平成24年度助成事業(当初決定分)
平成24年度当初分では、32件の事業に対し合計32,800,000円の助成を決定しました。
地域文化振興
事業名 |
団体名 |
実施地 |
実施月 |
助成決定額 (千円) |
事業概要 |
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1 | 蔵屋おろち花田植開催事業 |
蔵屋おろち花田植実行委員会 | 奥出雲町 |
5月 |
100 |
20年前に奥出雲町で行われた花田植を次世代に継承しようと、地元団体が協力し実施する。神話の里ならではの「おろち花田植」と銘打って、早乙女や左下たちは古代衣装を付け、古代絵巻として展開する。来場者たちにも実際に土に触れてもらい、稲作の歴史を認識する機会とする。 |
2 | 〈県民文化祭共催事業・神話事業〉 稲佐の浜夕刻篝火舞 |
大土地神楽保存会神楽方 |
出雲市 |
6月 | 400 |
神話の舞台である稲佐の浜に舞座を設置し、その周囲で篝火を焚き、県内の神楽団体が神話に因んだ演目を上演する。幻想的な雰囲気と神話をリンクさせその面白さをアピールするとともに地元の素晴らしさを再認識してもらう。大社高校佐田分校の太鼓部も出演し、競演大会を盛り上げる。 |
3 | 〈県民文化祭共催事業・神話事業〉 スサノオの里神楽舞2012 〜神話と鬼伝説の武勇伝〜 |
NPO法人スサノオの風 | 出雲市 | 9月 | 1,300 |
地域に残る出雲神楽の継承と後継者育成を目指し、上代文学に記された神話伝説をもとにした演目と、その時代の鬼伝説の武勇伝を扱った演目を中心に、石見、芸州神楽で活躍中の人気団体を招致し交流神楽大会を開催する。地域により異なる神楽の魅力と出雲神楽本来の緻密で優雅な舞をアピールする。結成30周年を迎える「さだ須佐太鼓」も出演し、花を添える。 |
4 | 〈県民文化祭共催事業〉 佐田町文化協会創立20周年記念 スサノオの里スーパー神楽2012 |
佐田町文化協会 | 出雲市 | 6・11 月 |
1,400 |
出雲神楽の継承と復興目指し、佐田町内の若者で作る「佐田神舞会」及び石見、芸北の神楽団体との競演大会を開催する。また「神楽の絵コンテスト」では広く作品を募集し、11月に展示発表を行う。競演大会とイラスト募集の両方から神楽に対する関心を高める。 |
5 | 小泉八雲来島120周年記念イベント |
海士八雲会 | 海士町 |
5月 | 700 |
八雲来島120年を記念し、『小泉八雲と海士』をテーマにしたシンポジウム、劇団「幻影舞台」と海士町住民の共演で八雲題材のオリジナル演劇の公演、東京の音楽家によるフルート演奏を行う。シンポジウムでは小泉凡氏を招くほか、全国にある八雲会の参加を促し、今後の顕彰活動の発展を目指す。 |
6 | CitySwitchForum2012 | 出雲建築フォーラム | 出雲市 | 11月 | 600 | 地域資源を活用したまちづくりについて、実践的な提案を行う活動「CitySwitch」を行っている。今回、アートをテーマにその町の歴史や文化が感じられるワークショップやインスタレーションを出雲市内の木綿街道にて開催。また、今まで実践してきた活動について発表するシンポジウムを行い、文化的なまちづくりについて市民参加で考える機会とする。 |
芸術文化振興
7 | 能楽の祭典 |
能楽の祭典実行委員会 | 益田市 | 9月 |
1,900 |
益田市文化協会設立30周年と市制60周年を記念し、誰でも気軽に楽しみ参加できる能楽の会を、各流派及び諸団体が連携して開催する。1部では地元3団体が人麻呂テーマで謡曲や仕舞などを発表するほかワークショップを行う。2部では能のレクチャーを行った後、プロの能楽師と地元有志の共演で能を上演する。 |
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8 | 〈県民文化祭共催事業・神話事業〉 「神在の里」出雲神楽と日本舞踊 −今だから伝えたい− |
「神在の里」出雲神楽と日本舞踊実行委員会 |
松江市 | 8月 | 3,000 |
伝統芸能の継承を目指そうと、地元の邦舞・邦楽また音楽関係者が流派や団体の枠を越えて連携、開催する。古事記をテーマに地元音楽家が今回のために制作した創作舞踊「稲羽の素兎」の上演や、出雲神楽のデモンストレーションなどを行う。舞台には初めて日舞に取り組んだ子どもたちも出演し練習の成果を披露する。 |
9 | 雲南市演劇×古事記プロジェクト 劇団『カムカムミニキーナ』公演 |
雲南市演劇によるまちづくりプロジェクト実行委員会 |
雲南市 | 12月 | 1,100 |
古事記編纂1300年に合わせ2011年に始めた『演劇×古事記プロジェクト』の2年目として企画。参加者を一般公募し、奈良県出身の松村武氏主宰の劇団「カムカムミニキーナ」を講師とした演劇ワークショップを2回にわたって行う。希望者は、12月の公演で劇団と共演しワークショップでの成果を発表する。 |
10 | キラキラ雲南高校演劇フェスティバル |
キラキラ雲南高校演劇フェスティバル実行委員会 | 雲南市 | 1月 | 800 |
高校演劇部に発表の場を提供し、ゲストに全国レベルの高校演劇部を招き、交流と研鑽の機会とすることを目的に行う。県内及び中国地区大会での優秀校が公演。また、高校生以上を対象とした演劇と舞台技術のワークショップを実施し、専門家からレクチャーを受けることで、県内の高校演劇全体の底上げを図る。 |
11 | つわの太鼓設立15周年事業 |
つわの太鼓 | 津和野町 | 11月 | 900 |
平成9年に結成以来、津和野町を代表する太鼓団体として活動している。今回活動15年の成果を発表する大会として、団体オリジナル作品を披露するほか、つわの太鼓出身のプロ太鼓奏者や指導を受けているプロの団体との共演を行う。また、町内の太鼓団体も参加し交流事業とする。 |
12 | 〈県民文化祭共催事業〉 プリマヴェーラ8 |
島根県洋舞連盟 | 松江市 | 12月 |
3,200 |
クラシックバレエとジャズダンスの団体で連盟を組織し、洋舞の発展に取り組んでいる。2年前から伝統芸能との共演を実現させており、今回も石見神楽等とのコラボレーションでオリジナル作品を上演する。脚本、演出、振付全てを連盟会員含む地元スタッフで行い、小学生から一般まで総勢約70名が出演する。 |
13 | 第4回島根ダンスフェスティバル |
島根ダンスフェスティバル実行委員会 | 松江市 | 5月 | 800 |
様々なジャンルの若きダンサーたちに発表の機会を提供し、舞台を使いこなす技術やレベルアップの場を目指し開催。日頃の活動成果を披露するステージと、専門家からアドバイスが受けられるプレ・コンクール、誰でも参加でき、様々なダンスが体験できるワークショップを行う。 |
14 | しまねシンフォネット弦楽キャンプ |
しまねシンフォネット弦楽キャンプ実行委員会 | 出雲市 | 8月 | 300 |
県内で弦楽器活動を行う中学生を対象にした集中講習会。広島交響楽団、県内の奏者や大学生を講師に合奏指導やパート別講習を行う。相互交流を図りながら弦楽器についてより理解を深める。県内の高校生、一般の奏者達も参加し、オーケストラ活動の拡大を目指す。 |
15 | DNAフィルハーモニック演奏会 |
オケージョナル・オーケストラDNAフィルハーモニック | 出雲市 | 11月 | 600 |
島根県出身の医療に従事する音楽愛好者で平成23年4月に楽団を結成、初の演奏会を開催する。浜田市出身で現在都内で医師として勤務する林朋之氏をソリストに迎え、ラフマニノフ作曲「ピアノ協奏曲第2番」など地元でもあまり演奏されない大曲に挑む。 |
16 | コントラバス・カルテット"よつばす" コンサート |
コントラバス・カルテット"よつばす"コンサート実行委員会 | 雲南市 | 3月 | 100 |
雲南市出身の永瀬未希さん含め3名の若手コントラバス奏者とその恩師である斉藤賢一氏(広響団員)で構成するカルテット"よつばす"初の地元コンサート。コントラバス4本という珍しい編成でダイナミックな曲からメロディアスな曲まで演奏し、コントラバスの楽器の可能性を紹介する。 |
17 | 東京藝術大学サマースクールin奥出雲 |
奥出雲文化まちづくり実行委員会 | 奥出雲町 | 8月 | 800 |
昨年に続き、東京藝術大学の教授や大学院生を講師とした音楽交流事業を行う。町内の小中高等学校の吹奏楽部、一般音楽グループが5日間にわたり音楽の基本を学ぶ。最終日には交流コンサートを開催し、レッスンを受けた団体が成果を披露するとともに、町歌などを合同演奏する。 |
18 | 〈県民文化祭共催事業〉 第21回県民手づくり第九コンサートin島根 |
島根第九をうたう会 |
松江市 | 12月 |
200 |
オーケストラ、コーラスともに一般から参加者を募集、約250名の出演者が7か月間の練習を経て12月の本番を迎える。毎年約2割は新たな参加者で、年齢層も小学生から80代まで、また県外からの参加者も増えてきている。コンサートのラストではステージと客席も一緒になって県民歌を歌う。 |
19 | 第2回定期演奏会 〜日本の心の歌&和太鼓のしらべ〜 |
江津市民混声合唱団 | 江津市 | 7月 | 400 |
平成21年に結成、「歌声で感動する町づくり」を目標に活動している。「日本の心の歌」と題して、市内の和太鼓団体との共演や、来場者との全体合唱など、会場一体となって楽しめるコンサートを行う。ホワイエでは日頃地域で実施している音楽活動の紹介を行う。 |
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20 | 石央文化ホール合唱団"響" 第5回演奏会
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石央文化ホール合唱団"響" | 浜田市 | 5月 | 500 |
年齢、性別、地域問わず合唱が好きなら誰でも参加できる団体として活動している。今回、浜田では初めての「シアターピース」で見せる合唱に取り組み、幅広い年齢層に歌の魅力を伝える。また、東日本大震災の被災者の方々を応援するメッセージを込めて会場一体で大合唱を行う。 |
21 | 第2回ふれあいコンサートin益田 |
ふれあいコンサートin益田実行委員会 | 益田市 | 4月 |
300 |
全国的にもレベルの高い自衛隊音楽隊を招き、益田市内の高校吹奏楽部との合同演奏会を開催する。市内3高校が自分たちの演奏を披露するほか、自衛隊音楽隊とのジョイント演奏を行う。地域での音楽に対する興味と関心を高め、文化の薫るまちづくりを目指す。 |
22 | 第3回雲南ジャズフェスティバル開催事業 | 雲南ジャズフェスティバル実行委員会 | 雲南市 | 9月 | 2,700 |
故世良謙氏生誕の地においてジャズ文化を引き継ごうと開催する。国立音楽大学ジャズバンド部「ニュータイドジャズオーケストラ」を招き、地元のジャズオーケストラはじめ県内外から出演団体を募集し、野外にてステージを行う。また、同大学部員による市内の中高生を対象としたクリニックも実施する。 |
23 | ラメールジャズオーケストラ 「JAZZCANVAS」3rdLIVE |
ジャズによる創造のまちづくり実行委員会 |
雲南市 | 12月 | 700 |
平成21年に立ち上げたシニアのジャズバンド「JAZZCANVAS(ジャズキャンバス)」による3回目の自主演奏会。ブルースハープ(ハーモニカ)の第1人者である今出宏氏をゲストに迎え、ジャズとの珍しい共演を行う。演奏会前日には、市内外のハーモニカ愛好者を対象としたワークショップを実施する。 |
24 | 〈県民文化祭共催事業〉 サウンドライブしまねアマチュアミュージックフェスティバル |
サウンドライブしまね実行委員会 |
県内6市町村 | 6〜3月 | 1,900 |
島根に暮らしながら音楽を楽しむ人々の輪を拡げようと平成11年から活動。今年度、「アマチュアバンドフェスティバル」から「ミュージックフェスティバル」に改称し、より広い年齢層やジャンルの音楽交流を目指す。ライブハウスが少ない地域を中心に各地の特性を活かしたステージやワークショップを開催する。 |
25 | 〈県民文化祭共催事業〉 第3回雲南市総合芸術文化祭 〜箏・異・古音inUNNAN〜 |
雲南市文化協会 | 雲南市 |
11月 | 1,400 |
平成22年度から舞台と展示の両部門からなる総合芸術文化祭として実施している。舞台部門では「箏」を採り上げ、異文化の融合というテーマで箏や和太鼓、笛の若手奏者をゲストに迎え、地元箏曲グループとの共演を行う。展示では文化協会所属団体による写真展示を開催する。 |
26 | 〈県民文化祭共催事業〉 第7回島根県高等学校文化フェスティバル |
島根県高等学校文化連盟 | 浜田市 | 7月 | 1,200 |
県内の高校文化部が一堂に集まり広く県民に自分たちの活動をアピールし、学外との交流を深めようと開催する。科学系の研究報告や美術工芸等の作品展示、舞台では全国高総文祭に向けた壮行激励兼ねた発表を行う。また昨年も好評だった囲碁や将棋の市民対局、呈茶などを通じて地域との交流を深める。 |
27 | 写真の学校 | NPOChildPicturesBank |
出雲市 |
8月 | 100 |
日頃プロの芸術家に接する機会の少ない高校生を対象とした写真のワークショップを開催する。写真家・川内倫子氏を講師に出雲の町並や文化財を撮り歩いた後、写真集作りのレクチャーを受ける。作品作りを学ぶとともに「写真」という媒体を通して、出雲の地を見つめ直す機会とする。 |
28 | 〈県民文化祭共催事業〉 第21回しまね映画祭 |
しまね映画祭実行委員会 | 県内11会場 | 6〜11月 | 3,300 |
島根独自の映像文化を育てようと開催している。「しまね映画塾」は、映画監督・錦織良成氏を塾長とした映画制作ワークショップで、脚本作りや機材講習のガイダンスの後、実際に撮影合宿で短編映画を撮影する。完成作品は広く県民に向けて上映発表を行う。毎年、開催地の特性を活かした作品が出来上がっている。 |
国際文化交流
事業名 | 団体名 | 実施地 | 実施月 | 助成決定額 (千円) |
事業概要 | |
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29 | 上津獅子舞連合会台湾公演 | 上津獅子舞連合会(出雲市) |
台湾 新竹懸 |
6月 | 500 | 出雲市上津地区において100年以上も前から伝承されている獅子舞の公演を台湾で行い、子供から大人まで広く一般市民との文化交流を深める。獅子舞に使う太鼓や笛に触れ、衣裳や面を着けて一緒に踊る体験教室も実施する。獅子舞や出雲地方の行事などの紹介も行い、日本の地方に伝わる民俗芸能を理解してもらえる公演を目指す。 |
30 | ベトナム「ホイアン日本祭」公演 |
土江子ども神楽団(大田市) |
ベトナム ホイアン市 |
8月 | 700 | 世界遺産の地としてつながりのあるベトナム・ホイアン市の招待を受け「ホイアン日本祭」に出演、創作神楽「金山姫銀山勧請」などを披露する。また世界遺産の保存活動についてホイアン市民との意見交換会、学校訪問では神楽上演や地域の伝統芸能に携わる青少年との交流を図る。 |
31 | 雲南市・ドイツウルム市音楽交流 ふるさとの春コンサート2012 |
雲南市音楽によるふるさとづくり実行委員会 |
雲南市 | 4月 | 600 | ドイツのウルム市立歌劇場メンバー「ウルムゾリステン」と市民との音楽交流事業。市内外から合唱参加者を100名公募し、ウルムゾリステンのメンバーを講師に「ふるさと」をテーマとした楽曲のワークショップを行う。コンサートではゾリステンとの共演で指導の成果を披露する。 |
32 | SAKURAコンサート | SAKURAコンサート実行委員会 | 大田市 | 4月 | 300 | 石見銀山遺跡の世界遺産登録5周年記念にあたり、それにふさわしい国際文化交流事業として、ドイツ人音楽家や海外で活躍する邦人音楽家5名(ウルムゾリステン)との交流演奏会を開催する。地元で活動する混声合唱団が出演し、オリジナル曲「大田賛歌」などを合同で演奏する。 |
お問い合わせ先
文化国際課
島根県環境生活部文化国際課 【住所】 〒690-8501島根県松江市殿町1番地 【電話】 ○国際交流係/0852-22-6493 ○多文化共生係/0852-22-6462 ○多文化共生推進スタッフ/0852-22-6470 ○文化振興室/0852-22-5878 ○島根県パスポートセンター/0852-27-8686 【FAX】 ○国際交流係・多文化共生係・文化振興室/0852-22-6412 ○島根県パスポートセンター/0852-25-9506 【E-mail】 ○国際交流係・多文化共生係 bunka-kokusai@pref.shimane.lg.jp ○多文化共生推進スタッフ tabunka-kyousei@pref.shimane.lg.jp ○文化振興室 bunkashinko@pref.shimane.lg.jp ○島根県パスポートセンター passport@pref.shimane.lg.jp