幼稚園教育要領、小学校学習指導要領及び中学校学習指導要領が改訂されるに際に、島根県教育委員会では、島根県の教育指針を示すため、島根県教育課程審議会（島根県教育委員会諮問機関）に「教育課程の編成と実施の在り方」について諮問しています。

　平成２０年３月の学習指導要領等の改訂に伴って、同年６月１２日、島根県教育委員会から島根県教育課程審議会に諮問を行いました。その後、平成２１年２月まで審議を重ねられ、平成２１年３月９日、島根県教育課程審議会答申が出されました。

学習指導要領等の基準を踏まえた上で、島根県の幼児児童生徒の実態、教育環境等を考え合わせ、島根県の幼稚園・小学校・中学校教育で大切にしたいことを提唱しています。

【内容の一部】

○幼稚園

　・規範意識の芽生えを養うことについて

　・体験活動を通して思考力の芽生えを養うことについて

　・豊かな感性や表現する力を養うことについて

○小・中学校

　・確かな学力をはぐくむ言語活動の充実について

　・自分を大切にし、他を思いやる心、卑怯を恥じる心をはぐくむ道徳教育の充実について

　・学校図書館を活用した教育の充実について

○幼・小・中学校

　・健やかな心と体の育成について

　・幼・保、小、中、高等学校の連携について

以下に、答申全文を掲載しています。

• 「学習指導要領等の改訂に伴う幼稚園、小学校、中学校における教育課程の望ましい編成と実施」について（ｐｄｆ）