融雪剤について
【提案No.385】 12月19日受付
冬になると道路に定点的に融雪剤が置かれていますが、
- 無造作におかれているので袋が破れたりしているものが毎年見受けられ、使用できなくなるばかりか、好奇心旺盛な子供が触ったりして危険です。
- 融雪剤は自動車の車体に悪影響を及ぼすため、影響のない融雪剤を導入して下さい。
の2つを提案します。
【回答】 1月7日回答
1.融雪剤の袋の破損について
冬期になると国、県、市町村など道路管理者は路面の凍結、積雪に備え、橋梁、急な坂道、横断歩道橋などに融雪剤を置いています。これは通行する方が自主的に散布できるように置いてあるものです。
ご指摘のありました、無造作においてあるため袋が破れ、使用できなくなったり、子供が触ったりして危険ではないかとのことですが、置いてある融雪剤は触ったらすぐ人体に影響がある危険有害物ではありません。ただし刺激物であるため長時間手に触れていると良くないものもあるため、もし触れた場合は念のため水で手を洗い流して下さい。
また、設置方法については確かに普通においてある箇所もあるため破れることもあります。県内には融雪剤をおくための収納ケースのようなものを設置している箇所もありますが、設置場所や設置費用の問題からすべての箇所で設置することができておりません。
今後、パトロールを強化し破れた融雪剤は早期に取替えるよう徹底することや安易に子供が触らないようにする注意看板を設置するなど設置方法については検討をして参りたいと思います。
2.融雪剤の自動車の車体への影響について
島根県では塩化ナトリウム、塩化カルシウムを基本的に使用しております。これは、全国で一般的に使用されているものです。
塩化ナトリウムや塩化カルシウムが車体に付着した場合、車体にもともとある傷の部分や、車体下方部が多少錆びる可能性はありますが、相当長い年月放置しない限り、一般的な洗車等のメンテナンスをすれば、ほとんど悪影響はありません。
なお、塩化ナトリウムや塩化カルシウムより車体に悪影響の少ない融雪剤もありますが、製品の価格が高いため、すべての路線で使用することが難しい状況です。このような高価な融雪剤は即効性が高いことから、凍結による危険性が特に高い箇所でしか現在は使用しておりません。ご理解の程よろしくお願いします。
(土木部道路維持課)
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