「ふるまい向上｣を県民運動として広めていくために、「島根県ふるまい向上推進県民運動協議会」を設け、ご意見をいただくことにしました。県内各種団体の代表２０名の方に委員を委嘱し、６月２８日に第１回協議会を開催しました。

　当日は、１８名の委員が参加し、島根大学教育学部の加藤委員が会長に選出され、活発に意見がかわされました。

　実際に委員の方が取り組んでおられることや、普段の生活の中で気づかれたことなどについて、興味深い話をうかがうことができました。｢ふるまい向上｣を県民運動にしていくにあたって次のような意見をいただきました。

・それぞれで取り組んでいることが多くある。それらを「ふるまい向上」の視点でもう一度見直してはどうか。

・親はもちろん、周囲の大人が、どうかかわり、どう変わっていくかがポイントではないか。

・子どもや周囲に呼びかけるばかりでなく自らの行動から変えていくことが大切ではないか。

・当たり前のことを当たり前にできるようにしていきたい。

・我々（各委員所属団体）から、それぞれの団体にできる「ふるまい向上」の取組を始めていく。

・運動が大きな渦となり多くの人を巻き込んでいくようになるといい。

・「ふるまいは，しまねの文化です！」と言えるようになるといい。

　協議後半には安部副会長（奥出雲町教育長）から、「次回、我々委員が少しでも成果を持ち寄れるようにすることが、運動が大きく展開することになるのではないか。ぜひ取り組んでいきましょう。」と力強い言葉をいただきました。

　この「ふるまい向上推進県民運動協議会」から始まる「ふるまい向上」の動きが県民運動へと広がっていくように、島根県も様々な取組を進めます。

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