平成19年度助成事業(当初決定分)
平成19年度当初分では、32件の事業に対し合計45,500,000円の助成を決定しました。
地域文化振興
事業名 |
団体名 |
実施地 |
実施月 |
助成決定額 (千円) |
事業概要 |
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1 | <県民文化祭共催事業> スサノオスピリット2007 |
佐田町文化協会 | 出雲市 | 11・12月 | 3,200 |
地域固有の「須佐之男尊」伝説を活かし、スサノオをテーマとした様々な事業に平成15年から取組んできた。昨年始めた「スーパー神楽ベストテン」も継続する。今回は地元写真団体や高校生による新たなプログラムが加わるとともに、これまでの事業を充実させ地域芸能としての定着化を目指す。 |
2 | ふるさと歌まつり2007 | ふるさと歌まつり2007実行委員会 | 出雲・松江他 | 4〜12月 | 200 |
ふるさとをイメージした曲や歌詞を一般公募し地域応援歌としてCDアルバムにまとめ、コンサートやライブで発表する。地元音楽団体と共演したり、同様のイベントを実施した団体とのネットワークを通じて更に発展させ、地域活性化の一助を目指す。 |
3 | たたら製鉄炎の伝承プロジェクト2 村下塾「近代だたら操業と春夏秋冬鉄の歴史村満喫体験」 |
財団法人 鉄の歴史村地域振興事業団 |
雲南市 | 5〜12月 | 1,000 |
鉄文化の裾野を広げようと平成18年から内容を新たに実施しているたたら操業の体験事業。今回は吉田の文化や風土にも触れてもらい、地域・参加者間の交流も深めようと「春夏秋冬満喫体験」と題し、包丁つくりやしめ縄つくりなども行う。 |
4 | 石見銀山体験講座2007 | NPO法人 しまね歴史文化ネットワークもくもく |
大田市 | 9月 | 400 |
その全貌や価値がわかりにくいといわれる石見銀山について、深く理解してもらおうと、地域の歴史や生活文化、遺跡調査などの講座にフィールドワークを組み合わせ、3泊4日のスクーリングを開催する。保全ボランティア活動を通じて地域と交流し、地域学習の機会とする。 |
芸術文化振興
5 | 第3回松江文学祭 山陰文学学校の開校 |
山陰文芸協会 | 松江市 | 4〜9月 | 600 |
山陰の文学活動を盛んにしようと文壇の第一線で活躍する著名な作家、編集者を招聘し、国内でも珍しい文学学校を開催する。文芸作品を読み解く方法や実践的な執筆の技量を学び、受講者は実際に作品を完成させる。 |
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6 | <県民文化祭共催事業> 出雲歌舞伎復活公演 |
島根県地歌舞伎連合会 | 出雲市 | 9・11月 | 5,400 |
出雲地方に伝承されながらも戦後過疎化により上演が途絶えてしまった出雲歌舞伎の再興を目指し、地元団体が連携して復活公演を行っている。平成18年までに33演目を復活させてきた。規模が大きく上演を見送ってきた演目に地域が一体となり、芸能文化の発展に取組む。 |
7 | 「鼓童」アスパル公演 | 「鼓童」アスパル公演実行委員会 | 雲南市 | 6月 | 1,800 |
「雲南市太鼓連合」と地域が協力し、世界中で活躍している和太鼓団体「鼓童」を招聘して行う太鼓のコンサート。地元奏者が出演し、プロとの合同演奏も行う。また一流の技術を学ぶためのワークショップを実施し、情報交換しながら交流を深め、太鼓による文化活動の活性化を図る。 |
8 | 掛合太鼓結成30周年フェスティバル | 掛合太鼓保存会 | 雲南市 | 11月 | 1,000 |
保存会が、会員OBや地元で活動している太鼓団体とともに作る、記念大会。太鼓のそろい打ちや新曲を披露し、30年の活動の成果を発表する。また、県内外から有数の和太鼓を招聘し、競演を楽しんでもらう。 |
9 | 神話の森「邦楽」コンサート | 神話の森「邦楽」コンサート実行委員会 | 雲南市 | 7月 | 700 |
二十五絃筝と尺八の若手ユニット「URANUS(ウラナス)」を招聘し、地元奏者の出演を含めた演奏会を開催する。前日は学生や一般向けにワークショップを行い、学習者への刺激とする。同年開催「全国高等学校総合文化祭」の邦楽部門は雲南会場が予定されているので、相乗効果による一層の周知を目指す。 |
10 | <県民文化祭共催事業> プリマヴェーラ3 |
島根県洋舞連盟 | 松江市 | 12月 | 3,800 |
連盟に所属する3団体が共同で企画運営し、脚本、演出、振付も自ら手掛けて行う、クラシックバレエとジャズダンスのコラボレーション舞台。総勢約150名でオリジナル作品を上演する。会員相互が交流・刺激し合うことでより芸術性を高め、芸術文化による豊かな社会作りを目指す。 |
11 | TRYミュージカル!! | 松江ミュージカルネットワーク実行委員会 | 松江市 | 5〜9月 | 500 |
松江市内で地域づくりを行っている団体とミュージカルサークルが共同して行う。元劇団四季の俳優を講師に迎え、参加者を一般公募してミュージカルの基本を学ぶワークショップを開催する。最後にまとめの発表会を行い、ミュージカルナンバーを披露する。 |
12 | <県民文化祭共催事業> 出雲の春音楽祭2007 出雲オペラ「カルメン」 |
出雲の春音楽祭実行委員会 | 出雲市 | 7月 | 3,900 |
団体、音楽分野をこえ、地域が一体となって創る音楽祭として平成15年から開催している。中央で活躍している地元出身のプロと地域声楽家をキャストに迎え、合唱、管弦楽他スタッフなど参加者を広く公募し、本格的なオペラとして「カルメン」を上演する。 |
13 | ラメールクラシックサロン 2007 |
ラメールクラシックサロン実行委員会 | 雲南市 | 4月 | 400 |
島根に馴染みの深い演奏家を招いて平成14年から開催しているサロンコンサート。今回は、ドイツからJ.ベルトーク氏他3名を招き、バイオリン教室の生徒や東部地区の一般参加者を対象とした弦楽ワークショップも行う。演奏会では地元の愛好者も参加し、プロとの合奏を披露する。 |
14 | 「ラメールジャズオーケストラ」フォローアップ事業 | ラメールジャズオーケストラ実行委員会 | 雲南市 | 4〜12月 | 1,100 |
日本を代表するジャズピアニスト、故世良譲氏の出身地である雲南にジャズの風土を育成しようと平成17年に山陰初の中・高生によるジャズビッグバンドを発足させた。その教育環境の基盤を強固にするため、中央のプロ講師によるワークショップと演奏会を行う。 |
15 | <県民文化祭共催事業> 雲南ウィンドオーケストラ 〜ハートフルコンサート〜 |
加茂町文化協会 | 雲南市 | 11月 | 900 |
平成16年に続き、幅広い年齢層の参加者による吹奏楽団を再結成し、雲南地域にちなんだ作品をメイン曲に使った演奏会を行う。加茂町文化協会に所属する雲南吹奏楽団を中心に、技術的には初級者から上級者まで隔て無く参加者を公募し、吹奏楽を一緒に楽しめる事業を目指す。 |
16 | 山陰フィルハーモニー管弦楽団元気館公演 | 邑南町文化振興事業実行委員会 | 邑南町 | 7月 | 500 |
邑南地域では初めて山陰フィルハーモニー管弦楽団を召致し、地元の子供たちとの共演や指揮者体験などでオーケストラを楽しむ。フィルの団員と一緒になって企画運営していくなかで芸術文化活動に対する関心を高め、今後の文化活動発展の起爆剤となることを目指す。 |
17 | プラバ・ミューズコール 20周年記念コンサート |
プラバ・ミューズコール | 松江市 | 4月 | 500 |
主に市内の各小学校や合唱団の指導者が中心となって、松江市プラバホールの開館と同時に結成、地域に溶け込んだ活動を続けている。今回、写真を演出に使ったり、ハープや弦楽四重奏の伴奏で華やかにし、新しい合唱つくりを提唱する記念演奏会として取組む。 |
18 | ゾリステンアンサンブル第10回記念演奏会 | ゾリステンアンサンブル | 松江市 | 7月 | 500 |
当初大学生中心で創団し、その後団員が入れ替わり継続活動している。数年来の指導者である藤井宏樹氏を山梨県から初めて客演指揮として招き、4部構成でヨーロッパの合唱曲や島根のわらべ歌など国内外の作品を演奏する。地元の合唱団体との合唱も披露する。 |
19 | カラコロ・フォルクローレフェスティバル | 山陰アマチュアギターネットワーク | 松江市 | 7月 | 400 |
南米アンデスの民族音楽「フォルクローレ」の理解と普及を目指し、プロ奏者によるギターやケーナの公開レッスン、またプロと参加者による合奏を行う。山陰ではまだ馴染みが薄いので、今回の音楽交流を通して情報発信の契機とする。 |
20 | 旅〜音にのせて〜 コンサート |
MINOKAI | 松江市 | 8月 | 200 |
島根大学で音楽を専攻した会員6名が、同じく地元出身の音楽家たちとつくるフルートとピアノ、声楽の演奏会。今回、フランス留学中の会員の帰国に合わせて開催し、「音楽で旅する」をテーマに古典から現代まで幅広い楽曲を披露する。島根で育ちつつある若手音楽家の活躍を広く周知し、地元の音楽文化発展を目指して行う。 |
21 | なかうみ交響楽団 第2回演奏会 |
なかうみ交響楽団 | 松江市 | 9月 | 800 |
中海圏域で活動している団体と個人が、地域活動を支援し合うことや単独では不可能な大曲の演奏を目的として、平成16年にネットワークオーケストラを立ち上げた。今回は第2回目となる演奏会として、松江市出身のピアニストとの共演でピアノ協奏曲などを披露する。 |
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22 | 松江プラバ少年少女合唱隊定期演奏会 〜挑戦!!新しい劇場〜 |
松江プラバ少年少女合唱隊 | 松江市 | 11月 | 1,500 |
平成16年からオペラとミュージカルに取組んだ成果を踏まえ、動きを取り入れた新しい合唱のスタイルである<シアターピース>に初めて挑戦する。地元の管弦楽・打楽器演奏家の助演によるステージや、選曲のジャンルとしては初の日本民謡も演奏する。 |
23 | <県民文化祭共催事業> 第16回県民手づくり第九コンサートin島根 |
島根第九をうたう会 | 松江市 | 12月 | 200 |
オーケストラ、合唱とも広く団員を公募し、7ヶ月の練習期間を経て毎年12月に行う第九の演奏会。毎年約2割は初参加者であり、基礎練習を組み込みながら技術的なレベルアップも図っている。「第九」ネットワークは県下全域に広がっており、音楽文化の拡大につながる新たな活動の原点を生みつつある。 |
24 | <県民文化祭共催事業> 2008アマチュアバンドフェスティバル |
サウンドライブしまね実行委員会 | 松江市 | 2〜3月 | 2,200 |
島根に暮しながら音楽を楽しむ機会を創出し、アマチュアによるバンド文化を発展させようと開催するバンドの祭典。県下7会場がそれぞれ開催地の特色を活かして、2ヶ月に渡りコンサートやワークショップを実施する。ライブを企画運営していくノウハウやバンドを支援するサポーター育成も目指す。 |
25 | <県民文化祭共催事業> しまね映画祭2007 |
しまね映画祭実行委員会 | 松江市 | 6〜11月 | 4,800 |
島根の特色を活かして県下全域で行う総合映画祭。映画つくりを体験する「映画塾」や映画について語り合う「シネマ楽」などを展開する。県民と行政、公立文化施設がネットワークを構築して運営してきたがこれに加えてサポーター制度を新設し、地域つくりとしての「映画祭」を目指す。 |
26 | 第2回しまねTシャツフェスティバル開催事業 | Tシャツフェスティバル実行委員会 | 松江市 | 7月 | 500 |
生活に密着したTシャツを素材に、島根の特色をイメージしたオリジナルTシャツデザインを県内から広く公募し、優秀作品の審査と展示を行う。県内のデザイナーやクリエイター、福祉施設関係者で組織した実行委員会により、新たな文化創造の場を目指す。 |
国際文化交流
事業名 |
団体名 |
実施地 |
実施月 |
助成決定額 (千円) |
事業概要 |
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27 | 出雲神楽・民謡安来節ドイツ公演実施プロジェクト2007 | 安来節ドイツ公演実行委員会 | ドイツ | 5月 | 1,000 |
ドイツのゾーリンゲン、ジークブルグ、デュッセルドルフにおいて安来節の公演を行い、一般市民に「どじょうすくい」を広くアピールする。あわせて子供を対象に安来節体験教室を開催し、その独特な動きを楽しんでもらう。ゾーリンゲンとは「鉄の町」という共通点もあり、新たな文化のつながりを見出す契機を目指す。 |
28 | 出雲神楽・民謡安来節ドイツ公演実施プロジェクト2007 | 大東町神楽連絡協議会 | ドイツ | 5月 | 900 |
大東町内の5社中で組織する協議会がドイツのゾーリンゲン、ジークブルグ、デュッセルドルフを訪問し、古くから伝わる神代神楽を上演する。地元の音楽グループと共演し文化交流を深めるほか、神楽の実体験により日本文化に実際に触れてもらう。 |
29 | 第5回ウラジオストク・ビエンナーレ島根文化紹介事業 | ロシアを理解する市民講座実行委員会 | ロシア | 6〜7月 | 600 |
北東アジア間の芸術文化交流を目的に2年に1回開催される「ウラジオストク・ビエンナーレ」に参加し、島根の様々な文化紹介を行う。地元音楽団体と隠岐民謡のセッションによる音楽交流、島根文化を題材にした研究講演会など市民と一緒に行い、ロシアとの相互交流拡大を目指す。 |
30 | 建国50周年、馬日友好50周年記念日本民謡の夕べマレーシア公演(イポー公演、ペナン公演) | 民謡しげさ会 | マレーシア | 6月 | 700 |
マレーシア建国と友好の記念として、その地区の学生と一緒になってマレーシア国内のイポー、ペナン2箇所で「日本民謡の夕べ」と題したコンサートを開催、日本民謡を広く紹介する。学生にも参加・体験してもらい、交流を深める。 |
31 | 国際文化交流コンサート | 川本国際文化交流実行委員会 | 川本町 | 4月 | 300 |
町内の神楽社中と太鼓同好会が合同で国際文化交流を進めようと実行委員会を結成して行うコンサート。太鼓を通じて6年前から交流関係にあるデンマークの「生動太鼓」を招聘し、それぞれのワークショップと合同演奏会を実施する。地元の子供たちにも異文化に触れてもらい国際交流への理解を深める。 |
32 | 第3回八雲国際演劇祭 | 八雲国際演劇祭実行委員会 | 松江市 | 11月 | 5,000 |
文化や言葉の違いを越えて演劇の楽しさを共有しようと、3年に1回開催される演劇祭。世界の優秀なアマチュア劇団が集まり「コンテスト公演」と「特別公演」を行う。地域住民と地域内外のボランティアが企画運営に携わり事業を展開していくことに特徴があり、国内で唯一継続実施されているアマチュア国際演劇祭である。 |
お問い合わせ先
文化国際課
島根県環境生活部文化国際課 【住所】 〒690-8501島根県松江市殿町1番地 【電話】 ○国際交流係/0852-22-6493 ○多文化共生係/0852-22-6462 ○多文化共生推進スタッフ/0852-22-6470 ○文化振興室/0852-22-5878 ○島根県パスポートセンター/0852-27-8686 【FAX】 ○国際交流係・多文化共生係・文化振興室/0852-22-6412 ○島根県パスポートセンター/0852-25-9506 【E-mail】 ○国際交流係・多文化共生係 bunka-kokusai@pref.shimane.lg.jp ○多文化共生推進スタッフ tabunka-kyousei@pref.shimane.lg.jp ○文化振興室 bunkashinko@pref.shimane.lg.jp ○島根県パスポートセンター passport@pref.shimane.lg.jp