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3月(第2回)定例記者会見(3月30日) 

質問事項

4.高校卒業者の就職について

 

○山陰中央新報

 1点お願いします。昨日、高校卒業者の就職内定状況が出て、過去にない98.4%という数字になったんですけれども、実質、就職内定希望者数自体が減っていて、例えば県立(高校)から専門学校の方に就職をあきらめて進学に切りかえたとか、そういった場合も考えられると思うんですけれども、例えば進学者に対して奨学金を出すなどの措置はとられていると思うんですけれども、例えば2年後、専門学校を卒業して、ではそこでまた就職がないという状況に陥るのではないかとか、そういう問題があるかと思うんですけれども、この現状の就職希望者数自体が数が減っているということに対する認識と、今後の抜本的な対策を教えてください。

 

○溝口知事

 求人が減っておるということがありますから、求職をしてもなかなか自分の希望する職場がないというような状況が去年のうちから出てきておりますから、そういう中で、当座は就職よりも進学をするとか、そういうことをして、その後考えようというような動きが、御指摘のあったように求職者の数が減る要因になっていると思います。求職者の数が減りますから、求人も少なくなっても就職内定率は高まるということは起こるわけです。

 

 じゃあ、御質問は専門学校などに行かれた方、あるいは大学に進学された方がその後どうなるか。それはやはり今、この大きな流れでいいますと景気が悪いから雇用が、求人が減ってるわけですね。景気をよくするように政府も我々も景気対策を打っていますから、やはり景気をよくするということが基本ですね。景気をよくして企業も設備投資をするような状況になれば雇用もふえるわけです。そういう意味で、やっぱりいろんな個別の対策もありますけども、経済全体をよくするということが一番基本です。

 

 そういう面から見ると、一昨年のリーマンショックの後、製造業、ものづくり産業などでは半分近くまで生産が落ちてたところがあるわけですけれども、下落前の8割から9割ぐらいまで回復をしてきておって、特に消費は低迷してますけども輸出が拡大してますね。中国でありますとか新興国向けの輸出が拡大していると。それでかなり、県内で見ますと部品産業などにおいては生産自体は相当のレベルに達していると。あとは設備投資をして能力を拡大するところまで景気が持続するかどうか、景気の上昇が、拡大が。そういうところを見ておられるという状況だと思います。したがって、さらに先行きがしっかりしているということになると、投資を行って、投資が行われれば新しく人が要るわけです。そういう状況に差しかかったんじゃないかと思います。

 

 それから、個別の状況として見ますと、雇用の職種なんかも変わってまいりますから、就職を将来しようという人たちは、就職の求人の多い分野についての準備をされるとか、勉強されるとか、そんなようなことも必要ですね。そういう意味におきまして、県内企業などの情報をそういう将来の求職者の方々によく提供するとか、あるいは親御さんたちにも工場見学をしてもらうとか、そういうことも県としてやっていきたいというふうに思っています。

 

○山陰中央新報

 景気の回復を待つとか、景気回復に施策を打っていくというのはよくわかるんですが、その一方で、景気に左右されないような例えば産業だとか、そういう雇用の場というのを提供していくことも大切だと思うんですけども、その辺についてどういうふうに(思われますか)。

 

○溝口知事

 それも大事なことですね。景気に左右されないところというのはあんまり、なかなかないですね。大きな雇用が出るところというのは需要が拡大するところですから、やはり需要の拡大する産業が県内でも伸びてくる、あるいは国際的な需要ですね、そういう分野の日本の産業がやっぱり拡大をする、成長するということが一番大事な課題じゃないでしょうか。

 


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