保管するなら、やはりその農場の中とか、やっぱり考えざるを得ないでしょう。

 

○中国新聞

 知事としては、そういうことも考えてらっしゃるけれども......。

 

○溝口知事

 それはもちろん農家の方々に県の農林水産部はしょっちゅう現場を見たり対応しておりますよ。

 

○中国新聞

 ただ、手段がないということですか。

 

○溝口知事

 有効な手段がまだはっきり示されていないということです。

 

○中国新聞

 それは、県としても判断がつかないでいるということですね、始末......。

 

○溝口知事

 ええ、それはやはり、こういう問題は専門家と同時に責任ある立場の人の指示を受けてやることがやっぱり必要だと思いますね。我々が判断するからには、そのものが安全であって、こちらが責任をとるということでないと難しいですわね。それは、だから移すということについては、これはどこでも、それは受け入れるところはあんまりありませんからね、それは難しいことだと思います。

 


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