• 背景色 
  • 文字サイズ 

石見神楽の振興と継承について


 

【提案】 4月3日受付

 

 Q:石見神楽を振興・継承するために、神楽の経験を持つ人に社会的権威を与えられませんか。

  

   私の住む集落は、農家、非農家あわせて80戸の小集落であるが、神楽社中に在籍した経験のある家がほとんどである。親子二代、三代、あるいは一家全員が神楽社中の家もある。近年は集落内だけではメンバーが揃わず、また遠くから神楽好きの青年が門戸を叩いて参加して、文字通り広域構成となっている。そして、「神楽を続けたい」という願望から、好条件の関西、山陽からの就職を断って、地元の会社ににあえて就職している。

   しかし、20、30年神楽をやっていても、社会的地位というか権威らしきものは全くない。遠く外国出演などのときは、会社に頭を下げ懇願して休暇を取っている。

   そこで、県知事が、例えば「石見神楽芸能士」とか「芸能翁」とか、一定の社会的権威を付与し「顕彰」すれば、会社に休暇を申し出やすくなる。(10年携わっていれば芸能士、20年は芸能師、30年は芸能翁など)

 

 

【回答】 4月21日回答

 

 A: 県指定文化財を適切に伝承し優れた技芸を保持している方々に、証明書を交付しています。

 

   県では、県内に存在する衣食住・信仰・年中行事などに関する風俗習慣、民俗芸能などのうち、重要なものについては県文化財保護条例に基づき県指定無形民俗文化財に指定し、貴重な文化遺産として保護・継承に努めています。

指定された無形民俗文化財が神楽などのように団体によるものである場合、県では団体の構成員の方々に対して、構成員の証明書を交付しています。また、新たに構成員が加われば、島根県文化財保護審議会の専門の委員による審査を経て、同様に証明書を交付しています。

   この証明書は個人の技能の優劣や経験の長短を格付けするものではありませんが、県指定文化財を適切に伝承し優れた技芸を保持している方々に交付するものですので、この証明制度をご活用いただければと考えています。

(教育庁文化財課)

 

 

 


2008年4月項目一覧


お問い合わせ先

広聴広報課県民対話室

島根県政策企画局広聴広報課県民対話室
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5770、6501
【FAX】0852-22-6025