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12月(第2回)定例記者会見(12月25日) 

 


 

■知事コメント 

  

 今年も残りわずかになりまして、今日は私の会見としては今年最後でありますので、一年を少し振り返りまして、若干コメントのようなことを冒頭に申し上げたいと思います。

 

 全体としてみて感じますことは、世界でも日本でも、そしてこの島根においても大きな変化、変動が起こっているなと、こういう印象を持つわけであります。まずはこの島根では、やはり秋に起きました平岡都さんの事件、本当に衝撃的でありました。島根県は犯罪の発生率ですとか、いろんな面から見て全国的にも安心・安全度の高い県であると評価をされておりましたけれども、あのような凶悪事件が起こったということでありまして、県民の皆さんも驚愕をされておられるし、その後の日常生活などにおいても不安を感じておられるといったようなことが起こっているわけであります。警察は全力を挙げてこの捜査に取り組んでおります。一日も早く解決をしてほしいと願っているところであります。

 

 また、今回の事件等にかんがみまして、島根県が犯罪に強い社会になるよういろんな抜本的対策をとっていく必要があるということで、今週(の月曜日)、浜田におきまして犯罪に強い社会を実現するための島根県民会議を設立をしまして、そこで行動計画を立て、これから一生懸命安全・安心の確立のために努力をしていこうということを決めたわけでありまして、これに沿いまして、県民の方々、それから地域の方々、ボランティアの方々、市町村、県、警察、一体になりまして取り組んでまいりたいと考えているところであります。

 

 それから、2番目は政治の面でありますけれども、日本においては政権交代が総選挙で起こったということでありまして、それから世界を見ましてもアメリカの大統領選の結果、オバマ大統領が登場するといった新しい動きもあったわけであります。政治の変化に対応しまして、国の政策ですね、経済の政策、あるいは医療、福祉等々、当然新しい政権の成立に伴う変化があるわけでありますけれども、それが本日の予定だそうですけれども、来年度の予算編成ということで結実をするということでありますが、政権は代わりましたけれども、日本を取り巻く経済的な環境あるいは条件というものは変わらないわけであります。

 

 世界的に経済の停滞が起こっているとか、財政の状況がずっと悪い状況が続いていると、そういう厳しい状況は政権が代わったから変わるわけじゃないわけでありまして、問題は、同じ問題に対処しなきゃいかんと(考えます)。対処の仕方が政権によって変わるということでありますが、それに伴っていろんな影響が出ておるわけであります。島根県がそういう中で自立した、安心した活力のある社会を築いていくよう、引き続き来年に向けての課題として残っておるというふうに思います。

 

 それから、3番目でありますが、社会、政治、経済で、今度は経済でありますけれども、経済の方は、やはり昨年の秋にアメリカにおいて金融不安から景気の後退が起こり、それが直ちに世界各国に伝播をし、日本にも本当に間を置かずに伝播をし、この島根にも同じような動きが起こったということであります。政府はその間、各国と同じスタンスに立って景気の落ち込みを抑えるという観点から、累次の景気対策、経済対策を打ってまいりまして、県もそうした国の動きに対応しまして、2月議会、6月議会、9月議会、11月議会、4回連続して大きな経済対策をとってきたということでありますが、やはり世界全体の景気の落ち込みが厳しいわけでありまして、その影響はまだ治癒されてないわけであります。

 

 各国の財政出動による対策、あるいは金融の緩和によって下支えはされておりますけれども、危機が来る前の状況にはまだ戻っていないわけで、相当まだ落ち込んでいるわけで、その影響というのは今後も続くわけでありまして、これもまた来年に続く課題として今年から来年に引き継がれるというふうに考えておるところであります。

 

 そういう意味で、変化、変動があり、厳しい状況が続いておりますけども、来年が県民の皆様にとりまして明るい良い年になりますよう、県も一生懸命努力をしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 

 昨年を振り返っての話は以上でありますが、年末から新年にかけまして島根県立美術館、それから石見の美術館グラントワで、それぞれ催しがあります。県立美術館の方は「浮世絵遊覧」ということで、日本の江戸時代から続く浮世絵の名品が展示をされるということです。1月2日から1月24日までが前期で、北斎、それから1月27日から2月15日までは広重、新年にふさわしいような画題が載っておりますけども、そういうことであります。

 

 グラントワにおきましては「60年代を主軸とする国産車の軌跡」と、「疾走する日本車」ということで、日本経済が興隆をし、人々の生活が豊かになっていく過程での自動車の変化を、実物の自動車を持ってきて展示をしているということであります。

 


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