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姫逃池のカキツバタ(大田市)

カキツバタ

 

 

 姫逃池は三瓶山北の原の草原にある伝説の池で、カキツバタの群生でできた浮島があり、県の天然記念物に指定されています。

 カキツバタは5月上旬から咲き始め、6月上旬まで数千本のカキツバタ群落が訪れる人の目を楽しませてくれます。

 地元ボランティアの協力もあり美しい自然が守られています。

 

 

県立三瓶自然館サヒメル

http://www.nature-sanbe.jp/sahimel/(外部サイト)

 

交通アクセス

http://www.nature-sanbe.jp/sahimel/access.html(外部サイト)

 

 

 

 

 カキツバタ2かきつばた3かきつばた4

 

 カキツバタ5白いカキツバタ姫逃池の木道

 

 

いずれ「アヤメ」か「カキツバタ」?

「アヤメ」と「カキツバタ」と「ハナショウブ」。おそらく多くの方はこれらの区別がつかないのでは?

 見た目はそっくりのこれらの植物ですが、次の表に沿って判断すれば、どの植物か区別がつきます。

 

 一般によく見かけるのは「ハナショウブ」。「カキツバタ」を実際に見たという人は意外と少ないのでは?

 「百聞(ひゃくぶん)は一見(いっけん)に如(し)かず」と言います。姫逃池へ行って、実際に観察してみましょう。

 

見分け方

【見分け方】
種類 生息地 花の色 花弁の内側の特徴 葉の特徴
アヤメ 乾燥地の山野 紫色のみ 黄と紫の網目模様 幅が狭い(5mm〜1cm)
カキツバタ 湿地のみ

紫(まれに白)

白又は淡黄色の細い斑紋 幅2〜3cmで中心部が盛り上がらない
ノハナショウブ 湿地〜乾燥地 赤紫色 黄色の細い斑紋 幅2〜3cmで中心部が盛り上る
ハナショウブ 湿地 紫、白、絞り 黄色の細い斑紋 中心部が盛り上る
キショウブ 湿地 黄色 黄色の細い斑紋 幅2〜3cmで中心部が盛り上る

 注:一般に「ショウブ」と呼ばれているのは、園芸植物の「ハナショウブ」のことで、その原種で野山に見られるのが

 「ノハナショウブ」です。「ショウブ」は、ガマの穂を小さくしたような花をつけるサトイモ科の植物で、紫の花は咲きません。

 


お問い合わせ先

自然環境課

島根県庁 自然環境課   〒690-8501   島根県松江市殿町128番地 東庁舎3階
   Tel:0852-22-6172/6517(自然公園管理係)
           0852-22-5348/6433(自然公園施設係)
   0852-22-5347/6377/6516(自然保護係)
           0852-22-5724 (隠岐ジオパーク・自然公園活用推進係)
   Fax:0852-26-2142
   E-mail:shizenkankyo@pref.shimane.lg.jp(代表)
                 shizen-koen@pref.shimane.lg.jp(自然公園許認可担当)