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1月(第1回)定例記者会見(1月6日) 

質問事項

3.観光振興について

 

○山陰中央テレビ

 今年度、6月の補正予算で決まった分なんですが、観光振興にかなり大きな額を割いていらっしゃると思うんですが、現在のいろんな状況を鑑みまして、このまま大きな額を観光振興にずっと投入し続けることの必要性とか、例えば状況が変わってきて軌道修正しようとか、そういったところの今、お考えをちょっと聞かせていただけますか。

 

○溝口知事

 6月補正で国のいろいろな資金、6月補正の前に国からのいろんな地方財政に対する配慮がありまして、そういうものを活用しながら6月補正の段階で約8億(円)ぐらいの観光振興のための事業を確保したわけです。これは(平成)21年度、(平成)22年度、(平成)23年度の3カ年ということで、やはり観光といったものは地道というんですか、継続的に島根の情報が発信をされ、それを都市の人たちが受け取る、ある程度期間をかけて、それから若干いろんな情報がありますから、ある程度太い流れを出していかないと効果が薄いということがあって、そういう3カ年の計画ということで始めたわけです。

 

 全体で8億1,000万(円)ぐらい、3年間でですね。初年度は、これまで石見銀山でありますとか出雲大社の遷宮、あるいはNHKの「だんだん」、あるいは松江開府400年、ホーランエンヤ、いろんな行事があって、そういう中で景気の後退があるとか(新型)インフルエンザがあるとかで、全国(的に)、外に出かける人が少なくなっている影響がこの島根にも及んでいますが、それでもまあまあ堅実にいっているのは、過去において近年、そういういろんな行事があり、島根のよさ、魅力が県外の人に通ずるようになったんじゃないかと。だから、この好機をさらに私は生かして対策を強化できないかと今考えているところであります。

 

 去年はそういうことで、例えば特に関西圏から島根に来られる方が多いんですけども、「だんだん」のマナカナさんに「しまねにしてね」というような短い歌を交えた観光の紹介を、かなり去年の秋の段階で長い間繰り返しやりましたね。それからあるいは東京の地下鉄ですね、東急であったかと思いますけども、電車の中にスポットのテレビがありますが、それに繰り返し島根の映像を流すとか、あるいは旅行誌がありますね、「サライ」といったような、クオリティーの高いとされるような雑誌にも、そういうものはちょっとしたものでも結構経費がかかりますが、こういう好機でありますから、ということで集中的に行ってきたわけであります。

 

 それから、今年はさらに「ゲゲゲの女房」、これは安来出身の方が奥さんでいらっしゃるということで、島根にも縁のあるNHKのドラマが4月から始まる。あるいは錦織監督の、「RAILWAYS」が連休明けぐらいにはできて(※)、かなり全国放映もされていく。それから「古事記」が2012年には編さん以来1,300年という年になりますので、それに向けてどういう準備ができるのか。御承知のように「古事記」の3分の1ぐらいは出雲地域にかかわる話が出ているということでありますから、そういうものをどう活用していくか研究をしなきゃいかん。それからその翌年、2013年は出雲大社の遷宮があるといったようなことですから、ここ数年続いているいい動きをさらに推し進めると、いい機会だというふうに思っておりまして、これも今度の予算編成の過程でよく勉強して、必要なものをやるようにしたいというふうに考えているところです。

 

(※「RAILWAYS」は、平成22年5月公開予定。) 

 

 一昨年、議会においても観光促進のための条例もできまして、議会と一緒になって観光の推進に努力をしていきたいというふうに思っております。また、鳥取県ともそういう面では協力を強化してきているわけですね。山陰文化観光圏といったものもできて、両県をまたぐ観光、あるいは米子空港を通じて韓国等からの、外国からの観光客の増加、あるいは境港に着きます(DBS)クルーズですね、そうしたものを活用、鳥取県ともいろんな形で協力をする。それから島根の中でも石見、それから出雲、東西をまたぐいろんな広域観光をできるように努力をしていきたいというふうに考えております。

 

○山陰中央テレビ

 重ねてなんですが、島根の知名度というのが、以前はかなり、日本で最も知られてないんじゃないかとか、いろんなことも言われてたんですが、ここ数年、そういった取り組みの結果、上がったと思われるかどうかということと、やはり観光にそこまで軸足を置かれるというのは外貨の獲得という部分がおありなのかどうか、その辺をちょっと教えていただけますか。

 

○溝口知事

 やはり大きな産業の一つですね。大体どこでもそうでありますけれども、観光というのは生活のレベルが上がり、経済発展が進んでくると、そういうものに対する人々の関心というのは自然に拡大をしていくわけです。

 

 それからもう一つ、島根にとって障害でありましたのは、やっぱり交通が不便であると、それで島根の近辺に大都市が、ないとは言いませんが遠いわけですね。それがいろんな不利な条件であったわけでありますけども、高速道路も若干の停滞はありますけれども順次進んでいくわけでありますから、それから空路もありますし、いわばこれまでの障害であったようなものがだんだん取り払われていきますから、そうすると今の世の中の流れからすると、人々はゆったりした自然の中でいい空気を吸いたいとか、あるいはその地の新鮮な食材などを楽しみたいとか、それからあるいは大都市で失われたような古い歴史とか文化とか、そういうものを求めるようになるわけであります。そういう面では、島根はやはり大きな強みを持っておりますね。

 

 数字でどうかということは別として、私のところに東京とか、いろんなところから訪ねて知事室にも来られますね。そうするとやっぱり一様に、こういうところだったんですかという、いいところですねという方が圧倒的に多いですね。そういう流れがこれからも続くんだろうと思います。

 

 よく言うことですけども、これまで少なかったからだめなんじゃなくて、これまで少なかったから、いわばポテンシャルがたくさん残っているというふうに考えております。

 

※ ( )内は、広聴広報課が書き足した部分です。

 

 


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