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10月(第3回)定例記者会見(10月21日)

質問事項

1.会計検査院指摘の不正経理について

 

○毎日新聞

 会計検査院の調査で、12道府県で不正な会計が見つかった件でして、島根県としてそういった可能性、指摘されたような、そういった不正会計というのがある可能性があるかどうかというのと、今後の調査をするかどうか、その点について教えてください。

 

○溝口知事

 今回の会計検査院は、12道府県で行われたわけでして、島根は行われてないわけですが、今回の調査結果を踏まえて、会計検査院の方でも調査をしてない府県につきましても調査をする意向だという報道もありますから、いずれ正式にと申しますか、会計検査院の方でもこういうやり方でこういう調査をということが来るだろうと思っていますが、既に報道等でもいろんな問題点などが一部出されておりますから、そういうものも参考にしながら、会計検査院の調査の準備調査のようなものを始めたいと思いまして、指示を既にしているところであります。

 

○山陰中央新報

 それは、具体的にはどういった内容の調査になるんですか。

 

○溝口知事

 今の、報道にあるようなことですね。補助金等の執行が適正であるかどうかということですね。

 

○NHK

 会計検査院の方から、まだ調査の指示がない段階での調査ということですから、県として独自に調査を始めるという認識でよろしいんでしょうか。

 

○溝口知事

 そうですね。いずれ会計検査院がこういうふうにしてもらいたいというのが来るでしょうから、それにいずれ合流するもんだろうと思いますけども、その前の段階から実態を少し調査をしておく必要があるというふうに考えておるわけです。

 

○毎日新聞

 ちょっと調査をする前で恐縮なんですけども、例えば島根県の中でそういう事態はあり得ないとか、そういった可能性については、知事はどのような認識を持っていますか。

 

○溝口知事

 私も職員等から今回に限らず聞いておりますけども、過去において不正経理というのがありまして、平成8年度ごろでありますか、その時点で相当綿密な調査をし、いろんな是正措置をとっておりますから、そういういわゆる不正経理といったようなのはないと思っておりますけども、しかし、それから時も経過しますし、それから今回の報道等をみましても、いわゆる裏金という問題と、これは不正で、あってはならないことでありますけども、補助目的に適合しているかどうかというような議論があるようですね。補助金ですから一定の目的のためにしますけども、その目的に、多くの場合は合致するわけですけども、合致しないようなケースがあるのかどうかといったことも議論されています。それはどういう基準で見るかというようなことにもかかわると思うんですね。旅費なんかで、報道を見ますと、補助金の目的は割と狭いのに、やや広い目的で出張しているというようなものも問題になっているようですけども、それはどういう基準でやるのかという具体的なあれがありませんと、なかなか我々で決めるわけにいきませんけども、そういう問題も今回、調査をする必要があろうと思います。

 

○山陰中央テレビ

 いつごろから、どれぐらいのスパンで調査をというふうに考えていらっしゃいますか。

 

○溝口知事

 いや、いずれにしても今の見方では、当然会計検査院、ほかの都道府県にも指示をされるでしょうから、最終的にはその調査に移行していくんでしょうけども、その前の段階で準備調査を今の段階から行おうというのが現状ですね。

 

○中国新聞

 それはもう既に指示されたということですか。

 

○溝口知事

 指示しています。

 

○中国新聞

 いつ。きのう、きょう、いつの段階。

 

○溝口知事

 きのうですね。きのう、月曜の幹部会で指示をしております。今、どういうふうにやるかというのを関係者が検討していますけどもね。

 

○山陰中央新報

 いつごろまでに結果が出るというふうに......。

 

○溝口知事

 結果は、やっぱり最終的には会計検査院が、どういうところが問題かというところをちゃんと見ませんと答えたことになりませんから、そのあれを見ながら決めていくことになると思いますが。

 

○山陰中央新報

 会計検査院がどういうふうに調査してという、その項目であったり内容であったりを精査した上で、県がどういうふうに......。

 

○溝口知事

 それからやっぱりどういう点が問題だとか、それはやはり検査院の考えをよく承知をしませんと、我々だけで結論は出ないでしょうからね。そういう意味で、調査を始めますが、そういう動向を見ながらしていきますけども、いずれにしても会計検査院ともよく、指示を聞いてやりたいと。

 

○NHK

 指示を出された相手というのは、部長でよろしいんですか。

 

○溝口知事

 部長ですね。

 

○中国新聞

 それは各部長に対してということですね。

 

○溝口知事

 それは各部長にこういう問題が起こっていると、それで調査をしなきゃいかんと。業務の点検委員会というのを設けまして、その担当は政策企画局ですけども、予算の執行にもかかわりますから、総務部長とか、そういう関係者がどういうやり方でやるかというのを今検討していますから、それに基づいて各部、各部局が調査をしていくということになります。だから、具体的なやり方は今、早急に詰めて......。

 

○中国新聞

 業務点検委員会のところで具体的に......。

 

○溝口知事

 業務点検委員会かどうか、業務点検の一つの問題ですけどもね。

 

○毎日新聞

 調査自体は今月中にも始まると。

 

○溝口知事

 もう始まるでしょう、それは。

 

○山陰中央テレビ

 改めて調査される側なんですけれども、補助金の使い方というのを、非常に使いにくいところもあるかなと思うんですけれども、知事自身、こういうふうに変えていただきたいところが現場の中であれば。

 

○溝口知事

 そうですね、補助金の執行の問題は、大げさに言えば長年、毎年出てくる問題ですね。そういうことはやはり制度についても私は問題があるんじゃないかと思いますね。長年、会計検査院が各省、それから執行する都道府県等調査しておりますけども、こういう問題が出るというのは、国の制度、あるいは補助金の仕組み、あるいはそれを執行する県の方の体制、今回のそういう問題を機に、もう少し制度的なものについても、国、地方あわせてよく検討する必要があるんじゃないかと。だから補助金の制度ですね、一つはやはり。

 

○山陰中央新報

 使い切らないといけないとか、そういった......。

 

○溝口知事

 いやいや、それはそういう問題も含め、あるいは補助金ですから執行するところと交付決定するところが違うわけですよね。そういうところにどういう問題があるのかとか、あるいは非常に使いづらいような仕組みになってはいないかとか、あるいは報告だとかその後のチェックの体制というのが国の方でもちゃんとしているのかね。国の方も、会計検査院だけの問題じゃないですね。それはやっぱり補助金を交付決定し、あるいは補助金制度をつくる中央官庁も大いに関係するわけですから。

 

○山陰中央テレビ

 理想としては、すべて財源も地方に渡してもらった方がいいんでしょうけれども。

 

○溝口知事

 そこは別の問題がありまして、やはり大都市部と地方部のいろいろな格差があって、それをやはり調整をしなきゃいかん、日本の場合はそれが非常に格差がいろんな地理的条件とか歴史的な条件で多いような気がしますね。そうするとやはり補助金というのがそういう格差を是正するための大きな手段でありましたし、今後もその役割はそんなにはなくならないと思うんですね。それからもちろん調整の手段としては交付税というのもありますね。だから交付税をふやすというのも一つの考え方ですし、あるいはさらに地方税をふやすというのも考えですが、今のそういう一般的な財源調整制度では、必ずしも格差がうまく調整できるかといったら、なかなかできないところがありますね。最近の状況を見ましても、大都市部で非常に税収が上がると。そうすると、国の基準を超えていろんなサービスが提供できるけども、地方ではできないといったような問題がありますから、だから、そういう意味では補助金の制度も全くなくなるというわけには私はいかないと思いますね。そうすると、そういう現実を踏まえてこういう問題が起きないようにするにはどうしたらいいかということをやはり検討していく、この問題はずっと残るんじゃないかと思いますね。

 

○山陰中央テレビ

 知事自身、現段階でそういう私案なりをお持ちですか。

 

○溝口知事

 一つは、今回なんか事務費の執行で起こっていますから、事務費の執行の仕方をもう少し合理化するようなことはないのかとか、あるいは目的外といいますけども、そんなむだなことに使うことは余りないと思うんですね。例えば本省との打ち合わせに行くときに、その補助金の事務費を使って行きますけども、その仕事だけじゃなくて、そのついでにほかの仕事をするというようなこともあるでしょうから、そういうものはどの程度許容されるのかとか、あるいはもう少しそこら辺は柔軟であってもいいような気もしますけども、そういう点を含めて、これは一例ですけども、検討の余地があるんじゃないかというふうに思いますね。

 


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