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自明の理無視した風力発電について


 

【提案No.293】10月27日受付

 

 Q:

 江津市の江津高野山風力発電所は、風が吹かず未だ発電量や機器のテストができていない。「金の無駄遣い」ではないのか。

 

 10月25日の山陰中央新報の紙面で「風力発電風吹かず」の見出しを見て、世間全ての人は「なんたる金の無駄遣い」という印象が浮かんだと思う。

 風が吹かないので発電量とか機器のテストができないとは企画自体想定外だったのか。そんな軽い計画でこのプランは実行、かつ、建設されたのか。

 これからこれらの施設はこの問題にさらされて、ただの飾りにもならない無駄の象徴として、江津市の山中に屹立しつづけることになる。

 そもそも、幼児でさえ解る風車の理屈がなぜこのように安易に推進し、電力発生の原理として採用されたのか、理解を超えた発想である。

 これまでに幾度もこんなことがわからないはずがないと指摘し、現実の費用対効果を検証した後に推進すべきであると言ってきたのに、予想どおりのことが起きている。テストの一基ででも実証のうえ、江津市でも北山山脈でも効果があると確信したのならともかく、建設の金を消費した後にこの結果だとは・・・。あきれてものが言えない、というよりそれらの金はただの捨て金となって、それらの機器は山中に放置というか、不要物として後処理にまた金を食っていくのに違いないことになるが、推進した部局はさてどうするか。

 採算が確実にとれるとして建設実施したのだろうが、テストもできない代物なら売電どころの話ではなく、県費の無駄は永久に取り戻せない事態だ。

 

 

【回答】11月13日回答

 

 A:江津高野山風力発電所の建設にあたっては、年間を通した風の調査や、慎重な収支計算を行った上で判断し着手したものです。完了検査については、今年7月以降に所定の風速に達する風が吹かないことから遅れているものです。今後、条件が整い次第各種検査を速やかに行い、営業を開始します。

 

 貴重なご意見をいただき有り難うございました。

 風力発電は、再生可能な自然エネルギーを利用するクリーンな発電システムであり、国においても新エネルギー大綱の目標値を大幅に引き上げ、国内各地で導入が進んできています。

 江津高野山風力発電所の建設にあたっては、他の風力発電所と同様に事前に年間を通して時々刻々の風を調査し、発電量を予測する一方、発電に要する費用を積算し、慎重な収支計算を行ったうえで収益を確保できると判断し、着手したものです。

 次に紙面に掲載された完了検査が遅れていることについてご説明します。

 風力発電は、電気事業法等に基づき使用前自主検査の各種検査を行うことが義務付けられています。このうち定格出力試験は、風速13メートル以上の風で風車の定格出力(※注)一杯の運転をさせて異常の有無を確認するものです。

 今年は、7月以降、台風の上陸もなく穏やかな日々が多いなど、平年より低い風況であることから、紙面に掲載されたとおり、検査が完了しておりません。今後は、所定の風速があり次第、各種検査を速やかに行い、営業運転を開始することとしています。

 なお、風車は定格出力で常時発電するものではなく、風速3メートルから発電します。従いまして、発電量の予測にあたっては、定格出力以下での発電及び停止している時も織り込んで計算していることを申し添えます。

 

※注)「定格出力」

 定格出力とは、安全に連続して運転できる最大の発電電力のこと

(企業局施設課)

 

 

 

 

 


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