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第3子以上の多子家庭への保育料の減免について


 

【提案No.218】 10月9日受付

 

 松江市の第3子保育料無料化のことです。

 島根県内市町村の第3子保育料の減免制度を見ると、減免の期間や額については幅がありますが、多くの市町村において18歳未満の児童が3人以上いる家庭を対象としています。そのため、ほぼどの子育て家庭においても、多少の保育料の軽減が受けられる制度になっています。

 それに対し、松江市は小学6年生(12歳)以下の児童が3人以上いる家庭のみ第3子の保育料が全額免除となっているため、該当する家庭の第3子は6年間の保育料が全額無料になりますが、第1子と年が離れている第3子はこの制度が適用されないため、6年間の保育料をまるまる支払わなければならないという不公平さが生じます。軽減措置のない6年間の保育料負担はかなり厳しいです。

 松江市の6年間の保育料無料化はとても魅力的で、子どもは2人でよいと思っていた母親の出産意欲をかき立てる有効な制度だと思います。ただ、第1子と年齢が近くても離れていても第3子の子育てにかかる経費はほぼ同じですので、前述の「小学6年生(12歳)以下」という要件を、15歳、18歳と段階的に引き上げるか、または平等性の観点から18歳未満の第3子の保育料を半額軽減という形にするなど、制度の見直しがあってもよいのではないかと思います。

 類似の市町村規模である出雲市が18歳未満の児童の第3子を全額免除にしたこともあり、松江市ももう少し保育料の制度内容を見直していただけないかと考えます。

 また、島根県も、平成23年「島根県次世代育成支援行動計画」に示しているように、県民意識調査による「理想とする子ども数」と「現実の子ども数」に差が生じていること、行政に期待する施策の第1位が「経済負担の軽減」となっていることから、県でも第3子以降3歳未満児保育料軽減事業の未実施の市町村に働きかけ、全市町村で取り組むように働きかける必要があるとしています。ただ、未実施への働きかけだけではなく、どの家庭にも平等に適用されるような制度設計への指摘も各市町村にしてほしいと思います。

 

 

【回答】 11月2日回答

 

〈松江市からの回答〉

 

 保育料の第3子軽減についてご意見をいただきありがとうございました。

 保育所保育料につきましては、平成24年4月1日から保育料徴収基準額表を改定し、これまで国の基準に対して約37%を軽減していたのに対して、軽減率を約40%まで拡充したところです。これは全国でもトップクラスの水準を誇るものでございます。

 第3子軽減につきましても、少子化対策、定住化促進対策の一環として小学6年生から見て3番目以降の子どもさんの保育料を無料にし、多子世帯の経済的支援を実施しています。

 さらに保育料のみならず、今年7月1日から、子ども医療費の無料化を現在の小学3年生までが対象だったものを小学6年生まで拡充する取り組みをスタートさせたところです。

 以上のように松江市としましては、総合的な子育て支援の充実に努めているところです。第3子軽減対象者の拡大につきましては、この事業が保育所や幼稚園へ入所している方に対してのみの支援策であることや総合的な子育て支援策を充実していく上では、財源にも限りがあることから現時点での第3子軽減要件の拡充は困難であると考えています。

 また、保育料はサービスの対価分ではなく、その大部分を国、県、市が税金で負担しています。その一部を保護者の収入に応じてご負担をいただいておりますが、さらにそのご負担の内、国の基準よりも平均して40%を松江市が独自に軽減しています。つまり、社会全体やご利用されている保護者同士でもお互いが助け合って、子育て支援を担っていただく制度であることをご理解いただき、今後も保育所運営にご協力をお願いいたします。

(松江市子育て課)

 

〈島根県からの回答〉 

 

 島根県が実施している「第3子以降保育料軽減事業」は、経済的負担感の大きい多子世帯の保育料負担を軽減することにより、子育て世帯の皆さんが安心して子どもを産み育てることができる環境づくりを目的として実施しています。

 保育所の保育料は、保育を実施する市町村が、規則などで定めることになっており、市町村で独自に保育料を設定しています。ご意見にありました第3子以降の保育料無料化についても同様に、子育て支援の一環として市町村が地域の実情に応じて取り組まれているところです。

 県としては、市町村の取り組みを尊重しつつ、工夫をこらしながらきめ細かな対応を進めていきたいと考えています。

なお、保育料軽減は、県や市町村が独自で取り組むには限度があるため、引き続き、子育て世帯の皆さんが安心して子どもを生み育てることができるよう、国に対して経済負担の軽減が図られるよう要望していきます。

(健康福祉部青少年家庭課)

 

 

 

 

 


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