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出雲市立第二中学校

 

 出雲第二中学校の2年生の生徒が、しまね環境アドバイザーの尾崎俊也先生(アースサポート株式会社社長)の『持続可能な自然および社会を支える産業廃棄物の処理と再利用のあり方』と題した授業を受けました。

 

2018年1月18日(木)しまね環境アドバイザー授業

 

講義を受ける、生徒の写真 

 

廃棄物ってなに?

誰にとっても不要物であり、個体または液体状のもの。

ただし、お金を払ってでも欲しい価値があれば『有価物』になります。

 

 

 廃棄物として捨てたもので、欲しいと言う人がいれば、有価物になる 

 

 

廃棄物には、建設現場から出る廃材、病院から出る注射器などの『産業廃棄物』と、一般家庭などから出る『一般廃棄物』があります。

 

 年間、一人当たりおおよそ、1kgのごみを出している

 

どのように分別、リサイクルするのか、一人一人の取組みが大事

 


最近のトピックス

廃棄物に関する最新のニュースを、尾崎社長の目線で解説

 

1.欧州はプラスチック製包装材を、2030年までに100%再利用可能な物とする計画を発表

→中国がリサイクル用廃棄物の輸入を禁止したため。

 

2.NTTドコモは、賞味・消費期限が近くなった食品の購入者にポイントを付与し、食品ロスを減らす実験的な取組を発表

→食品ロスは、環境問題の中で重要な課題になってくる。

 

世界、自社にとってどのような影響があるのか考えながらニュースを見る

 


アースサポートの取組みアースファーム

生ごみはできるだけ出さないことが大事ですが、どうしても出てしまった生ごみをリサイクルした液体肥料の製造を行っています。その液体肥料を使い、様々な野菜を栽培。無農薬、無化学肥料の地球にやさしい”循環型農業”は、食育にも一役買っています。 新芽の周りを、右回りの→で囲んでいる

 

 

世界のごみ処理問題

尾崎社長が訪れた国(インド、イギリス、モルディブ)がどのように、ごみ収集を行っているのかを教えていただきました。

 10年前のインド→町の中の至る所にごみが散乱していた。特に、貧困率が高い地域のごみ問題は深刻。

 イギリス→ある程度、細やかな分別回収をしていた。

 モルディブ→ごみを廃棄する島がある。ごみは野焼きにするため、島中にごみが溢れかえっていた。環境汚染も深刻。

 

加速度的に経済が発展していくと、ごみの排出も多くなります。経済状況や、社会の発展によって廃棄物の内容や処理方法も変わってくることが分かりました。

 


東日本大震災時の、アースサポートのボランティア活動

2011年3月11日に起こった東日本大震災。崩壊した家などの建物や木々などのがれきが散乱していた光景は、皆さんもテレビや新聞などを通じて記憶に残っていると思います。アースサポートは、東日本大震災の復興支援でボランティアとして参加。

尾崎社長は「地域の復興のためには、ごみ処理が必要不可欠でした。震災から、1年から1年半経った頃に、ごみ処理施設ができました」と仰り、写真を見ながら当時の様子を教えていただきました。
 

まとめ

尾崎社長が「廃棄物事業は、地域社会によって必要なライフライン(活動)だと思っています。これからも、良き企業、市民として地域のために活動していきます」と話されていたのが印象的でした。

 

じつは、『島根スサノオマジック』の会長も兼任している尾崎社長。授業の最後には『島根スサノオマジック』の活動紹介もありました!

 

生徒の感想

「ごみ処理は、私たちの生活に欠かせないことだと思いました。」

「私たちは将来を見据えています。尾崎さんの話を聞いて、とても視野が広がりました。」

 

尾崎社長に感想を伝える生徒 ごみの収集運搬をおこなうイラスト

 

 

担当者のつ・ぶ・や・

 日本だけではなく、世界のごみの収集、処理について聞くことができました。町中にごみが山積みになっていたり、ごみをきちんと処理していないため環境汚染に繋がったりと、ごみ処理の問題も、国や地域の事情によって異なるということが分かりました。世界の現状を聞くことで、生徒の皆さんも、ごみ処理は地球規模の環境問題として捉えることができたのではないでしょうか。 地球のイラスト

 


お問い合わせ先

環境政策課

〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
TEL:(0852)22-6379 FAX:(0852)25-3830
E-mail:kankyo@pref.shimane.lg.jp