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島根県立出雲農林高等学校

 

出雲農林高等学校の生徒さんが、

・出雲地区森林組合加工場(外部サイト)(出雲市朝山町)

を見学しました。

 

11月4日(金)出雲地区森林組合加工場見学

出雲地区森林組合加工場では、『スギ』と『ヒノキ』を、年間約2,000リューベ程度、取り扱っています。

一般組合員または、他森林組合から出るスギやヒノキ、出雲地区森林組合の間伐事業や原木市場で買い付けした間伐材を利用しています。

加工した木材は、工事用の法面保護パネル・木杭などの『土木資材』や、テーブル・ベンチ・ごみ箱等の『木工品』として販売を行っています。

 


吹き出しに、見学の様子を見ていきましょう!と記載

 

最初は、木材をどのように加工しているか、現場を見学しました。

丸太をカット 丸太のイラスト

赤い点線で囲んだ機械(写真左)で、原木の丸太を『丸棒』に削っています。担任の先生が、「木の感触を触って確かめてください。」と声掛けをすると、生徒たちは次々に丸棒を触っていました。

 

次は、『おがくず』

おかくずの説明を行っている、担当者 

木材を加工した時に発生する『おがくず』は副産物として、酪農や肥育農家で使用されます。

 

他にも、加工した木材がありました。

加工した木材の説明をしている担当者 間伐パネル 加工した木材

これらは、杭や丸棒、間伐材パネル等の木工品として使用されます。

 

3番目は、加工した木材の乾燥

木材の乾燥室

加工した木材には水分が含まれています。含水率を下げるため、1週間から10日間程度、蒸気式木材乾燥機に入れ乾燥させます。

 

4番目は、木材の含水率を計測

木材の含水率を測る生徒含水率計測器

木材の含水率を測り、覗き込む生徒の皆さん(写真左)。この水分計は、木材の上に置くだけで簡単に含水率を測ることができます。点線で囲んだ木材の含水率は、”67.2%”でした(写真右)

 

最後は、防腐剤・防蟻剤の注入

加工した木材に、防腐・防蟻剤を注入

赤い線で囲んだ機械施設に乾燥した木材を入れて、『防腐・防蟻剤』を注入します。

 

吹き出しに、減圧・加圧することで、薬剤の浸透を高めることを説明

 

 

見学が終わり、担当の方が”あるもの”を用意してくださいました!

それがこちら↓ 皆さん、これが何か分かりますか?

 

正解は・・・木材のコースター!

 

カットした丸太 丸太をやすりで削る生徒達

厚さ1センチ未満で、斜めにカットした丸太(写真左)。ギザギザした角等を『紙やすり』を使い、綺麗にします(写真右)

 

やすり後の、丸太の写真

角もとれ、触り心地もツルツル!

 

 

 

まとめ

指のイラスト昔は、スギや薪は”台所”や”風呂”に利用され、需要がありました。

しかし、時代とともにその需要は少なくなり、昭和39年に、『木材貿易完全自由化』となり、外国から安価な木材等が輸入されるようになりました。

 

出雲地区森林組合加工場は、”林業”ではなく、”木材製造業”です。

事業者の方が「”林業”とは、木を植え育てて切り、材木市場に売って生計を立てること。現代では、”林業”で生計を立てるのは難しくなっています。」と話されていたのが、印象的でした。

 

生徒さんも、「木材の加工現場を見ることができて、勉強になりました。」

と感想を述べていました。

 

担当者のつ・ぶ・や・き 

ポイントマーク林業と木材製造業の違い等、初めて知ることがたくさんありました。私も、生徒の皆さんと一緒に、木のコースター作りに参加しましたが、

紙やすりで削り、ツルツルになっていく爽快感をすごく感じました。

また、出雲地区森林組合では、出雲農林高校を卒業した先輩も働いているとのことです。

今回見学した生徒さんからも、将来、”担い手”となる人材が生まれるかもしれませんね。木のイラスト

 


お問い合わせ先

環境政策課

〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
TEL:(0852)22-6379 FAX:(0852)25-3830
E-mail:kankyo@pref.shimane.lg.jp