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4月(第1回)定例記者会見(4月9日)

質問事項

3.島根あさひ社会復帰促進センター診療所について

 

○山陰中央新報

 旭町の刑務所の診療体制についてなんですが、あそこの診療所の運営というのは県の方で担っていかれるというふうにもともと契約があったと思うんですけれども、そこの体制づくりが遅れて、当初の予定していた透析治療が必要な受刑者の受け入れであったり、眼科の診療を地域に開放したりということができていない状態、なかなか遅れが出ているということなんですけれども、当初の体制づくりであったり見通しの甘さがあったんじゃないかというふうに思うんですが、そのあたりはいかがでしょうか。

 

○溝口知事

 それはなかなか予測しがたい不確定な要因もあったと思いますが、できるだけ早くこういう問題を、こういう問題といいますか、診療が万全の体制になるように努力しなきゃいかんと。今、県の健康福祉部、医療対策課等を中心に、地元のお医者さん方、医師会の方々の御協力を得るとか、あるいは看護師さんについては、臨時の方々を雇用するとか、いろんなことをやっておりまして、人工透析については5月になって、まだ正確な日までは聞いてませんが、連休明けぐらいには開始できるという状況になってますし、国の方もそれに合わせて、各地の刑務所におられる人工透析の必要な人々をあさひに移送するということになりますね。そこら辺は法務省とよく打ち合わせをしながらやってきております。

 

 それから、眼科の方は、地元の人たちに対する一般開放ですけれども、これもお医者さんの確保がこれまで十分できなかったのは申しわけないことだと思いますが、全力を挙げて対応をしておりますので、できるだけ早く実現するように努力したいと、最善の努力をしたいと、各部局にもそういう督励をしているところであります。

 

○山陰中央新報

 予測しがたい不確定な要素があったと言われるのは、どういったことなんでしょうか。

 

○溝口知事

 例えば透析の必要な方などは全国にたくさんおられるんでしょうが、どこまでをこちらで受け入れられるのかとか、あるいは透析をできる方というのはそう多くないわけでして、そういう方々を地元の近くにおられる人に来てもらうわけですが、今回の場合ですと、週3回でしたか、午後に来られるということになると、夕方まで仕事が続くということになります。

 

 そうすると、看護師さんの方は夕方はそういう勤務をしないということで雇用を、例えば雇用というか計画があったのを、そこに変えたりしなきゃいかんということになりますね。あるいはそうすると、夕方勤務ができる人を臨時に雇ったりしなきゃいかんということもありまして、そういうことで、いずれにしましても法務省に対しましてはそういう要員の確保に努力しておりますので、こちらの事情もよく御理解もいただきながら、齟齬が生じないようにやってきているということです。

 

○山陰中央新報

 法務省は、今年の10月までに2,000人の受刑者の受け入れという当初の目標は変えていないんですけれども、今の医療体制で2,000人というと、非常に厳しい状態がもう実態としてあるわけでして、今後、そういう体制づくりもまた必要ですし、逆に受刑者の受け入れをおくらせてもらって、スピードをちょっと緩めてもらうという、そういう判断もあるのかなと思うんですが。

 

○溝口知事

 そこら辺は、どういう方が来られるかということにもよりますから、それから実際に健康診断の必要な方がどれだけなのかというのは、やっぱりその人によりますからね、島根あさひ社会復帰促進センターに来られる人によるわけであって、それからああいう家庭の生活と違った生活になると、そこで不調を来すというようなこともあるかもしれませんしね、実態をよく見ながら法務省とよく打ち合わせをしながら進めていきたいというふうに思います。

 

 我々の方も診療所の方々が新しい診療所で新しいチームワークができて、仕事にも慣れていかれると考えています。普通の診療所と違うようなところもきっとあるでしょうからね、そういう慣れていかれるようなことも期待をしながら、いずれにしてもあさひのセンターにおける健康診断等々の仕事に支障が生じないような最善の努力をしていきたいというふうに思っています。

 

○山陰中央テレビ

 今のお話についてなんですが、当初、国としては去年の10月の開所の段階でやってほしいという要望が恐らくあったと思うんですね。それが体制が決まるまでに半年以上ずれ込んで、恐らくいろんな、透析に関していえばかなり難しい部分で、一たん始めたらずうっと継続が必要な部分であるとか、非常に難しい、万全の体制を期さなければいけない部分というのはおありだとは思うんですが、そもそも17年に当時の島根県の方がやりますというお話をされる中で、そこから3年以上たった中で、国の求めているタイミングで始められないというのは、県民から見ると、何でなんだよという気がしないでもないんです。その辺の遅れについて、知事さんとしてはどんな感想というか、お持ちですか。

 

○溝口知事

 そこは透析をできるお医者さんの確保という難しい問題もあるわけでありまして、それから透析を必要とされる方は、ほかの刑務所でやっておられる方がほとんどだろうと思いますね。その人たちを今度はこっちに移して、こちらでできればこちらでしようということでしょうから、どういうふうに全国の刑務所といいますか、どこでどう治療をするというのは法務省の全体の計画にもよります。

 

 法務省がお考えの計画、あるいは受刑者の方でそういう透析を必要とする人がどの程度増えるかとか、そういう要素にも依存をするわけですね。したがいまして、去年の開設以降、前からもちろんそうですけども、法務省と県の健康福祉部が中心になって話をし、意見交換もし、調整もしながら進めており、県もお医者さんの確保に全力を挙げているということも法務省も御理解をいただいているわけでして、そういうことをやりながら進めてきて、5月の連休明けには発足が可能な状況になったということでして、今後もできるだけ透析の患者さんが受けられるように努力をしなければいけないというふうに考えております。

 

○山陰中央新報

 誘致のときに、60以上の自治体が手を挙げて、その中で条件として医療体制の整備というのが必要だったんですけれども、そこで、何というか、地域のこの医師不足という実情もあったと思うんですよ、当時もですね。ただ、何か誘致に向けて「できます、できます」と安受け合いしてしまったような感じもしなくもないんですけれども、そこで実際、ふたをあけてみると体制が全然整わなかったと。

 

○溝口知事

 そんなことはないだろうと思いますけど、いずれにしても医師の確保とか看護師の確保、体制の整備に一生懸命やっていることは間違いありませんので、引き続きいろんな努力を重ねて、早く体制が整うように努力をしたいというふうに思います。

 

○中国新聞

 済みません、関連なんですけれども、先ほどから透析の必要な受刑者をどういうふうに割り振るかという法務省の話があるというような話がありましたけれども、そもそもの根本として、ちょっとやっぱり約束として昨年の10月の段階でそういう体制を整えると県が国と約束したのに体制ができていなかったという、そこがやっぱり一番の問題だと思ってまして、結局その後、半年間で頑張られてできたわけですけれども、そうすると、やはり事前のところの見通しなり計画なり、あるいは確保に向けた体制なり、やっぱり甘い部分があったと思わざるを得ないんですけれども、そのあたり、知事としてどのようにお考えになられていますでしょうか。

 

○溝口知事

 いずれにしても早く透析患者さんが多く受けられるように要員の確保、体制の整備に努力をするということですね。そういう面について法務省ともよくお話をしておくということであります。

 

○中国新聞

 昨年10月に進めることができなかった、県としてやっぱり責任、要は約束が果たせなかったということに対する知事の見解なりというのはいかがですか。

 

○溝口知事

 それは法務省に対して状況をこれまでもよく説明し、健康福祉部からも上京したりして、状況をよく説明をし、相談をしながらやってきておりまして、十分添えないということについては申しわけないということは表明をしているところであります。

 


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