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10月(第2回)定例記者会見(10月9日)

質問事項

7.大橋川改修について

 

○山陰中央テレビ

 大橋川改修事業に係る話なんですが、まず、ちょっとこのところ矢継ぎ早にいろんな動きが出ていますが、総括的に知事はどういうふうに今後進めていこうと思っていらっしゃるのか、まずお伺いしたいんですけれども。

 

○溝口知事

 一つは、大橋川の改修事業というのは国の直轄事業ですから、国が地元の意見、あるいは県の意見、あるいは鳥取県も斐伊川水系の一部ですから、鳥取県の意見も聞いて考えなきゃいかんわけですよね。だから島根県、鳥取県だけの話じゃなくて、国が直轄として事業をやっているわけですから、国は事業を行うに際しまして、鳥取、島根の3条件の合意というのがありますから、それが満たされないと地元からこういうことで事業を行ってくださいということになりませんからね、国交省の事業そのものもすぐできないということになりますから、そういう意味で国、県、市町村が一緒になってやらなきゃいかんということですね。

 

 その中で3条件は、一つは森山堤防の開削でありまして、これは今年度中に工事が完成をするということでありますね。それから環境の調査、これは国交省がいたしまして、それに対して市町村等は既に意見を県に寄せているところもありますけども、県もそういう市町村の意見も踏まえまして国交省に提出をすると。それから鳥取県も同じようなことをするわけですね。環境についていろんな注文があるわけですね。それに対して今度は国交省の方はどういう対応をしていきますということを示すということになりますが、県の審議会、私どもが対応、諮問をした審議会の答申では、影響というものはなかなか、生態系に及ぼす影響等は特に予測しがたいところがあるから、一つは工事を段階的にやっていく必要があるんじゃないかというような意見も出てますから、県としてはそういう意見も含めて国交省に伝えていくということになるでしょう。

 

 それは答申をもらってから1カ月程度のうちにと言っていますから、今月末から来月の初めにかけて県としての意見をまとめて出すということになりますし、鳥取県の方もやられると思いますね。その問題は、じゃあ出したらそれで環境の条件が整ったかということにはならないわけですね。いろんな鳥取県や島根県の要請に対して国交省がどういうやり方をやられるかということを見ないといけませんね。

 

 それからもう一つは、鳥取、島根の合意の3条件目でありますけども、大橋川の拡幅によって中海の水位が上がる可能性があるので、そういう意味で護岸をしっかりしなきゃいかんと。これは国交省の方が先般、こういう形で整備をしていきましょうと。すぐに水位が上がるわけじゃないわけですね。整備の仕方によって、拡幅する状況によって上がり得る可能性が高まっていくわけですから、護岸の整備の方もそういう拡幅のスピードにおくれないようにやっていかなきゃいかんわけですね。

 

 そうすると、長期的にと申しますか、すぐにやらなきゃいかん箇所、それから工事の進行に応じて、工事におくれないようにやらなきゃいかん箇所、いろいろあって、国の予算の制約もありますから、国交省が中心となって国の関係機関が、国交省だけじゃなくて、防衛庁でありますとか農水省でありますとかありますから、そういうところに話をして、こういう段取りで、こういう方針で護岸の整備をしますという案を出さなきゃいかん。それは出したわけですね。とりあえず今回の案として出てる。それを今度、鳥取県の側では関係市町村がそれでいいのかどうかということがありますから、関係市町村の意見も聞いて、こういうふうにしてほしいということがあれば、その案を調整するという作業がありますね。

 

 それから島根県の中でも、これは鳥取県との合意の条件ではありませんけれども、安来市でありますとか東出雲、松江市も護岸の整備の必要なところもありますから、そういうところもやるような計画もあわせてつくらなきゃいけませんね。ただ、鳥取県、島根県の3条件の充足ということでいえば、それがないと国交省が大橋川改修の事業は行わないという形になっておりますから、そういう意味でその3条件を満たす作業をしなきゃいかんと。

 

 3条件の今の状況は、今申し上げたような状況ですから、まだ整っているとは言えませんね、まだ若干時間を要しますし、他方で国交省の方もいつから始めるかというのは国交省の事業自身も関連いたしますわね。ダムの工事がどの程度進捗していくのか、そういうことにもよっていくわけですね。まだまだそういう意味ではいろんな条件が整って、もう工事、あるいは測量等を始めましょうということにはなっておりません。まだ若干といいますか、時間を要するんじゃないかというふうに私は見ておりますけども。

 

 島根県としては、いずれにしても水害の下流部における可能性は解消しているわけじゃありませんから、そういうことが起きないように、早く関係者の間の合意の形成、それから忘れましたが、改修を行うと松江市の大橋川の両岸にはいろんな影響を受けますから、まちづくりという観点からも地元として意見がありますから、そういうものもどういうふうにしたらいいかということも考えないと決まっていきませんが、それは下流から、さらに下流から段階的にやっていくというようなことになるのか、工事の仕方とも関連するでしょうし、地元の意見のまとまり方にも関連するでしょうし、まだまだいろんな手続が必要な状況にあって、いつ開始されるか、今の時点ではまだわかっていないという状況じゃないかと思いますね。

 

○山陰中央テレビ

 ちょっと前にも聞いた話なんですけれども、技術懇談会が松江大橋を残すか残さないかというのも含めていろんな案を出されたと思うんですけれども、見られましたか、国交省の...。

 

○溝口知事

 それは国交省がまちづくりの懇談会ですか、失礼しました、それは国交省の技術の関係の意見を聞く場ですね、専門家から。そういうことは聞いておりますが、いずれにしても、大橋川の改修によって松江市のまちづくりにどういう影響が及ぶかと、あるいはどういうふうにしたらいいかというのは、これはやはり地元の意見をしっかり聞いた上でないと、国交省も工事を開始することは無理だと思いますね。そこはやはりやっていかないといかんと思いますが、ただ、そういうまちづくりの中心部以外のところから始めるような考え方も段階的に進めるということで、案としてあるということは聞いておりますが、まだそこまでは詰まってないんじゃないんでしょうか。まずやっぱり松江市全体として住民の方々の意見をよくお聞きし、国交省もお聞きし、我々もお聞きして、そういうことを整理をしていく必要があろうかと思いますね。

 

○山陰中央テレビ

 大橋は県道なんですけれども、そこには最終的には知事の判断が必要になってくるんですけど、大橋を残すことに関しては、知事は問題ないとお思いですか。

 

○溝口知事

 私は、あれについてはやはり地元松江市、それから住民の方々の意見をやっぱりまずよくお聞きしないといけませんし、そういう問題についてのある程度の選択肢ができてから、県としても考えていくということでしょうが、判断はやはり地元の方々のよく意見を聞いて決めないといけないと思っていますけれども。

 

○山陰中央テレビ

 ということは、裏返せば地元の意見に従うということでよろしいですか、島根県としては。

 

○溝口知事

 地元の意見もいろいろ割れるんじゃないですか。だから、そういうことを踏まえて総合的に、まず松江市自身もお考えにならないといけませんし、その上で県としても考えていくということになると思いますけど。

 

○山陰中央テレビ

 何か一人で質問してて申しわけないですが、さらに、この間、景観の委員会に何か1分の1の実物大の護岸ができたんですが、知事はごらんになられましたですか。

 

○溝口知事

 報道で見ただけですね。まだ......。

 

○山陰中央テレビ

 現場にはまだ行かれて......。

 

○溝口知事まだ行ってません。

 


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