「イズモコバイモ」は、島根県だけに自生するユリ科の多年草です。

　草丈は約15〜20cmで、３月上旬から４月上旬にかけて茎の先から１輪の可憐な白い花を下向きに咲かせます。

　開花、結実の後に、地上部は枯れてしまいます。

　出雲市佐田町、邑智郡川本町にあるイズモコバイモ群生地では、開花時期に合わせて地元保護団体の方が自生地を案内してくださいます。

　麗らかな日差しの中、春の妖精に会いにでかけてみませんか。

　■イズモコバイモ自生地一般公開

　期間：令和６年３月９日（土）～３月１７日（日）

　※イズモコバイモを保護するため、一般公開日以外は見学できません。

　時間：１０：００〜１５：００

　場所：出雲市佐田町反辺地区イズモコバイモ群生地（地図はこちらをご覧ください）

　みんなで守る郷土の自然「佐田町反辺のイズモコバイモ群生地」

　■イズモコバイモ祭り開催期間中（令和６年３月１日～３１日）の土・日・祝日に、地元保護団体の方が自生地を案内してくださいます。

　場所：イズモコバイモ自生地の地図は、こちらをご覧ください。

　※開花状況等詳しくは、川本町観光協会(外部サイト)にて、ご確認ください。

　＜川本町観光協会＞電話：0855-74-2345

　みんなで守る郷土の自然「川本町イズモコバイモ自生地」

　川本町には、「イズモコバイモ」のほかに、「ユキワリイチゲ」の自生地もあります。

　ユキワリイチゲは、本州の西部から四国、九州に分布する草丈約10cmの多年草で、山麓の崖や道端の山際などで３月初旬から咲き始めます。淡紫色で可憐な花は大変美しく、訪れた人の目を楽しませてくれます。

　ユキワリイチゲは、天気の良い昼の時間帯にしか花が開きません。訪れる際は、天気のよい日中に訪れることをお奨めします。

　みんなで守る郷土の自然「川本町ユキワリイチゲ自生地」