平成21年度助成事業(追加決定分)
平成21年度追加分では、28件の事業に対し合計18,850,000円の助成を決定しました。
地域文化振興
事業名 | 団体名 | 実施地 | 実施月 | 助成決定額 (千円) |
事業概要 | |
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1 | <県民文化祭共催事業> 第5回奥出雲町芸術文化祭 |
奥出雲町文化協会 | 奥出雲町 | 10・11月 | 500 | 地域の芸術文化活動の発表として開催する芸術文化の祭典。文化協会に加盟する84団体と個人など一般地域住民の作品展示を2会場で実施するほか、18団体が出場して舞台発表を行う。また、来場者が自由に参加できる文化活動の体験コーナーを設置し、相互交流を図る。 |
2 | <県民文化祭共催事業> 2009文化を育むinますだ |
益田市文化協会 | 益田市 | 10〜12月 | 2,500 | 「伝統を守るだけでなく自らの力で新たな文化の創造を」を目標に地域住民一体となった総合文化祭を開催する。協会加入団体を中心に、各部門による展示や音楽・芸能の舞台発表、一般市民からの文芸作品募集など10月から12月にかけ行う。新規加入団体による舞台発表もある。 |
3 | 県西部の中世史像を住民が主体となって列島史に位置づける事業 | 石西の文化を学ぶれんげ草の会 | 益田市 | 8〜2月 | 700 | 県西部の成り立ちを特徴づけている中世について地域住民が主体となって学び、地域社会に役立てようと3カ年計画で取り組んでいる。今回はその集大成として、県西部の歴史を列島史規模で考えようと講師を招いてシンポジウムなどを開催する。 |
4 | 人麻呂シンポジウム 「柿本人麻呂石見の足跡を訪ねて」 |
益田市観光協会 | 益田市 | 9月 | 100 | 「なつかしの国石見」として情報発信しようと、柿本人麻呂をテーマとしたシンポジウムを行う。西部の各市からパネリストが参加、地域ごとに人麻呂自慢を披露し、石見地区全体として効果的な情報発信を目指す。 |
5 | 東須佐郷土史発行事業 | 東須佐の歴史編纂委員会 | 出雲市 | 2月 | 500 | 合併により広域化が進む中、旧小学校単位のコミュニティーの歴史を後世に伝えたいと佐田町東須佐地区の住民有志で郷土史を作成する。地区の歴史や生活文化などを写真付きでまとめ、地区内の各家庭、県内図書館などに配布する。地区のまとまりとコミュニティーの維持しつつ地域の活性化を目指す。 |
芸術文化振興
6 | 常磐津を楽しむ会 | 常磐津を楽しむ会 | 奥出雲町 | 11月 | 300 | 島根では触れる機会の無い常磐津を新たな文化として広めたいと、関西から地方を招いて奥出雲の「桜井家屋敷」を会場に体験型事業を行う。常磐津の歴史や楽しみ方など解説を聞き、実際にプロについてセリフを語ったり三味線演奏を体験する。 |
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7 | <県民文化祭共催事業> 出雲神在月市民芸術文化の祭典 |
出雲神在月市民芸術文化の祭典実行委員会 | 出雲市 | 10月 | 800 | 出雲地域に古くからある伝統芸能や芸術文化団体が一同に会し、自らの活動を紹介するとともに実際に体験してもらおうと開催する。今回は伝統芸能に焦点をあて、「伝統と創造」をテーマに行う。公演の前日にステージ出演者を講師としたワークショップを実施する。 |
8 | 第5回奥出雲太鼓祭 | 奥出雲太鼓祭実行委員会 | 奥出雲町 | 10月 | 1,500 | 平成4年に郷土芸能として仁多乃炎太鼓が結成されて以来、子供から大人まで様々な太鼓チームが活動している。これらの団体が結集し、日頃の成果を披露すると共に県内外のグループも参加して太鼓を中心とした芸能祭を行う。 |
9 | 島根地域伝統芸能祭in美保関 | 関の五本松節保存会 | 松江市 | 10月 | 900 | 主に県東部に伝わる伝統芸能団体を招聘し、美保関神社境内において上演する。地元からは「正調関の五本松節」と昨年10年振りに復活した「ホーラエッチャ」が参加する。歌舞音曲を好んだと伝わる恵美須神にちなみ、美保関地区を芸能文化の拠点としてPRする。 |
10 | 演劇公演「ヘルメット・ダンディ2」 | 劇団Yプロジェクト | 松江市 | 3月 | 700 | 昨年初演し、高い評価を得た作品を更に精度を高め、キャストを一般公募し再演する。実際に現場で働く人に取材し、リアル感ある舞台を目指すとともに、歌唱指導を受けるなど演技以外の部分についてもレベルアップを図る。 |
11 | 〜過去から未来へ色でつづる〜 浜田市民合唱団 |
浜田市民合唱団 | 浜田市 | 10月 | 400 | 「歌声の溢れる明るい町に」を合言葉に活動している。今回、地域の絵手紙や水墨画サークルの協力を得て、合唱の域に留まらない市民参加型の演奏会を開催する。「色」を副題に、曲目や舞台演出で自然や優しさを表現するほか、協賛団体がロビーを使って作品を紹介する。 |
12 | T・オアシスanオーケストラ 10周年記念ライブ |
T・オアシスanオーケストラ | 松江市 | 11月 | 150 | 島根初の本格的ビッグバンドとして誕生し、国際交流なども行ってきた。その集大成として「新たな発見を」とのコンセプトで記念コンサートを開く。クラシック、童謡、唱歌をラテンやタンゴ、ボサノバ風などにアレンジし、別の角度から楽しめる演奏を行う。 |
13 | チェロ・カルテット「ビンテージ」 with牛尾直美 |
Burlesca☆Cellista | 出雲市 | 9月 | 200 | 平成14年から活動するチェロとコントラバスのアンサンブルグループが、チェロの音色に親しんで欲しいとプロのチェログループとの演奏会を開催する。また、プロ奏者による公開レッスンとメンバー全員による演奏を行う。 |
14 | NHK交響楽団チェロ奏者・桑田歩氏による公開レッスン | 桑田歩氏によるチェロ公開レッスン実行委員会 | 出雲市 | 1〜3月 | 100 | N響のチェロ次席奏者桑田氏を招き、中国地方を対象に受講者を募り、公開レッスンを行う。レッスン後には修了演奏会を開き受講者が成果を発表するほか講師による模範演奏を行う。プロ・アマ問わず奏者のレベルアップを図り、音楽文化の発展を目指す。 |
15 | 野々内夏子ヴァイオリン・リサイタル | 野々内夏子ヴァイオリン・リサイタル実行委員会 | 松江市 | 11月 | 200 | 小さい頃より地元のオーケストラで研鑽を積み、今後島根を拠点に活動する若手ヴァイオリニストが、地域の青少年にとって身近な目標になろうと初のソロ・リサイタルを行う。留学先のプラハで学んだ曲を中心としたプログラム構成で演奏する。また弦楽を学ぶ青少年100名を無料招待する。 |
16 | 第3回島根ホルンフェスティバル | 島根ホルンクラブ | 松江市 | 10月 | 100 | 小学生から大人までホルンを演奏する人がだれでも参加し、互いの交流と情報交換、技術の向上を目指そうと行っている。参加者は公募する。プロのホルン奏者によるクリニックを行った後、演奏会においてアンサンブル演奏や参加者全員による合奏などを披露、一般の方へホルンの魅力をPRする。 |
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17 | 吹奏楽の休日in雲南 ブラスヘキサゴンを迎えて |
吹奏楽の休日in雲南実行委員会 | 雲南市 | 9月 | 1,200 | 金管六重奏団「ブラスヘキサゴン」を招き、子供から大人まで希望者を対象とした講習会と交流会、共演を含めた演奏会を開催する。プロの演奏者と世代や地域を超えた交流を行い、吹奏楽を通した仲間作りと地域文化の活性化を目指す。 |
18 | 第3回江津市吹奏楽フェスティバル | 江津市吹奏楽振興協議会 | 江津市 | 9月 | 500 | 市民による音楽活動の活性化と普及を目指し、平成19年に協議会を発足。江津市内の中学・高校の吹奏楽団体と東京佼成ウィンドオーケストラ五重奏との合同演奏会を開催する。前日にはウィンドのメンバーを講師とした楽器別講習会を実施し、技術面の成長も促す。 |
19 | 第4回 松江フレンドリーブラスコンサート |
松江フレンドリーブラスコンサート実行委員会 | 松江市 | 12月 | 600 | 松江市の地域音楽文化を担う子どもたちを中心に、団体や所属にとらわれない合同演奏に特化した交流事業を行う。参加する子どもたちを広く公募し、客演指揮者中田昌樹氏による合同練習を実施する。演奏会では年齢層別に分けた3グループで演奏を行う。 |
20 | つづくこと・なくなること・くりかえされること2009 | 財団法人手錢記念館 | 出雲市 | 11月 | 500 | 現代美術を軸に自由な発想で美術の新たな局面を拓き、地域と対話する場を作ろうと昨年から始めた事業。現代美術作家・木村幸恵さんを招き、意見交換会とワークショップを行う。また、アートを通したまちづくりについてゲストとともにその可能性を考える。 |
21 | 第60回記念五風書展 | 五風会 | 浜田市 | 9月 | 500 | 県内の書家で作る五風会が、60回記念として従来の書道の概念から一歩前進した新たな書の可能性に挑む。会員の代表作品130点を展示発表するほか、ステージ上において書と照明、音楽を合わせた書的フォーマンスを行い、「書の美」をアピールする。 |
22 | 出雲し美し〜島根キルト交流事業〜 | 「織在月」実行委員会 | 斐川町 | 9月 | 200 | 出雲キルト美術館と荒神谷博物館を会場にキルトの制作体験事業とハンドクラフト・ミニコンテストを開催し、キルトによる交流の輪を広げる。古布を再利用した手作りの楽しさを紹介するとともに、キルトを通じて潤いのある町作りを目指す。 |
23 | 湖西美術館2009Tシャツアート展 | 出雲・宍道湖ツーリズムの会 (Tシャツ事業部) |
斐川町 | 10月 | 100 | 広く一般から写真やイラスト、書などデザインを募集し、Tシャツにプリントして斐川町宍道湖西岸の田園地帯をギャラリーに見立てた「湖西美術館」に展示発表する。田んぼにはためく作品とともに、背景に拡がる斐川町独特の景観も楽しんでもらおうと実施する。 |
24 | 第24回国民文化祭2009しずおか農村歌舞伎まつり |
出雲歌舞伎むらくも座 | 静岡県 | 11月 | 400 | 古くから郷土芸能として親しまれてきた歌舞伎を伝承しようと、県内各地での出張公演や子供への継承活動、また国際交流にも取り組んでいる。全国規模で開催される文化の祭典「国民文化祭」に参加し、他の団体が保持していない珍しい演目を披露する。 |
国際文化交流
事業名 | 団体名 | 実施地 | 実施月 | 助成決定額 (千円) |
事業概要 | |
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25 | バンクーバー室内合唱団交流事業 | バンクーバー室内合唱団交流事業実行委員会 | 出雲市 | 11月 | 1,400 | 出雲とカナダとの交流10周年を記念し、世界でもトップクラスのバンクーバー室内合唱団を招き出雲市内の合唱団体と交流を行う。ワークショップでは合唱団体ごとに指導を受ける。また演奏会では各国の歌を発表し、合同合唱も披露する。歌を通じて相互の文化を理解し、国際感覚を培うことを目指す。 |
26 | ワシントン大学ウィンドアンサンブル国際交流事業 | ワシントン大学ウィンドアンサンブル国際交流実行委員会 | 出雲市 | 3月 | 1,300 | ワシントン大学音楽部約60名と世界的指導者ティモシー・サルツマン氏を招き、県内の吹奏楽団体との音楽交流を行う。参加者を公募し講習会とジョイントコンサートを開催、吹奏楽を通じて互いの音楽を高め合う。また、交流会では島根の民謡など郷土文化を紹介し、国際交流の意義を学ぶ。 |
27 | ウィーン国際音楽交流事業 | 江の川響友会 | オーストリア | 2〜3月 | 1,400 | 石見智翠館高校吹奏楽員と吹奏楽に関わる社会人、石見神楽関係者総勢80名がウィーンに赴き、学校とホールと2箇所で交流演奏会を行う。吹奏楽と石見神楽との融合作品をメインに、邦人作品やウィーンに縁のある曲など10数曲を演奏、日本の吹奏楽と石見神楽を紹介する。 |
28 | 島根県高等学校選抜吹奏楽団国際交流事業台北公演 | 島根県吹奏楽連盟 | 台湾 台北市 |
12月 | 1,100 | 昨年の島根ディレクターズバンド台北公演をきっかけに台湾との吹奏楽を通じた音楽交流が誕生。今回、県下から公募した高校生選抜チームが4日間の日程で台北市を初めて訪問し、演奏会と合同練習会を行う。日本の高校生による吹奏楽文化を存分にアピールし互いの音楽文化について理解を深め合う。 |
お問い合わせ先
文化国際課
島根県環境生活部文化国際課 【住所】 〒690-8501島根県松江市殿町1番地 【電話】 ○国際交流係/0852-22-6493 ○多文化共生係/0852-22-6462 ○多文化共生推進スタッフ/0852-22-6470 ○文化振興室/0852-22-5878 ○島根県パスポートセンター/0852-27-8686 【FAX】 ○国際交流係・多文化共生係・文化振興室/0852-22-6412 ○島根県パスポートセンター/0852-25-9506 【E-mail】 ○国際交流係・多文化共生係 bunka-kokusai@pref.shimane.lg.jp ○多文化共生推進スタッフ tabunka-kyousei@pref.shimane.lg.jp ○文化振興室 bunkashinko@pref.shimane.lg.jp ○島根県パスポートセンター passport@pref.shimane.lg.jp