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知事定例記者会見(6月9日) 

質問事項

1.菅内閣一年経過についての所感について

 

○山陰中央新報

 昨日で菅直人首相の菅政権がいわゆる一年がたちまして、そのことに対する、この一年の内閣に対する、仕事ぶりに対する所感と、今、こうして原発事故の原因究明、あるいは震災の復興について、今、国が、政府なり地方も含めてまとまって対応しないといけないときに、かなり政局が、首相がいつやめるかという混乱をしてますけど、そういったことに対して、改めてちょっと知事の所感をお聞かせください。

 

○溝口知事

 菅総理の前の鳩山内閣で、鳩山総理が、いろんな問題がありましたけれども、沖縄の基地の関連等に伴ういろんな問題で、そのときもやや突然の退陣だったわけですね。それから経済的には、その鳩山総理の就任前後からリーマンショックという世界的な景気後退があり、日本経済も大きな影響を受け、これから立ち直ろうという、いろんな対策があるという時期でしたが、菅総理、総理になられてすぐ参議院選挙があって、その前に消費税の提案をされる、それについてのいろんな党内、あるいは国内全般としていろんな論議がありました。

 

そういう中で参議院で政権与党が議席の過半数を割り、参議院と衆議院における、またかつてあったのと逆のねじれ現象が起こって、国会運営なんかも大変厳しくなったわけですね。そういう中で、3月11日にあの大震災があり、その対応、被災地の方々への支援、復旧、復興、そして原発の問題、振り返りますと、そのようにいろんな問題が内外に、あるいは経済、内政、外交においてもあった時代だったという感じがいたします。そういう意味で、非常にかじ取りが難しい一年であって、そういう中で与野党の対立、あるいは与野党の連携の模索、そういう中で退陣を表明をされるといったことであります。そういう意味で、今、この評価をすることは非常に難しいですけれども、大変いろいろ難しい時代に全力を挙げて取り組んでこられたけれども、国会のねじれ現象等々で退陣を余儀なくされたというふうに見ております。

 

○山陰中央新報

 そうした中で今、大連立という、どういった条件のもとで行われるかというのはまだわからない状況がありますが、大連立で復興に対する対策、そういったものを乗り切ろうという機運が今、永田町の方でありますが、この大連立のあり方については、震災復興とか、あるいは原発の原因究明とか、島根県から見た課題を眺める立場からいえば、この大連立の動きに対しては賛同されるか、または否か、その辺はどのようにお考えでしょうか。

 

○溝口知事

 それは、いろんな要素がありますから、全体にやはりこういう国難といいますか、大変な時代ですから、政治がそういう被災地の復旧、復興とか、あるいは被災者の方々の支援だとか、あるいは経済的な悪影響を避けるとか、そういう面では協力をしなければならないという意味で、大連立、ねじれ現象ですから、いずれにしても何らかの形の協力関係がないと先に進みにくい状況ですから、そういう一つの手段として考えられてはいると。

 

 しかし、連立も一つの政党としての政治的な活動ですから、そういう面で、すべてが一致するということは難しいですよね。いろんな過去を振り返ってみても、ここ二、三年の間でも選挙で政策をめぐっていろんな対立があって政権の交代があったり、あるいはねじれ現象が起こったりしているわけですから、そういうものが一つ、今のこの状況をもたらしているわけで、そういう状況は余り変わらないわけですから、そこで連立、大連立と申しますか、協力関係と競争関係ですね、それをどういうふうに国民のためになるように構築するかという問題じゃないかと思います。まだそういう意味では、報道を見る限りでは、まだ与野党ともいろんな論議がありますね。連立の仕方、あるいは期間、あるいは連立して協力すべき内容等々、まだ詰めないと具体的な、ある意味で政党間の協定といいますか、いうことになるでしょうが、そこに行くのには、まだ若干時間がかかるような情勢ではないかというふうに思います。

 

いずれにしても、空白といったものが長く続くということは、今の必要な対策などから見ますと適当ではないと思いますので、そういう意味で与野党真剣な取り組みの中で、早く安定した、当座はいずれにしても協力関係が必要なわけですね。構築するということが大事じゃないかと。

 

○山陰中央新報

 今、空白とおっしゃいましたが、やはり菅総理がやめると言ってなかなかやめない今の状況が空白という理解......。

 

○溝口知事

 そこら辺は、特定して言っているわけじゃなくて、物事が前進するような体制ができてないということですね。

 

○山陰中央新報

 今、やはり必ずしも震災に向けた、例えば復興基本法案、基本法案はできるんでしょうけど、補正予算にしてもなかなか前に進まない状況ではあるという御認識なんでしょうか、今の状況は。

 

○溝口知事

 補正予算とか国債の問題もありますね。やっぱりそういうものを処理していかないと、必要な対策が円滑にできないという面がありますね。

 他方で、協力するからには、どういう考えで、どこまで協力するかということがあるでしょうね。だから協力できるような政策の一致というのをどこまで求めるかというのは、まだ人によって、報道を見ますと違うような状況ですね。

 

○山陰中央新報

 もう少し、その辺の政党間の違いはあるんですけど、そういった復興に対して協力するという目標のもとでまとまれるんだったら大連立というのも一つの選択肢だと。

 

○溝口知事

 ええ、それでまとまるということなら、それは政治の決定ですから、多くの人々はそういうことをおっしゃる人もいるけれども、必ずしも先の政策までかなり一致しないと、いいのかというような論議もありますね。そこまでになると、なかなか意見の収れんというのは難しいことになりますね。

 

○山陰中央新報

 現段階では、かなりまだ、そこに至るまでは......。

 

○溝口知事

 そこら辺が、我々は報道を見るぐらいなことですから、我々の方で確たることを申し上げることはできませんね。

 


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