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平成19年度助成事業(追加決定分)

平成19年度追加分では、34件の事業に対し合計19,800,000円の助成を決定しました。

地域文化振興

  事業名 団体名 実施地 実施月 助成決定額
(千円)
事業概要
地域文化振興
1 懐かしい昭和30年代が蘇る
ビー玉の街プロジェクト
ビー玉の街プロジェクト実行委員会 雲南市 10月 200 昭和30年代の商店街を描いた「ビー玉の街」の作者毛利フジオ氏(加茂町出身のイラストレーター)を講師に迎え、基礎などを学べるイラスト教室と、出前講座を行う。幅広い年齢層の参加者が、昔の町並みや地域の変遷に触れながら、イラストを描くことを楽しむ。
2 <県民文化祭共催事業>
第3回奥出雲町芸術文化祭
奥出雲町文化協会 奥出雲町 11月 500 地域の文化団体の意欲向上と活動の活性化を目指し、横田と仁多の2会場で文化協会加盟団体による展示発表と音楽祭を行う。また、誰でも参加できる体験コーナーを設置し、実際に文化活動にふれる機会とする。
3 石西を中心としながら広域的で新しい地域の中世史像を住民が主体となって構築する事業 石西の文化を学ぶれんげ草の会 益田市 8〜3月 700 地域の歴史的・文化的環境に対する住民の役割がいかに大切であるかを学習し、住民主体の地域作りを考えていこうと講師を招いてシンポジウムや協議会を開催する。また、県西部の中世史に大きな影響を与えた益田氏の歴史を紐解きながら、歴史研究上の問題点を分析する。
4 <県民文化祭共催事業>
月山富田城月見の宴
広瀬町文化協会 安来市 9月 500 尼子の城下町で開催する月見の宴。中秋の名月を仰ぎながら地元文化団体が各種芸能を発表するほか、ふるさとの昔語りなどを行う。倉敷から筝、尺八のプロ奏者を招き、地元の小・中学生と合同演奏も行う。
5 銅鐸の響き加茂弥生まつり事業 銅鐸の響き加茂弥生まつり実行委員会 雲南市 10月 700 加茂岩倉遺跡の銅鐸など豊かな文化財にちなみ、神話のふるさと・雲南らしい「弥生」をイメージして実施している。弥生時代の集落を再現した会場で、土器つくりや草木染めなどの古代体験を実施するほか、古代空間を創出するクレイアートを参加者で作成し展示する。

 

芸術文化振興

芸術文化振興
6 生命と神話が息吹く日本のふるさとー雲南
第4回出雲ほむら《炎》短歌賞
出雲銅鐸文化ほむらフォーラム 雲南市 8〜11月 500 和歌発祥の地として、短歌を通じて世代間交流を行い日本語の美しさを再認識しようと実施する。全国から短歌を募集し歌集を編む「短歌賞」のほか、著名な歌人から指導が受けられる創作交流会や撰者を交えた歌会を行う。若年層の取り込みを図る。
7 清吟堂吟友会松江ブロック30周年記念吟詠剣詩舞道大会 清吟堂吟友会松江ブロック 松江市 10月 400 松江ブロック設立30年の節目として詩吟の世界を県民に広く紹介し、親しんでもらおうと記念事業として開催する。解りやすい説明を入れながら松江にちなんだ構成吟などを披露する。市内の幼稚園児や高校生が出演するほか、はじめての試みとして外国人だけでの吟詠も行う。
8 2008松江・能を知る集い"能楽囃子の神秘〜笛と小鼓" 松江・能を知る集い実行委員会 松江市 3月 100 地方において実際に触れる機会が少ない能について、島根県に縁のある能楽師2名を招きワークショップを開催する。能における楽器の役割や奏法をテーマに実際に笛や小鼓を体験し、日本の伝統文化を理解する契機とする。
9 斐伊川夕刻篝火舞 斐伊川夕刻篝火舞実行委員会 雲南市 9月 300 県内の子供団体含めた4社中が「八俣の大蛇」の舞台である斐伊川河川敷において、夕刻の篝火をバックに神秘的な神楽公演を行う。出演者が共通の演目を上演することで社中による舞方の違いを見てもらうとともに神話の地としてアピールし、地域の盛り上げを図る。
10 石見銀山遺跡世界遺産登録支援
白銀の舞共演大会
石見銀山神楽連盟 大田市 2月 1,000 石見銀山の世界遺産登録を支援しようと、大田地域の神楽社中が連盟を発足させ、神楽を通じて銀山及び地域の紹介を行う。今回は石見銀山の歴史の一端を題材にした創作演目をメインに、神楽の面白さや醍醐味を通して銀山の素晴らしさを知ってもらう。
11 奥出雲太鼓祭 奥出雲太鼓祭実行委員会 奥出雲町 10月 1,000 奥出雲町では「仁多乃炎太鼓」の活動に触発され、園児から大人まで幅広い年齢層の太鼓団体が活動している。これらの団体が一堂に会し日頃の成果を披露するとともに、郷土芸能として一層の飛躍を目指す。県内外からも太鼓チームが出演する。
12 邑智の地芝居&伝統芸能祭PART7−後継者発掘・子供芝居&ワークショップ開催PART3− 悠邑GENKIおこしの会 川本町 2月 200 川本町の地域興しグループが中心となって行っている地芝居公演。近隣の地芝居グループが出演するほか、平成17年からは子供たちの才能を発掘していこうと子供役者を公募している。芝居に馴染むためのワークショップやバックステージツアーも併催する。
13 市民参加創作舞台
『あなたの鍾馗(ショウキ)は誰ですか』
NPO法人創作てんからっと 浜田市 8月 1,600 NPO法人設立後初の創作舞台として、住民主体で企画・運営して行う。神楽の演目からヒントを得たオリジナル脚本を、公募による出演者と神楽社中の助演を得て上演する。舞台芸術の浸透を図るとともに、創作活動への新たな人材発掘を目指す。
14 益田市ジュニア合唱団ミュージカル劇団くちぶえ第5回共同公演 益田市ジュニア合唱団・劇団くちぶえ 益田市 8月 400 益田圏域を代表する2つのジュニア団体が西部における芸術活動の活性化を目指して行う共同公演。1部で合唱、2部ではミュージカルを発表し、3部で合同の舞台を創る。家族や地域とのつながりを大切にしながら手作りを心がけ、新しい脚本や歌、ダンスに取り組む。
15 ミュージカル「あかとんぼ」(仮題) ぷろじぇくと・アイ 益田市 1月 600 平成16年の市民参加ミュージカルを機に結成し、脚本や演出など会員身らで手掛け地域に根ざした活動を続けている。30〜40名の出演者を公募し、地元の文化団体の協力とプロ演出家の監修を得て、よりレベルアップした舞台を目指す。
16 舞台演劇「蒲田行進曲」
〜広島激情編〜
劇団ドリームカンパニー 益田市 2月 300 中央でプロが上演する舞台演劇を地方で紹介しようと平成10年に劇団を結成。つかこうへいのオリジナル性を活かしつつ独自のアレンジを加えた「蒲田行進曲」を、10代の新人団員とベテラン団員で上演する。道具類を充実させ、エネルギッシュな舞台を目指す。
17 幸せのタイミング第3弾
〜豪田結婚相談所物語〜
劇団Yプロジェクト 松江市 10月 500 平成4年に結成以来、他の団体や一般市民と交流しながら公演を行っている。現代の結婚観から晩婚化や少子高齢化を採り上げた劇団のオリジナル作品に改訂を加え、他の演劇団体、地元アーティストの客演・制作面での協力を得て上演する。
18 <県民文化祭共催事業>
〜即興のプロと遊ぶ〜
ワークショップ「わくわく表現コミュニケーション」
島根演劇ネット 松江市
大田市
1月 200 即興演劇の専門家である伽羅氏を講師に招き、演劇の基本であり教育現場でも取り入れられつつある「即興」についてのワークショップを開催する。演劇愛好者から一般、高校生までを対象に、松江と大田の2会場で実施し県内全体での均一的なレベルアップを目指す。
19 森山貴宏トロンボーン・リサイタル 森山貴宏トロンボーン・リサイタル実行委員会 出雲市 8月 300 出雲市出身のトロンボーン奏者・森山氏を中心とした初の金管楽器によるリサイタルを行い、ソロ演奏や、ピアノ、トランペットとのアンサンブルなどを披露する。県内の若手演奏家が自らの音楽活動を開拓し、音楽文化の発展に寄与することを目指す。
20 室内楽の夢Vol.3 室内楽の夢 出雲市 9月 300 県内では浸透していない室内楽演奏会の実施と、地元の音楽家支援を目的として平成16年にグループを結成。出雲圏域の若手演奏家を起用し、経験豊富な演奏家との共演を主体に行う。質の高い演奏会を提供することで音楽が育つ土壌作りを目指す。
21 原田悠子ヴァイオリン・リサイタル 原田悠子ヴァイオリン・リサイタル実行委員会 出雲市 10月 100 出雲圏域で活躍する若手ヴァイオリニストに演奏の機会を提供し、演奏者の成長を促すとともに弦楽器による室内楽の普及を目指してリサイタルを行う。また、島根県出身のプロ・ヴァイオリニストによる公開レッスンを行い、ヴァイオリンを学ぶ子供たちの学習の場とする。
22 石央音楽祭 石央音楽祭実行委員会 浜田市 12月 400 浜田地域で活動する団体や地元出身の音楽家、音大生たちに地元における発表の場を提供し、音楽活動の活性化と定着を図ろうと開催する。今回は市内の合唱団体にも出演時間を作り、市民公募で作る合唱団「響」との大合唱を披露する。
23 第2回ど田舎ジャズフェスタinますだ〜どっこい、過疎でもジャズは芽吹いている〜 ど田舎ジャズフェスタinますだ実行委員会 益田市 12月 600 ジャズで益田を盛り上げようと平成18年から始めたフェスティバルで、島根県内、また近隣県のアマチュアグループが出演する。今回はプロ奏者・角田健一氏による公開クリニックを併催、コンサートでは出演団体とのセッションを行う。ジャズの街・益田を目指す。
24 山陰フィルジュニアオーケストラ
第20回定期演奏会
山陰フィルジュニアオーケストラ 松江市 8月 200 小学生から22歳までの団員で構成し、オーケストラ活動を通じて豊かな感性の育成を目指している。結成20周年を記念し、ドヴォルザーク作曲「新世界から」他、初めての3管編成曲(デュカス)を取り上げ、内容の濃い演奏会を行う。
25 第1回島根ホルンフェスティバル 島根ホルンクラブ 松江市 9月 300 県内では初めてとなるホルンフェスティバルを開催し、プロとアマチュア、参加者同士のつながりを深めながら一般の聴衆者にホルンの魅力を紹介する。演奏会ではホルンクラブの発表や参加者全員による大合奏を、またホルンアンサンブルの公開レッスンを実施する。
26 SUNINWORLDコンサート SPT
(ソーシャル・プロフェッショナル・チーム)
松江市 2月 300 山陰をモチーフにした物語や曲・ダンス・アニメキャラクターを一般から公募し、背景に映像を入れコンサートを行う。出演者たちが作品によって異なるそれぞれの「山陰」を表現する。ジャンルを越えた新たな創作文化として発信する。
27 松江藩元鉄師頭取絲原家「たたらと小雪のまつり」(仮称) 財団法人絲原記念館 奥出雲町 10月 700 たたら製鉄という伝統産業について広く知ってもらおうと、楽しみながら鉄作りに参加できる事業を行う。実験たたらで銑を生産しこれを様々な道具に仕上げる行程や、電子レンジを使った簡単な鉄作りなどを参加者と一緒に体験する。
28 伝統工芸を子どもたちに伝える事業「人間国宝に学ぶ心と技」「紙のはじまり・・・三椏かわはぎ〜紙すきまで」 財団法人安部榮四郎記念館 松江市 10・2月 300 伝統工芸である出雲民芸紙の普及拡大を目指し実施する。原木から紙すきまでの行程を古くから伝わる技法で体験する。また、紙すき体験では、人間国宝から直接指導を受け、伝統を守り伝える職人の精神に触れる。紙版画で記念となるオブジェ制作も行う。
29 若い芽育成プロジェクト 島根県高等学校文化連盟 松江市 9〜3月 2,800 高校生と県民が文化活動を通じて触れ合い高校生自身に地域文化の担い手としての意識を促す。今回は後継者育成が重要な6つの事業に特化し、より多くの県民に興味を持ってもらえるよう、積極的なアピールを展開する。
30 <第22回国民文化祭とくしま2007>
民謡・民舞の祭典
朝原みのり会(出雲市) 徳島県
三好市
10月 200 昭和51年に安来節愛好者で結成し、安来節や銭太鼓の師範取得に挑戦しながら、地域を中心に活動している。10名が参加し、唄と踊り、アレンジを加えた銭太鼓などを披露する。国民文化祭への参加は2回目。

 

国際文化交流

  事業名 団体名 実施地 実施月 助成決定額
(千円)
事業概要
国際文化交流
31 キルギス日本語作文コンクール優秀作品集の刊行 ヒューマンアンドジオサイエンス 島根県
(キルギス)
9〜3月 100 島根県ではほとんど知られていないキルギス共和国において、5年間実施されてきた日本語作文コンクールの優秀作品を刊行し、島根県内の学校や文化団体などに広く紹介する。キルギスとの文化交流の出発点を目指すとともに、日本語・日本文化についてあらためて考える契機とする。
32 出雲ーパレスチナ・プロジェクト 出雲とベツレヘムー音楽のかけはし イスラエル 10月 500 出雲市内で活動する音楽家たちがベツレヘムを訪問し音楽を通じた交流事業を行う。室内楽演奏会を開催するほか、地元の音楽アカデミー生徒を対象にワークショップや日本文化の紹介などを行う。また、若手音楽家にレクチャーを実施し演奏会で共演する。
33 日台ディレクターズバンド国際文化交流事業 島根県吹奏楽連盟 台湾 1月 1,100 昭和58年に吹奏楽指導者で結成した島根ディレクターズバンドが台湾との初の交流音楽会を開催する。台湾のディレクターズバンドと交流演奏会を行うほか、学生を対象にした講習会を実施し、吹奏楽の研究と指導に関する情報交換を行う。
34 2007第32回ジャパンウイーク さだ須佐太鼓団 ポーランド 10月 1,900 一般と高校生の太鼓メンバーで太鼓団を組織し、47名がワルシャワで開催されるジャパンウィークに参加する。島根にちなんだ曲を披露するほか、翌日の学校訪問では太鼓指導を行う。太鼓を紹介する中で国際感覚を養い、地域活動への還元を図る。


お問い合わせ先

文化国際課

島根県環境生活部文化国際課
【住所】
〒690-8501島根県松江市殿町1番地
【電話】
○国際交流係/0852-22-6493
○多文化共生係/0852-22-6462
○多文化共生推進スタッフ/0852-22-6470
○文化振興室/0852-22-5878
○島根県パスポートセンター/0852-27-8686
【FAX】
○国際交流係・多文化共生係・文化振興室/0852-22-6412
○島根県パスポートセンター/0852-25-9506
【E-mail】
○国際交流係・多文化共生係 bunka-kokusai@pref.shimane.lg.jp
○多文化共生推進スタッフ tabunka-kyousei@pref.shimane.lg.jp
○文化振興室 bunkashinko@pref.shimane.lg.jp
○島根県パスポートセンター  passport@pref.shimane.lg.jp